「ベルリンマラソン2022」の概要と結果・速報 - 2022年9月25日開催
- 作成日
- 2022年9月23日
- 更新日
- 2022年9月25日
2022年9月25日(日)に、ドイツのベルリンで「ベルリンマラソン2022」が開催されました。
- 【開催年別ページ】
-
- 2022年
- 2021年
レース結果
男子 レース順位
男子レースは、エリウド・キプチョゲ(ケニア)が 2時間01分09秒で自身のもつ世界記録を 30秒更新して世界新記録で優勝をしました。2位に 2時間05分58秒でマーク・コリール(ケニア)が入り、3位には 2時間06分28秒でタヅ・アバテ(エチオピア)が入りました。日本勢では、7位に其田健也、8位に丸山竜也、9位に聞谷賢人が入りました。
- 1位
- 02:01:09
- エリウド・キプチョゲ Eliud Kipchoge(ケニア)
- 2位
- 02:05:58
- マーク・コリール Mark Korir(ケニア)
- 3位
- 02:06:28
- タヅ・アバテ Tadu Abate(エチオピア)
- 4位
- 02:06:40
- アンダムラク・ベリフ Andamlak Belihu(エチオピア)
- 5位
- 02:06:49
- アベル・キプチュンバ Abel Kipchumba(ケニア)
- 6位
- 02:07:07
- リメニー・ゲタチュー Limenih Getachew(エチオピア)
- 7位
- 02:07:14
- 其田 健也(日本/JR東日本)
- 8位
- 02:07:50
- 丸山 竜也(日本/トヨタ自動車)MGC獲得
- 9位
- 02:07:56
- 聞谷 賢人(日本/トヨタ紡織)
- 10位
- 02:08:01
- ザブロン・チュンバ Zablon Chumba(ケニア)
- 12位
- 02:09:40
- 土井 大輔(日本/黒崎播磨)
- 13位
- 02:10:18
- 武田 凜太郎(日本/ヤクルト)MGC獲得(2レースの平均タイムによる)
- 14位
- 02:10:27
- 野中 優志(日本/大阪ガス)
- 15位
- 02:10:29
- 松村 優樹(日本/Honda)
- 17位
- 02:11:39
- 足羽 純実(日本/Honda)
- 18位
- 02:11:41
- 高久 龍(日本/ヤクルト)
- 25位
- 02:14:09
- 井上 大仁(日本/三菱重工)
女子 レース順位
女子レースは、ティギスト・アセファ(エチオピア)が 2時間15分37秒の女子マラソン歴代 3位のタイムをマークし大会新記録で優勝しました。2位に ローズマリー・ワンジル(ケニア)が 2時間18分00秒で入り、3位にはティギスト・アバエチュウ(エチオピア)が 2時間18分03秒で入りました。
- 1位
- 02:15:37
- ティギスト・アセファ Tigist Assefa(エチオピア)
- 2位
- 02:18:00
- ローズマリー・ワンジル Rosemary Wanjiru(ケニア)
- 3位
- 02:18:03
- ティギスト・アバエチュウ Tigist Abayechew(エチオピア)
- 4位
- 02:18:51
- ワーケネス・エデサ Workenesh Edesa(エチオピア)
- 5位
- 02:20:58
- シセイ・メセレト・ゴーラ Sisay Meseret Gola(エチオピア)
- 6位
- 02:21:48
- ケイラ・ダマート Keira D'Amato(アメリカ)
- 7位
- 02:21:55
- 加世田 梨花(日本/ダイハツ)MGC獲得
- 8位
- 02:22:02
- 鈴木 亜由子(日本/JP日本郵政グループ)MGC獲得
- 9位
- 02:22:13
- 佐藤 早也伽(日本/積水化学)
- 10位
- 02:22:21
- ビビアン・チェプキルイ Vibian Chepkirui(ケニア)
- 17位
- 02:25:17
- 阿部 有香里(日本/京セラ)
- 19位
- 02:25:54
- 大西 ひかり(日本/JP日本郵政グループ)
- 20位
- 02:28:15
- 竹本 香奈子(日本/ダイハツ)
レース経過
- START
