「第99回 箱根駅伝」復路の概要と結果・速報 - 2023年1月3日開催

2023年1月3日(火)に、神奈川県箱根町~東京都大手町の区間で「第99回 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」の復路が、21チームの参加で開催されます。レース当日は、速報で大会結果を掲載する予定です。

レース結果

レースは、駒澤大学が 10時間47分11秒で 2年ぶり8回目の総合優勝しました。駒澤大学は往路・復路・総合の全てで優勝を飾りました。またこの優勝で史上5校目になる、出雲、全日本、箱根の大学駅伝の3冠をの達成をしています。2位には 中央大学が 10時間48分53秒で入り、3位には 青山学院大学が 10時間54分25秒で入りました。次回大会のシード権は、10位の東洋大学までが獲得しています。

レース順位

  • 1位
    10:47:11
    駒澤大学
  • 2位
    10:48:53
    中央大学
  • 3位
    10:54:25
    青山学院大学
  • 4位
    10:55:01
    國學院大學
  • 5位
    10:55:18
    順天堂大学
  • 6位
    10:55:21
    早稲田大学
  • 7位
    10:55:28
    法政大学
  • 8位
    10:55:55
    創価大学
  • 9位
    10:58:22
    城西大学
  • 10位
    10:58:26
    東洋大学
  • -- シード権獲得ライン --
  • 11位
    10:59:58
    東京国際大学
  • 12位
    11:01:37
    明治大学
  • 13位
    11:03:29
    帝京大学
  • 14位
    11:04:02
    山梨学院大学
  • 15位
    11:06:02
    東海大学
  • 16位
    11:06:08
    大東文化大学
  • 17位
    11:06:32
    日本体育大学
  • 18位
    11:10:38
    立教大学
  • 19位
    11:13:56
    国士舘大学
  • OP
    11:17:13
    関東学生連合
  • 20位
    11:19:28
    専修大学

区間賞

  • 第6区
    20.8km
    58:22
    伊藤 蒼唯(駒澤大学 1年)
  • 第7区
    21.3km
    1:02:43
    葛西 潤(創価大学 4年)
  • 第8区
    21.4km
    1:04:16
    宗像 直輝(法政大学 3年)
  • 第9区
    23.1km
    1:07:27
    岸本 大紀(青山学院大学 4年)
  • 第10区
    23.0km
    1:08:42
    西澤 侑真(順天堂大学 4年)

優勝チーム メンバー(駒澤大学)

  • 第6区
    伊藤 蒼唯 1年(区間 1位)
  • 第7区
    安原 太陽 3年(区間 5位)
  • 第8区
    赤星 雄斗 3年(区間 4位)
  • 第9区
    山野 力 4年(区間 3位)
  • 第10区
    青柿 響 3年(区間 2位)

区間通過順位

第6区:20.8km

  • 1位
    6:21:32
    駒澤大学
  • 2位
    6:22:19
    中央大学(+47)
  • 3位
    6:26:31
    早稲田大学(+4:59)
  • 4位
    6:27:09
    國學院大學(+5:37)
  • 5位
    6:28:11
    法政大学(+6:39)
  • 6位
    6:28:27
    創価大学(+6:55)
  • 7位
    6:28:36
    青山学院大学(+7:04)
  • 8位
    6:28:56
    順天堂大学(+7:24)
  • 9位
    6:29:38
    東京国際大学(+8:06)
  • 10位
    6:29:40
    城西大学(+8:08)
  • 11位
    6:30:55
    東洋大学(+9:23)
  • 12位
    6:31:02
    明治大学(+9:30)
  • 13位
    6:31:26
    東海大学(+9:54)
  • 14位
    6:33:18
    帝京大学(+11:46)
  • 15位
    6:33:32
    山梨学院大学(+12:00)
  • 16位
    6:35:25
    大東文化大学(+13:53)
  • 17位
    6:35:28
    国士舘大学(+13:56)
  • 18位
    6:36:26
    日本体育大学(+14:54)
  • 19位
    6:38:05
    専修大学(+16:33)
  • 20位
    6:39:21
    立教大学(+17:49)
  • OP
    6:39:31
    関東学生連合(+17:59)

第6区:区間記録

  • 1位
    58:22
    伊藤 蒼唯(駒澤大学 1年)
  • 2位
    58:39
    若林 陽大(中央大学 4年)
  • 3位
    58:58
    北村 光(早稲田大学 3年)
  • 4位
    59:12
    濱野 将基(創価大学 4年)
  • 5位
    59:18
    武田 和馬(法政大学 2年)

