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「第75回 福岡国際マラソン」の概要と結果・速報 - 2021年12月5日開催

2021年12月5日(日)に、福岡県福岡市で「第75回 福岡国際マラソン」が開催されました。

レース速報

レースは、マイケル・ギザエが 2時間07分51秒で優勝しました。2位には 細谷恭平が 2時間08分16秒で入り、3位には ジェームス・ルンガルが 2時間08分25秒で入りました。

レース順位

  • 1位
    2:07:51
    マイケル・ギザエ(スズキ)
  • 2位
    2:08:16
    細谷 恭平(黒崎播磨)
  • 3位
    2:08:25
    ジェームス・ルンガル(中央発條)
  • 4位
    2:08:33
    大塚 祥平(九電工)
  • 5位
    2:08:38
    髙久 龍(ヤクルト)
  • 6位
    2:08:56
    上門 大祐(大塚製薬)
  • 7位
    2:09:14
    二岡 康平(中電工)
  • 8位
    2:09:35
    田口 雅也(Honda)
  • 9位
    2:10:31
    定方 俊樹(三菱重工)
  • 10位
    2:10:41
    熊谷 拓馬(住友電工)
  • 12位
    2:11:33
    川内 優輝(あいおいニッセイ同和損保)
  • 18位
    2:13:45
    大六野 秀畝(旭化成)
  • -
    DNF
    設楽 悠太(Honda)

レース経過

  • START
    現地の福岡の天気は晴れ。気温 13.2度、湿度 45%、南南東の風 0.9m。12時10分の最後の号砲と共に 112人のランナーが一斉にスタート。ペースメーカーは、第1グループが 2分58秒、第2グループが 3分00秒に設定。
  • 1km
    最初の 1kmは、ペースメーカーを先頭に 2分58秒程度で通過。
  • 3km
    先頭集団は、設楽悠太、細谷恭平、髙久龍ら有力選手を含む 20人程度。少し離れて第2集団が通過。
  • 5km
    14分47秒で通過、先頭集団はペースメーカー 4人を含む 22人。第1グループの設定タイムの 14分50秒に沿ったペース。
  • 10km
    29分39秒で通過。先頭集団は変わらずに 22人。設楽、細谷、髙久はペースランナーのすぐ後ろにつく。川内優輝は第2集団に含まれる。
  • 11.5km
    招待選手の寺田夏生が先頭集団から遅れ始める。
  • 15km
    44分30秒で通過。先頭集団は 21人。第1グループの設定タイム通りで進行していく。
  • 15.5km
    3つ目の給水所の通過後、設楽が先頭集団より遅れ始めるも、別府大橋の登りで粘り、集団に後方についていく。
  • 20km
    59分24秒で通過。設楽が走るのを止めレースを棄権する。気温は、13時時点で 14.6度まで上がってきている。
  • HALF
    1時間2分41秒で通過。集団の密集状態が崩れはじめ、ついていくことが厳しくなっている選手がでてくる。また、ペースメーカーの 1人を務めてた佐藤悠基が後方に下がっていく。
  • 24km
    招待選手の大六野秀畝が贈れる。
  • 25km
    1時間14分12秒で通過。集団はペースメーカー 3人を含む 14人。
  • 26km
    招待選手の上門大祐が遅れる。
  • 27.5km
    先頭集団の中でも細谷恭平、定方俊樹、大塚祥平の3人が後方に割れ始める。
  • 30km
    1時間29分08秒で通過。ここでペースメーカーが外れる。先頭は髙久龍、マイケル・ギザエ、ジェームス・ルンガルの 3人。それに細谷、定方、大塚、ポール・クイラが続く。
  • 31km
    細谷、定方が先頭集団に追い付き 5人になる。追いついた勢いで細谷が先頭に立つ。
  • 33km
    細谷、ギザエ、髙久が固まり、少し離れてルンガル、さらに離れて大塚、定方が続く。
  • 34.25km
    ギザエがペースを上げ、細谷、髙久を置き去りにする。
  • 35km
    1時間44分34秒で、ギザエが先頭で通過。9秒遅れて細谷、ルンガル、髙久が通過。さらに先頭から大塚は 23秒遅れて、定方は 43秒遅れて通過。
  • 37km
    最大で 先頭のギザエから 13秒程度離された細谷だったが、それ以上は離されずギザエについていく。一方、髙久はついていけず遅れていく。
  • 40km
    2時間00分23秒で、ギザエが先頭で通過。2位の細谷は 18秒差で通過。さらに 3位にルンガル、そして髙久が続く。
  • FINISH
    マイケル・ギザエが 2時間7分51秒で優勝をした。2位には 2時間08分16秒で細谷恭平が入り、3位にジェームス・ルンガルが 2時間08分25秒で入った。

