「名古屋ウィメンズマラソン2024」の概要と結果・速報 - 2024年3月10日開催

レース順位

• 1位

  2:21:18

  安藤 友香（ワコール）

• 2位

  2:21:25

  ユニスチェビチー・チュンバ（バーレーン）

• 3位

  2:21:33

  鈴木 亜由子（JP日本郵政グループ）

• 4位

  2:22:11

  加世田 梨花（ダイハツ）

• 5位

  2:25:45

  シャー・ユユ 夏 雨雨（中国）

• 6位

  2:26:09

  デルバインレリン・メリンガー（ルーマニア）

• 7位

  2:26:12

  大西 ひかり（JP日本郵政グループ）

• 8位

  2:26:54

  大森 菜月（ダイハツ）

• 9位

  2:28:23

  カミール・フレンチ（ニュージーランド）

• 10位

  2:28:24

  ジョバンナ・エピス（イタリア）

• 11位

  2:28:49

  リ・ツィシャン 李 芷萱（中国）

• 12位

  2:28:59

  朝比奈 亜妃乃（センコー）

• 13位

  2:29:49

  光恒 悠里（十八親和銀行）

• 14位

  2:30:31

  中村 優希（パナソニック）

• 15位

  2:30:43

  渡邉 桃子（天満屋）

• 16位

  2:31:52

  竹山 楓菜（センコー）

• 17位

  2:32:11

  棚池 穂乃香（大塚製薬）

• 18位

  2:33:46

  永友 優雅（南島原市陸協）

• 19位

  2:36:55

  唐沢 ゆり（九電工）

• 20位

  2:38:19

  リ・ジンフェン 李 井芬（中国）

レース経過

• START

  天候は晴れ。気温 5.2度、湿度 53%、北西の風 1.0m/s。号砲とともに 選手がスタート。先頭を引っ張るペースメーカーのターゲットタイムは 1km 3分18秒、フィニッシュを 2時間19分15秒。

• 1km

  3分18秒で通過。4名のペースメーカーにっぱられた先頭グループは、鈴木亜由子、 加世田梨花、安藤友香、G.ゲブレシラシエ、Y.チュンバ、B.チェプトゥー、D.メリンガーの 7人。少し遅れて、15名の第2グループが続いている。

• 5km

  16分28秒で通過。先頭グループの面子は変わらずの 7人。15名の第2グループは 31秒遅れて通過。

• 10km

  33分05秒で通過。先頭グループの面子は変わらずの 7名。直後の給水所で鈴木亜由子がスペシャルドリンク取り逃し、ゼネラルドリンクで補給する。この場面では、加世田梨花が鈴木にドリンクを渡す行動が見られた。

• 12km

  ペースメーカーの C.パデューが予定の 15kmよりも早く離脱する。ペースメーカーは 3人になる。

• 13km

  先頭グループから B.チェプトゥーが遅れる。またペースメーカーの J.コリルが離脱する。スタート地点の微風から変わり、4mの向かい風が吹いている。

• 15km

  49分44秒で通過。先頭グループはペースメーカーの2人と、鈴木亜由子、 加世田梨花、安藤友香、G.ゲブレシラシエ、Y.チュンバ、D.メリンガーの 6人。

• 20km

  1時間06分22秒で通過。先頭グループの面子は変わらずの 6人。G.ゲブレシラシエがスペシャルドリンクを取り損ねる。

• HALF

  1時間09分56秒で通過。単純計算でフィニッシュ予想タイムは 2時間19分52秒。D.メリンガー遅れ、先頭グループが 5名になる。

• 25km

  1時間22分40秒で通過。先頭グループの面子は変わらずの 6人。ペースメーカーの O.ドルフィンニャボケが離れペースメーカーが 1名になる。

• 25.5km

  給水所で先頭グループがばらけて少しペースが上がったタイミングで、鈴木亜由子が先頭グループから遅れていく。

• 26.2km

  加世田梨花、安藤友香が並走しながら先頭グループから遅れていく。先頭グループはペースメーカーの 1人と　G.ゲブレシラシエ、Y.チュンバの 2人になる。

• 30km

  1時間39分01秒で通過。先頭は G.ゲブレシラシエ、Y.チュンバの 2人。最後のペースメーカーの S.チェプキルイが外れる。3位グループの安藤友香と加世田梨花は 32秒差、鈴木亜由子は 42秒差で続く。