第6区:レース経過

  • 概要
    気温が寒い中でのスタートになる 6区は、序盤の上りの後、箱根の山から麓の小田原までの 874mを一気に下ります。
  • START
    スタート地点の芦ノ湖の 8時の天候は晴れ。気温は マイナス1度。往路の着順にタイム差を反映した時差スタートが行われ、往路優勝の駒澤大学が 8時の号砲でスタートを切った。その後に 2位で 30秒差の中央大がスタートし、他のチームも順次スタートをし、10分後に繰り上げスタートの 7チームが一斉スタートを切り、全21チームが復路の箱根路へ走り出しました。
  • 1km
    先頭でスタートした駒澤大の伊藤は、はじめの 1キロを 2分55秒で入った。
  • 5.1km
    芦之湯の計測ポイントでは、先頭の駒澤大の伊藤と 2位の中央大の若林との差が 13秒広がり 43秒差になりる。3位の青山学院大の西川も 32秒広がり 2分35秒差になる。
  • 8.3km
    5位でスタートした早稲田大の北村が、國學院大の島﨑をとらえ 4位に上がる。
  • 9.1km
    小涌園の計測ポイントでは、先頭の駒澤大と 2位の中央大との差は、45秒と僅かに広がる。3位の青山学院大も 3分30秒と芦之湯から 1分近く広がる。その後に、早稲田大、國學院大、順天堂大、法政大、東京国際大、創価大、城西大の上位10チームが続く。11位の東洋大は、10位の城西大を 37秒まで詰めてきている。
  • 14.7km
    早稲田大の北村が、青山学院大の西川をとらえ 3位に上がる。
  • 16.5km
    國學院大の島﨑が、青山学院大の西川をとらえ 4位に上がる。青山学院大の西川はペースが上がらない。
  • 17.0km
    箱根の山を下り終えた函嶺洞門の計測ポイントでは、先頭の駒澤大と 2位の中央大の差は 44秒になり少し詰めてきている。3位の早稲田大は 4分45秒差で続く。その後に國學院大、青山学院大が通過する。
  • 中継所
    駒澤大の伊藤が先頭を守りトップで襷を繋いだ。続いて 47秒差で中央大の若林が襷を繋いぐ。5位で走行していた青山学院大は、さらにゴール手前で、法政大、創価大に抜かれて 7位に順位を落とした。

優勝インタビュー:駒澤大学

<駒澤大学 監督:大八木 弘明>
ー 優勝した今の気持ちについて
本当に嬉しいです。選手たちに、3冠というプレゼントをいただいて感無量です。
ー 3冠について
昨年4月から選手たちが「3冠狙いますから、監督頑張りましょう。」という言葉がありましたので、それでは私もやるかという気持ちで、この 1年間やってきました。本当に選手には感謝しています。ありがとうと言いたいです。
ー レースの展開について
今回の箱根はエースクラスの選手たちも体調を崩して 2名ほど使えなかったですが、それでも層が厚くなるように今年はやってたので、補欠の選手でもしっかり走れるという見込みがありましたので、確実にミーティングでは各選手が 5番以内をとればたぶん勝てるということは言っていましたので、その通りに選手たちが区間を 5番以内に走ってくれましたので、良かったなと思います。
ー 令和の時代の駒澤について
平成の時の常勝軍団と言われましたけれど、令和に入っても駒澤大学がいい形で今勝っていますので、この力をまだ続けていきたいなと思っています。3年生以下いい選手が残っていますので、来年もまたたぶん優勝ができるチームだと思っていますので、続けて常勝軍団にしたいなと思っています。

<駒澤大学 第6区走者:伊藤 蒼唯 1年>
ー 区間賞の走りについて
目標として区間賞というのは当然で、監督から設定タイムとして 58分45秒というのをいただいて、それが個人として達成できて嬉しいのと、チームとしての 3冠が達成できて非常に嬉しく思います。
ー 湯本の所でのガッツポーズについて
湯本の辺りで高校の監督がそこにいて、恩返しの意味も込めて、いい走りをしようと思ってガッツポーズをしました。

<駒澤大学 第7区走者:安原 太陽 3年>
ー 前回の悔しい 3区を経ての今回の走りについて
去年の悔しさ、チームに大きな迷惑をかけてしまったので、そういった部分で 1年間しっかりと準備をして借りを返すという意味でも、今回の箱根駅伝でしっかりと走ろうという思いで走りました。
ー 最上級生になる今後について
学年ミーティングで、自分たちの代で 3冠をするというのを目標にしています。3冠というのは非常に難しいことなので、そう簡単にはできないのですが、今年の 4年生の背中を追って自分たちの代でも 3冠をしにいきます。

<駒澤大学 第8区走者:赤星 雄斗 3年>
ー 当日変更があっての今日の走りについて
前回当日変更があって非常に悔しい思いをして、それからずっと今日までその悔しい思いを忘れずに練習など積んできたので、しっかり当日は自信をもって臨むことができました。
ー 差を広げてキャプテンに繋いだことについて
途中詰まっていて焦った部分もあったのですが、自分を信じて走って、後ろの(区間の)選手にも余裕を持たせたいと思って走りました。