大会概要

「第75回 福岡国際マラソン」は、国内の男子エリートランナーが集う大会です。2021年大会は、新型コロナウイルス感染症の影響で海外招待選手の参加はありません。同大会は、2021年に創設された「ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズ」のシーズン1 における “G1グレード” に指定される大会で、オレゴン2022世界陸上競技選手権大会の選考大会のうちの 1つになります。

「福岡国際マラソン」は、今回の第75回大会で終了することが、2021年3月26日(金)告知されました。1947年に始まった同大会ですが、近年のマラソンをとりまく環境の変化と共に、選手招聘や財政面など大会運営などの厳しさなどにより、大会の継続が困難と判断されたことにより大会の幕を閉じます。

大会情報
大会名
第75回 福岡国際マラソン選手権大会
日 時
2021年12月5日(日)12時10分 スタート
開催地
福岡県福岡市 平和台陸上競技場発着
距 離
42.195km
主 催
日本陸上競技連盟、朝日新聞社、テレビ朝日、九州朝日放送
URL
http://www.fukuoka-marathon.com/
前回大会 トップ3
1位
2:07:05 吉田 祐也
2位
2:07:38 大塚 祥平
3位
2:08:03 寺田 夏生

開催地とコース

コースは、福岡県福岡市にある平和台陸上競技場を発着地点として、福岡市の市街地から湾岸エリアにかけてを走る 42.195km。全体を通して高低差は少ないですが、いくつかの橋を渡る時に 5m程度の坂があります。

第75回 福岡国際マラソン選手権大会 コース図福岡国際マラソン

主な参加選手

国内招待選手
  • 設楽 悠太(Honda)
  • 細谷 恭平(黒崎播磨)
  • 髙久 龍(ヤクルト)
  • 上門 大祐(大塚製薬)
  • 定方 俊樹(三菱重工)
  • 大六野 秀畝(旭化成)
  • 木村 慎(Honda)※欠場
  • 川内 優輝(あいおいニッセイ同和損保)
  • 大塚 祥平(九電工)
  • 寺田 夏生(JR東日本)

放送・配信の情報

テレビ放送
放送局
テレビ朝日系列ほか 全国29局ネット
番組名
第75回福岡国際マラソン
日 時
2021年12月5日(日)12時00分~ 14時26分
URL
https://kbc.co.jp/f-marathon/
ラジオ実況
配信局
ニッポン放送・朝日放送ラジオ・東海ラジオ・STVラジオ・信越放送
番組名
マイナビスペシャル 第75回福岡国際マラソン実況中継
日 時
2021年12月5日(日)12時00分~ 14時30分
URL
https://kbc.co.jp/r-radio/marathon2021/

事前番組

ラジオ実況
配信局
KBCラジオ
番組名
【特別番組】九電工presents『あの名場面を実況で振り返る ラストラン福岡国際マラソン前夜祭』
日 時
2021年12月4日(土)19時00分~ 20時30分
URL
https://kbc.co.jp/r-radio/marathon2021/