- 9時15分(現地時間)の号砲と共に、157ヵ国 45,527人のランナーが一斉にスタート。天候は曇り、気温 12度、湿度85%、東風4m。ペースメーカーは 3人付き、設定タイムは 2時間1分40秒。
- 1km
- 序盤より、キプチョゲ、アドラなどの選手が抜け出し 10人程度のグループを作る。グループには井上大仁が含まれる。
- 3km
- 先頭グループが 2つに分かれ、トップグループは、キプチョゲ、アドラ、ベリフの 3人。井上は 5人の第2グループに含まれる。
- 5km
- 14分14秒で通過。先頭グループは、キプチョゲ、アドラ、ベリフの3人。第2グループは、イエゴン、コリル、キプチュンバラ、ラッサム の4人。井上は 23秒差で 8位、其田健也が 10位、聞谷賢人が 17位で通過。
- 10km
- 28分23秒で通過。キプチョゲが前を走り、その後にアドラ、ベリフが並走して付いてくる。第2グループは約30秒差で、ラッサムが少し前を走りイエゴン、コリル、キプチュンバラが続く。井上は少しペースを落とし 29分45秒で 12位で通過。13位に其田が、17位に聞谷続く。
- 12km
- アドラが先頭グループの後方に下がり、少し間が空きはじめるがついていく。
- 14km
- アドラが、先頭グループから遅れる。
- 15km
- 42分33秒で通過。先頭はキプチョゲ、そのあと続いてベリフ。3位のアドラは 4秒差で追う。約1分遅れの第2グループは、ラッサム、イエゴン、コリル、キプチュンバら の 4人は変わらず。続く 8~16位は、2分5秒遅れでグループになり、その中に其田、聞谷、井上が含まれる。
- 20km
- 56分45秒でキプチョゲとベリフが通過。3位のアドラは先頭から離され 1分9秒差になる。第2グループは、イエゴン、コリル、キプチュンバラの 3人になり、ラッサムが遅れる。其田が 9位、聞谷が 13位。17位の井上に続き、18位に高久、19位に一色らの日本勢が続く。
- HALF
- キプチョゲが先頭で 59分51秒で通過。単純計算で倍にすると 1時間59分42秒のタイムが予想される。
- 25km
- 1時間11分08秒でキプチョゲとベリフが通過。ペースメーカーが外れる。通過後、キプチョゲとベリフの間に少し差が開き、キプチョゲが単独で先頭に立つ。3位はコリル、キプチュンバが並走し、アドラは 5位に下げ、その後にイエゴンが続く。7位グループの 8人に其田、聞谷、アバテらが含まれる。井上は 26位まで後退する。
- 27km
- キプチョゲとベリフの差が徐々に広がっていく。
- 30km
- 1時間25分40秒でキプチョゲが先頭で通過。自身のもつ世界記録の 30km通過タイムよりも 1分5秒早いペース。2位のベリフは 31秒差で通過。2分23秒差で 3位にキプチュンバ、4位にコリルが続く。7位グループに含まれて其田、聞谷、アバテが通過。
- 35km
- 1時間40分10秒でキプチョゲが先頭で通過。2位のベリフは 2分4秒差。3位にキプチュンバ、4位はコリル。続いて 5位にアバテ、3人の 6位グループに其田。その後 13秒空いて 8位の聞谷が続く。
- 40km
- 1時間54分53秒でキプチョゲが先頭で通過。2位にコリルが上がり、3位にベリフ、4位にキプチュンバ、5位にアバテが続く。
- FINISH
- キプチョゲが 2時間01分09秒で自身のもつ世界記録を 30秒更新して世界新記録で優勝をした。2位に 2時間05分58秒でコリルが入り、3位には 2時間06分28秒でアバテが入った。日本勢では、7位に其田、8位に丸山、9位に聞谷が入った。
優勝者インタビュー
レース関連動画
大会概要
1974年に西ベルリンで第1回大会が開催された「ベルリンマラソン」は、例年9月の最終週の日曜日に開催されるマラソン大会で、2022年の大会で 48回目の開催になります。ワールドアスレティクスでの最高ランクの “エリート プラチナ” ラベルの指定を受けているレースです。ランと車いす、ハンドバイクに加えて、インラインスケート部門も実施されています。マラソンの制限時間は、6時間15分です。