<駒澤大学 第9区走者:山野 力 4年>
ー キャプテンとして走ったことについて
後輩たちがこれだけ頑張ってくれているのに、自分が情けない走りをしたら示しがつかないなと思って。走っている最中にも監督から(第10区の)青柿には楽をさせようという風に言われていたので、そのことだけを考えてしっかり後ろを離すように考えて走りました。
ー 頑張る支えになったものについて
大学に入る前から箱根駅伝を走って、絶対に優勝をするというのを決心してこの大学に入って来たので、4年間そこをぶらさずにやってこれたのが、今につながっているのかなと思います。

<駒澤大学 第10区走者:青柿 響 3年>
ー 2年連続でアンカーを務めたことについて
アンカーということで、チームの順位が自分の走りで最後決まってしまうプレッシャーが非常にあったのですけど、残りの 9人の選手が競り合いでみんな負けないで頑張って勝って繋いできた襷だったので、自分は本当に感謝したいと思います。
ー 最後 3本の指を立ててフィニッシュテープを切ったことについて
やっぱり 3冠目を。最後、箱根で 3つ目だったので 3本の指を立てました。

大会概要

2023年大会で 99回目の開催になる「東京箱根間往復大学駅伝競走」は、関東学生陸上競技連盟が主催し、読売新聞社が共催する、関東圏の大学チームが参加する駅伝大会です。

大会2日目になる復路は、神奈川県の箱根町の芦ノ湖駐車場入り口をスタートして、東京都の大手町にある読売新聞社前までの 5区間 109.6km。2022年開催の次の大会の参加権となるシード権は、総合順位の 10位以内のチームが獲得します。スタートは、往路の優勝チームがスタートした後、タイム差ごとに順次スタートを切ります。往路のタイム差が 10分以上あるチームは、最初のランナーがスタートした 10分後に一斉スタートになります。

今大会の沿道での観戦は、新型コロナウイルス感染症対策としてマスクの着用や周囲との距離の確保とともに、声を出しての応援は控えての応援が呼びかけられています。

大会情報
大会名
第99回 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路
日 時
2023年1月3日(火)08時00分 スタート
開催地
東京都大手町~神奈川県箱根町
距 離
109.6km(5区間)
参加数
21チーム(20大学チーム + 関東学生連合チーム)
主 催
関東学生陸上競技連盟
前回大会 トップ3
1位
10:43:42 青山学院大学
2位
10:54:33 順天堂大学
3位
10:54:57 駒澤大学

開催地とコース

箱根駅伝のコースは、神奈川県の箱根町の芦ノ湖駐車場入り口の第6区をスタートして、東京都の大手町にある読売新聞社前でゴールする第10区までの 5区間 109.6kmです。

各中継点は、先頭通過後 20分で、各中継所の審判主任の判断により、繰り上げスタートが実施されます。なお、往路の鶴見中継所では10分、平塚中継所と小田原中継所では 15分で繰り上げスタートの対象になります。

5区間(総距離:109.6km)
第6区
20.8km
第7区
21.3km
第8区
21.4km
第9区
23.1km
第10区
23.0km

出場チーム

全 21チーム(20大学 + 関東学生連合チーム)
  • 青山学院大学(15年連続 28回目)
  • 順天堂大学(12年連続 64回目)
  • 駒澤大学(57年連続 57回目)
  • 東洋大学(21年連続 81回目)
  • 東京国際大学(6年連続 7回目)
  • 中央大学(6年連続 96回目)
  • 創価大学(4年連続 6回目)
  • 國學院大學(7年連続 16回目)
  • 帝京大学(16年連続 24回目)
  • 法政大学(8年連続 83回目)
  • 大東文化大学(4年ぶり 51回目)
  • 明治大学(5年連続 64回目)
  • 城西大学(2年ぶり 17回目)
  • 早稲田大学(47年連続 92回目)
  • 日本体育大学(75年連続 75回目)
  • 立教大学(55年ぶり 28回目)
  • 山梨学院大学(3年連続 36回目)
  • 専修大学(3年連続 71回目)
  • 東海大学(10年連続 50回目)
  • 国士舘大学(7年連続 51回目)
  • 関東学生連合チーム(オープン参加)

放送・配信

テレビ放送
放送局
日本テレビ
番組名
★SAPPORO新春スポーツスペシャル 第99回東京箱根間往復大学駅伝競走復路
日 時
2023年1月3日(火)07時50分頃~ 14時18分
URL
https://www.ntv.co.jp/hakone/
ラジオ放送
放送局
文化放送
番組名
文化放送新春スポーツスペシャル 第99回東京箱根間往復大学駅伝競走 実況中継
日 時
2023年1月3日(火)07時30分~ 14時30分
URL
https://www.joqr.co.jp/hakone/
ライブ配信
配信局
TVer
番組名
第99回箱根駅伝
日 時
2023年1月3日(火)07時50分頃~
URL
https://tver.jp/live/special/lesk4q5sbl
配信局
日本テレビ「箱根駅伝」特設サイト
日 時
2023年1月3日(月)07時50分頃~
URL
https://www.ntv.co.jp/hakone/

<駒澤大学 第区走者: 年>