「第42回 大阪国際女子マラソン大会」の概要と結果・速報 - 1月29日開催
2023年1月29日(日)に、大阪府大阪市で「第42回 大阪国際女子マラソン大会」が開催されました。
レース結果
レースは、ヘヴン・ハイル・デッセ(エチオピア)が 2時間21分13秒で優勝しました。2位には メセレット・ゴラ・シセイ(エチオピア)が 2時間22分12秒で入り、3位には 安藤 友香(ワコール)が 2時間22分59秒で入りました。
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— 大阪国際女子マラソン (@owm_ktv) January 29, 2023
第42回 #大阪国際女子マラソン??♀️
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優勝?#デッセ 選手(エチオピア)
2時間21分13秒でゴールしました!
エチオピア勢は4年ぶりの優勝?
世界基準の走りを見せてくれました?? pic.twitter.com/VoluwYhNZB
レース順位
- 1位
- 2:21:13
- ヘヴン・ハイル・デッセ(エチオピア)
- 2位
- 2:22:12
- メセレット・ゴラ・シセイ(エチオピア)
- 3位
- 2:22:59
- 安藤 友香(ワコール)
- 4位
- 2:25:18
- 上杉 真穂(スターツ)
- 5位
- 2:25:20
- 吉川 侑美(ユニクロ)※MGC獲得
- 6位
- 2:25:24
- 前田 彩里(ダイハツ)※MGC獲得
- 7位
- 2:25:59
- 池田 千晴(日立)※MGC獲得
- 8位
- 2:26:09
- 大東 優奈(天満屋)※MGC獲得
- 9位
- 2:29:20
- 竹山 楓菜(センコー)
- 10位
- 2:29:45
- 棚池 穂乃香(大塚製薬)
レース経過
- START
- スタート時の天候は晴れ 。気温 7.5度、湿度 52.0%、風向き 西 2.4m/s。ペースメーカーの設定は、第1グループが 1km 3分20秒(フィニッシュタイム 2時間20分39秒予想)、第2グループが 1km 3分25秒(フィニッシュタイム 2時間24分09秒予想)です。
- 1km
- ペースメーカーを先頭に3分22秒で通過。少し抜け出している先頭グループは ペースメーカーの3名とチェプケモイ、デッセ、シセイ、安藤友香、佐藤早也伽、上杉真央、岩出玲亜の7名。少し遅れて、第2グループが続く。
- 5km
- 16分39秒で先頭グループが通過。先頭グループのメンツは変わらずの 7名。5km過ぎの給水所で、安藤と佐藤がリズムが合わず給水を取り損ねる。続いて 13名の第2グループが 26秒差で続く。
- 7.5km付近
- 佐藤と岩出の足が接触して転倒し、岩出は先頭グループにすぐに復帰するも佐藤が先頭グループから遅れてしまう。佐藤は再び走り始めるも転倒の際に膝を打ちつけた模様で出血が見られる。
- 10km
- 32分56秒で 6名の先頭グループが通過。16秒遅れで佐藤が通過。5kmの給水が取れなかった安藤、佐藤は 10kmの給水を取ることに成功。第2グループは 41秒差で 13名が続く。
- 10.5km
- 岩出が先頭グループから遅れる。
- 12km
- 佐藤が岩出を抜き 6位に上がる。
- 15km
- 49分30秒で チェプケモイ、デッセ、シセイ、安藤、上杉の 5名の先頭グループが通過。32秒差で 6位の佐藤が、54秒差で 7位の岩出が続く。8位からの第2グループは 1分28秒差で、招待選手の池田千晴、筒井咲帆を含む 13名。
- 17.5km
- 先頭グループのペースメーカーの 1人が遅れる。
- 18.8km
- 6位を走っていた佐藤がレースを棄権する。
- 19km
- 上杉が先頭グループから遅れる。
- 20km
- 1時間06分00秒で チェプケモイ、デッセ、シセイ、安藤の 4名の先頭集団が通過。5位の上杉は 16秒遅れ。第2グループは 2分8秒差で岩出を吸収し10名になる。
