「世界陸上競技選手権大会 ブダペスト 2023」女子マラソンの概要と結果 - 2023年8月26日開催

レース順位

• 1位

  2:24:23

  アマネ・ベリソ・シャンクル Amane Beriso SHANKULE（エチオピア）

• 2位

  2:24:34

  ゴティトム・ゲブレシラセ Gotytom GEBRESLASE（エチオピア）

• 3位

  2:25:17

  ファティマ・エザーラ・ガルダディ Fatima Ezzahra GARDADI（モロッコ）

• 4位

  2:25:38

  ロナ・チェムタイ・サルピーター Lonah Chemtai SALPETER（イスラエル）

• 5位

  2:26:13

  イェムゼルフ・イェワロー Yalemzerf YEHUALAW（エチオピア）

• 6位

  2:26:42

  ローズマリー・ワンジル Rosemary WANJIRU（ケニア）

• 7位

  2:27:09

  セリー・チェピエゴ・カプチッチ Selly Chepyego KAPTICH（ケニア）

• 8位

  2:27:23

  ナズレト・ウェルドゥ Nazret WELDU（エリトリア）

• 9位

  2:27:47

  リンゼイ・フラナガン Lindsay FLANAGAN（アメリカ）

• 10位

  2:28:54

  ドルシ・テスフ Dolshi TESFU（エリトリア）

•  

• 13位

  2:29:15

  松田 瑞生 Mizuki MATSUDA（日本／ダイハツ）

• 19位

  2:31:53

  加世田 梨花 Rika KASEDA（日本／ダイハツ）

• 20位

  2:31:57

  佐藤 早也伽 Sayaka SATO（日本／積水化学）

レース経過

• START

  スタートは午前7時。天候は晴れ。気温 24度、湿度 79%。気温はフィニッシュ時は 30度程度まで上がることが予想されている。号砲とともに 77名の選手がスタート。

• 1km

  3分40秒で通過。最初の1kmは、スローなペースで入る。加世田とN.サボー（ハンガリー）が集団の先頭に立ち集団を引っ張る。

• 3km

  加世田は集団に吸収されるが、依然前方につけている。

• 5km

  17分48秒で通過。R.チャチャ（エクアドル）が集団から少し飛び出し先頭で通過。少し遅れて加世田、松田、佐藤らがいる大きな集団が通過。

• 7km

  S.サリバン（アメリカ）が抜け出し単独で先頭にたち、その後に R.チャチャ、集団が続く。

• 10km

  35分31秒で通過。飛び出していた S.サリバンは集団に吸収される。

• 11km

  S.サリバンと加世田が集団から飛び出し先頭で走る。集団後方の選手はちぎれていっているため、3位グループは約35人で形成している。

• 12km

  給水を摂るタイミングで、S.サリバンと加世田が集団に吸収される。

• 13km

  エチオピアの A.B.シャンクル、T.ゲメチュウ、G.ゲブレシラセ、Y.イェワローの 4選手がペースをあげ、集団を形成していた先頭グループが絞られる。加世田は先頭グループの後方につけるが、松田、佐藤は後方に下がってしまう。

• 15km

  52分56秒で通過。先頭グループは加世田を含む 17名。先頭グループは、エチオピア、ケニア、エリトリアなどのアフリカ勢が目立つ。佐藤と松田は 10秒程度遅れて約7名の 第2グループにつけている。

• 17km

  佐藤、松田が先頭グループに追いつく。先頭グループは、20名程度まで増える。

• 20km

  1時間10分35秒で通過。先頭グループは加世田、松田、佐藤を含む 22名程度。

• HALF

  1分14秒29で通過。単純計算でフィニッシュ予想タイムは 2時間28分58秒。ハーフを過ぎたあたりで先頭グループにいた R.チェリモ（バーレーン）が止まってしまう。この時点で気温が 33.5度まで上がる。湿度は 45％。

• 22.5km

  給水所をきっかけにペースが上がり、先頭グループより佐藤が遅れはじめる。

• 25km

  1時間27分51秒で通過。先頭グループは13名程度。松田、加世田は先頭グループより少し遅れながらもついて行く。

• 27km

  先頭グループが10名まで絞られる。先頭から松田は 32秒差の 16位、加世田は 36秒差の 18位、佐藤は 1分差の 22位。

• 30km

  1時間44分26秒で通過。先頭グループは 9名。メンツは、エチオピアの A.B.シャンクル、T.ゲメチュウ、G.ゲブレシラセ、Y.イェワローの 4選手、ケニアの R.ワンジルと S.C.カプチッチ。そして、L.C.サルピータ―（イスラエル）、N.ウェルドゥ（エリトリア）、F.E.ガルダディ（モロッコ）。

• 33.5km

  先頭グループとして抜け出ていたエチオピア勢の T.ゲメチュウが走るのを止める。先頭グループは A.B.シャンクル、G.ゲブレシラセ、Y.イェワローの 3名になる。

• 35km

  2時間00分35秒で通過。先頭グループは A.B.シャンクル、G.ゲブレシラセ、Y.イェワローの 3名。その後を、L.C.サルピータ―、R.ワンジルが追う。先頭から松田は 1分45秒差の 13位、加世田は 1分58秒差の 16位、佐藤は 4分39秒の 20位。

• 36km

  A.B.シャンクルがスパートをかけ単独先頭に立つ。その後を Y.イェワロー、 G.ゲブレシラセの順で追う。

• 40km

  2時間16分50秒で A.B.シャンクルがトップで通過。24秒差で G.ゲブレシラセ、43秒差で Y.イェワローが続く。

• 41km

  Y.イェワローを F.E.ガルダディがかわし 3位にあがる。

• 42km

  Y.イェワローを L.C.サルピータ―がかわし 4位にあがる。Y.イェワローは 5位に後退する。

• FINISH

  A.B.シャンクル（エチオピア）が 2時間24分23秒で優勝した。2位に G.ゲブレシラセ（エチオピア）が 2時間24分34秒で入り、3位には F.E.ガルダディ（モロッコ）が 2時間25分17秒で入った。日本勢は、松田 瑞生（ダイハツ）が 2時間29分15秒の 13位、加世田 梨花（ダイハツ）が 2時間31分53秒の 19位、佐藤 早也伽（積水化学）が 2時間31分57秒の 20位でフィニッシュした。

インタビュー（松田 瑞生選手）

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