ベルリンマラソンは、25km過ぎに 20m程度の登りがあるものの、全体的にフラットなため高速コースとして知られ、 エリウド・キプチョゲ(ケニア)が持つ現世界記録の 2時間01分39秒や、高橋尚子が 2001年にマークした当時の女子マラソン世界記録の 2時間19分46秒をはじめ、渋井陽子(2004年)、野口みずき(2005年)も 2時間19秒台で走り優勝をしています。2022年は、約150か国から45,000人以上のランナーの参加が予定され、エリウド・キプチョゲが出場するほか、2021年の優勝者のギイ・アドラ(エチオピア)ら、世界のトップ選手が参加します。
今大会の「MGC」出場権獲得の条件は、男子は 2時間08分00秒以内、女子は 2時間24分00秒以内になります。
- 大会名
- BMW ベルリンマラソン2022
- 開催日
- 2022年9月25日(日)16時15分 スタート(日本時間)
- 開催地
- ドイツ ベルリン
- ラベル
- エリート プラチナ
- 種 目
- フルマラソン(ラン/車いす/ハンドバイク/インラインスケート)
- 主 催
- SCC Events
- URL
- https://www.bmw-berlin-marathon.com/
- 1位
- 2:05:45 ギイ・アドラ(エチオピア)
- 2位
- 2:06:14 ベスベル・イェゴン(ケニア)
- 3位
- 2:06:47 ケネニサ・ベケレ(エチオピア)
- 1位
- 2:20:09 ゴティトム・ゲブレスラーゼ(エチオピア)
- 2位
- 2:21:23 ヒウォット・ゲブレキダン(エチオピア)
- 3位
- 2:23:05 ヘレン・トーラ(エチオピア)
開催地とコース
開催地は、ドイツのベルリンの中心部にある公園のティーアガルテンを発着とする市街地コースで、高低差の少ないルートを走ります。ゴール手前にあるブランデンブルク門は大会を象徴する存在になっています。
主な参加選手
- エリウド・キプチョゲ Eliud Kipchoge(ケニア)
- ギイ・アドラ Guye Adola(エチオピア)
- ギルメイ・ゲブレスラシエ Ghirmay Ghebreslassie(エリトリア)
- デジュネ・デベラ Dejene Debela(エチオピア)
- マーク・コリール(ケニア)
- オクベ・キブロム Oqbe Kibrom(エリトリア)
- 高久 龍(日本/ヤクルト)
- 井上 大仁(日本/三菱重工)
- 其田 健也(日本/JR東日本)
- 聞谷 賢人(日本/トヨタ紡織)
- 村本 一樹(日本/住友電工)
- 一色 恭志(日本/GMOアスリーツ)
- 足羽 純実(日本/Honda)
- 土井 大輔(日本/黒崎播磨)
- 武田 凜太郎(日本/ヤクルト)
- 松村 優樹(日本/Honda)
- 丸山 竜也(日本/トヨタ自動車)
- ケイラ・ダマート Keira d'Amato(アメリカ)
- ナンシー・ジェラガト・メト Nancy Jelagat Meto(ケニア)
- グテニ・ショーン・イマナ Guteni Shone Imana(エチオピア)
- モーリン・チェプケモイ Maurine Chepkemoi(ケニア)
- ワーケネッシュ・エデサ Workenesh Edesa(エチオピア)
- サラ・ホール Sara Hall(アメリカ)
- 佐藤 早也伽(日本/積水化学)
- 阿部 有香里(日本/京セラ)
- 竹本 香奈子(日本/ダイハツ)
- 加世田 梨花(日本/ダイハツ)
- 鈴木 亜由子(日本/JP日本郵政グループ)
- 大西 ひかり(日本/JP日本郵政グループ)
選手検索
参加ランナーの追跡は、ベルリンマラソン公式アプリでトラッキングリストに追加することで可能です。また、リーダーボードも公開されています。過去のレース結果を見たい場合は、公式サイトの「Results Archive」から見ることができます。
放送・配信の情報
- 放送局
- CSテレ朝チャンネル ch1
- 番組名
- ベルリンマラソン2022<生中継>
- 日 時
- 2022年9月25日(日) 16:00~19:00
- URL
- https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/sports/0527/
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