- 20.7km
- チェプケモイが先頭集団から遅れる。
- HALF
- 1時間9分45秒で先頭グループが通過。単純計算のゴール予想タイムは、2時間19分30秒。ペースメーカーが 1人外れる。
- 25km
- 1時間22分41秒で 安藤、デッセ、シセイの順で 3名の先頭集団が通過。4位のチェプケモイが 1分16秒差、5位の上杉が 1分36秒差。続いて 6位につける第2グループの池田千晴、筒井咲帆、前田彩里、竹山楓菜、吉川侑美の 5名が 2分26秒差で続く。
- 30km
- 1時間39分34秒で 安藤、デッセ、シセイの順で 3名の先頭集団が通過。この時点で最後のペースメーカーが外れ、選手のみになる。30kmを通過後、デッセ、シセイの 2名がペースを上げ、3位に下がった安藤との差を広げて行く。4位には上杉を吸収した第2グループが 2分45秒差で通過する。
- 31km
- デッセ、シセイの先頭グループは、29-30kmが 3分26秒ペースだったものを、30-31kmを 3分05秒まで上げてきている。
- 32km
- デッセがシセイを引き離し、単独で先頭になる。
- 35km
- 1時間56分01秒で先頭のデッセが通過。13差で 2位のシセイ、26差で 3位の安藤が通過する。4位は 3分41差で池田、前田、吉川の 4名で少し遅れて竹山がつけている。
- 40km
- 2時間13分30秒で先頭のデッセが通過。38秒差でシセイ、1分10秒差で安藤が続く。4位は 4分05秒差で池田、前田、吉川の 3名での争いになる。
- FINISH
- ヘヴン・ハイル・デッセが 2時間21分13秒で優勝をした。2位に 2時間22分12秒でメセレット・ゴラ・シセイが入り、3位には 2時間22分59秒で安藤友香が入った。
優勝者・上位入賞者インタビュー
<優勝者:ヘヴン・ハイル・デッセ(エチオピア)>
ー 30km以降ペースを上げての優勝について
とても嬉しいです。優勝をすることができて。
ー 今後の抱負について
勝ち、そして自分のタイムを更新することです。
<3位:安藤 友香(ワコール)>
ー 今の気持ちについて
まず、今日はたくさんの応援をしてくださってありがとうございました。この舞台に立てたのも、皆さんの支えがあって立てたので、感謝の気持ちでいっぱいです。
レースは前半、しっかり強い選手の力を借りて流れにのって走ることができたのですが、30km以降でついて行くことができずに、自己ベストも更新できなかったので、悔しい気持ちでいっぱいです。
ー 大阪の声援について
最後まで本当に沢山の応援をいただいたので、しっかり前を向いて走ることができました。本当に力をくださってありがとうございました。
ー MGC、パリ五輪への想いについて
今日の悔しい気持ちと、課題をしっかり次に克服して MGCではパリオリンピックへの切符をとれるように一から頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。
レース関連動画
大会概要
2023年で 42回目の開催になる「大阪国際女子マラソン大会」は、ワールドアスレティクスのランクで “プラチナ” ラベルの指定を受けているレースです。また、ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ のシーズン2 において、女子の G1グレード に指定されています。パリ五輪に向けた「ジャパンマラソンチャンピオンシップ(MGC)」の出場選考対象になる MGCチャレンジ指定大会でもあり、日本人の 1~3位で 2時間28分00秒、4~6位で 2時間27分00秒以内、もしくはワイルドカードとして着順に関係なく 2時間24分00秒以内が MGC出場権獲得の条件になっています。さらに同大会は「ブダペスト2023世界陸上競技選手権大会」および「杭州2022アジア競技大会」の日本代表選手選考競技会を兼ねています。
今大会では 12年ぶりにコースの一部が変更されました。22km過ぎにあった折り返し点がなくなり、見どころの一つである大阪城の横を 2度通るなど、より走りやすく魅力のあるルートになっています。
