キプチョゲが2時間1分台で世界記録を更新して優勝！「ベルリンマラソン2018」の結果

「ベルリンマラソン2018」は、エリウド・キプチョゲ（ケニア）が、2時間1分39秒（速報タイム）の世界新記録のタイムで優勝をしました。これまでの世界記録は2時間2分57秒なため、大幅な記録更新になります。

キプチョゲは、最初の5キロを14分24秒で走ると、その後も14分台の中盤をキープし、その勢いを落とすことなくゴールしました。

女子は、2時間18分台に3人が入るという好タイムで争うレースとなり、ケニアのグラディス・チェロノが、女子マラソンの歴代6位の2時間18分11秒のタイムでゴールしました。

速報タイムのため、記事とツイートのタイムに差異があります。

レース結果（速報タイム）

leaderboard｜45. BMW BERLIN-MARATHON 2018（30位までのタイムが見れます）
http://results.scc-events.com/2018/?pid=leaderboard

なお、神野大地選手は、腹痛のため34kmで棄権をしました。

レース経過

0km

快晴のコンディションの中、スタートの号砲とともにランナーが一斉にスタート。

2km

3人のペースランナーとともに、キプチョゲが独走状態になる。

5km

キプチョゲが、5kmを14:24で通過。女子は、チェロノ、ディババ、アガ、キプラガトらが、男性ランナーとともに先頭集団をつくる。松田瑞樹は10秒遅れ。

20km

男子の2位は、キプサング、キプルトの順で同タイム通過。

Harf

中間地点をトップのキプチョゲは、1:01:06で通過。2時間2分前後のゴールを狙えるペース。女子は、ディババがトップで1:09:03で通過。7秒遅れで、チェロノ、アガ、トラ、キプラガトが続く。

25.5km

キプチョゲのペースメーカーが外れ、単独走行になる。

30km

キプチョゲがペースを上げ、25kmからの5kmを14:21で走る。世界新に39秒のアドバンテージ。

35km

後方では、35km手前で神野大地が腹痛のためリタイア。

40km

キプチョゲが、1:55:32で通過。40km手前の給水所で給水ボトルを取り損ねるアクシデント。

finish

キプチョゲが、最後の2.195kmを2:48/kmとペースを上げ、2:01:39のワールドレコードで、両手を挙げながらゴール。手を叩きガッツポーズをとった。女子はチェロノが、野口みずきのもつ大会記録を破り、2:18:11でゴールした。

選手検索

レースの詳細なデータは下記のURLページで、ゼッケン番号と名前で検索がかけられます。

search & results｜45. BMW BERLIN-MARATHON 2018
http://results.scc-events.com/2018/