• 33.5km

  上り坂の区間で 3位グループの加世田梨花が遅れ、安藤友香が単独で 3位になる。

• 35km

  1時間56分秒21で先頭の G.ゲブレシラシエ、Y.チュンバの 2人が通過。3位の安藤友香は 21秒差、4位の加世田梨花は 29秒差と先頭との差を詰めてきている。5位の鈴木亜由子は 40秒差で続く。

• 36.5km

  先頭グループで走っていた G.ゲブレシラシエが 1時的にコースを外れ止まるが、安藤友香の後ろにつき再び走り始めるが、再度コースから離れ止まってしまう。先頭が Y.チュンバ単独になる。

• 39km

  鈴木亜由子が加世田梨花に追い付き 3位に上がる。一方、安藤友香が先頭の Y.チュンバに追い付く。

• 40km

  2時間13分53秒で通過。先頭は安藤友香、Y.チュンバが並走する。直後の給水所では安藤友香がドリンクを取り損ねる。3位の鈴木亜由子は 16秒差、4位の加世田梨花は 24秒差で続く。

• 41.5km

  安藤友香がスパートをかけ Y.チュンバとの差をわずかに開ける。

• FINISH

  安藤友香が 2時間21分18秒で優勝をした。2位に 2時間21分25秒で Y.チュンバが入り、3位には 2時間21分33秒で鈴木亜由子が入った。最後まで上位争いをした加世田梨花は 2時間22分11秒の 4位だった。

選手インタビュー

＜優勝：安藤 友香（ワコール）＞
ー 走り終えて、今の気持ちは？
本当に今日はたくさんの応援ありがとうございました。ここまで来るのにお世話になった方が沢山いて、ようやく自分が今ここで走れているので感謝の気持ちでいっぱいです。パリは行けないのですけど、今日は優勝ができて良かったです。
ー 自分に打ち勝つことができた（自己ベスト更新）の原動力は？
沢山の人にお世話になって走れているので、その方々の1人1人の顔が浮かんで、今日は走れました。
ー 自己ベストを更新したタイム（2時間21分18秒）について
7年ぶりに更新できて、優勝という形で今日を終えることができたので、今日をスタートにまた頑張りたいと思います。
ー 39km付近で Y.チュンバ選手に追い付いたことについて
途中離れた時は苦しかったのですけど、とにかく諦めずに前だけ見て走っていたら追い付けたので、あとは皆さんの声援のおかげで最後まで頑張ることができました。
ー Y.チュンバ選手を引き離した最後のスパートについて
最後は絶対優勝したいと思ったので、その気持ちで頑張りました。
ー 今後の目標について
まずは今日優勝できて良かったんですけど、また今日をスタートに気持ちを新たに頑張りたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。

大会概要

2024年で 13回目の開催になる「名古屋ウィメンズマラソン」は、ワールドアスレティクスのランクで “プラチナ” ラベルの指定を受けているレースです。ジャパンマラソンチャンピオンシップ（JMC）シリーズの第3期 において、女子の “グレードS（GS）” に指定されています。

さらに、パリ五輪に向けた「マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ（MGCファイナルチャレンジ）」の女子の指定大会でもあります。MGCチャレンジに出場（完走）、または、2023年度開催の MGC出場資格を有する選手を対象とし、女子は指定の 2大会で設定記録の 2時間21分41秒を突破した記録最上位の選手 1名がパリ五輪の日本代表に内定します。現時点では「大阪国際女子マラソン」で前田穂南選手が記録した 2時間18分59秒が該当し、今大会でこの記録を突破する選手が居なければ、前田選手がパリ五輪の日本代表に内定します。

開催地とコース

開催地は、愛知県名古屋市。バンテリンドームナゴヤを発着点として、名古屋市内を巡る 42.195km。コースは細かなアップダウンはあるものの比較的フラットなルートを通ります。

主な参加選手

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参加ランナーの記録速報 は「スポロク」で見ることができます。

放送・配信の情報

マラソンEXPO