ペースメーカーの設定は、第1グループが 1km 3分20秒(フィニッシュタイム 2時間20分39秒予想)、第2グループが 1km 3分25秒(フィニッシュタイム 2時間24分09秒予想)です。
沿道での観戦については、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、大声での声援ではなく拍手での応援が推奨されています。
- 大会名
- 第42回 大阪国際女子マラソン大会
- 開催日
- 2023年1月29日(日)12時15分 スタート
- 開催地
- 大阪府大阪市
- ラベル
- プラチナ
- 距 離
- 42.195km
- 記 録
- 2:20:52 松田瑞生(2022年)
- 主 催
- 日本陸上競技連盟/関西テレビ放送/産経新聞社/サンケイスポーツ
- URL
- https://www.osaka-marathon.jp/
- 1位
- 2:20:52 松田 瑞生(ダイハツ)
- 2位
- 2:22:29 上杉 真穂(スターツ)
- 3位
- 2:23:05 松下 菜摘(天満屋)
開催地とコース
開催地は、大阪府大阪市。ヤンマースタジアム長居を発着点に、大阪市内や大阪城公園内を巡る 42.195kmです。今大会では 12年ぶりにコースの一部が変更され、22km過ぎにあった折り返し点がなくなり、見どころの一つである大阪城の横を 2度通るなど、より走りやすく魅力のあるルートになっています。
コースガイド | 大阪国際女子マラソン - Osaka Women's Marathon
https://www.osaka-marathon.jp/course/
主な参加選手
- No.1:マウリーン・チェプケモイ(ケニア)
- No.2:ヘヴン・ハイル・デッセ(エチオピア)
- No.3:メセレット・ゴラ・シセイ(エチオピア)
- No.4:安藤 友香(ワコール)
- No.5:佐藤 早也伽(積水化学)
- No.6:上杉 真穂(スターツ)
- No.7:前田 穂南(天満屋)※怪我のため欠場
- No.8:山口 遥(AC・KITA)
- No.9:池田 千晴(日立)
- No.10:アリス・ライト(イギリス)
- No.11:筒井 咲帆(ヤマダホールディングス)
- No.12:吉川 侑美(ユニクロ)
- No.31:大東 優奈(天満屋)
- No.32:矢尾 桃子(関西外国語大)
- No.33:古原 夏音(大阪芸術大)
- No.34:古賀 華実(大阪芸術大)
選手検索
参加ランナーのリーダーボードは、大会公式ページで公開が予定されています。
関門データ | 第42回 大阪国際女子マラソン
https://www.ktv.jp/marathon_board23/
放送・配信
- 放送局
- カンテレ・フジテレビ系全国ネット
- 番組名
- 奥村組スポーツスペシャル 第42回 大阪国際女子マラソン【パリこそ、私。】
- 日 時
- 2023年1月29日(日)12時00分~ 14時55分
- URL
- https://www.ktv.jp/marathon/
- 補 足
- TVerにてライブ配信あり
- 配信局
- YouTube「大阪国際女子マラソン【公式】」チャンネル
- 番組名
- 2023大阪国際女子マラソン 裏生LIVE
- 日 時
- 2023年1月29日(日)12時頃から
- URL
- https://www.youtube.com/watch?v=-SmGBxMxRuk
グッズのオンライン販売
「第42回大阪国際女子マラソン」の大会プログラムや、イラストレーター・中村佑介さん描き下ろしの大会メインビジュアルをあしらったオリジナルグッズがオンラインで販売されます。販売期間は、2023年3月31日(金)まで。発送方法やグッズの詳細・購入は、販売ページをご覧ください。
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