2019年の「ウルトラトレイル・マウントフジ」概要を発表。STYは開催せずUTMFに一本化

2018年8月23日に、2019年の「ウルトラトレイル・マウントフジ（UTMF）」の開催の概要が発表されました。大きな変更点としては、これまで行われてきた「STY」のカテゴリーが廃止されることが挙げられます。

「STY」の開催を止める理由についてプレス発表で、実行委員長の鏑木毅さんは、次のような点を挙げています。

「UTMF」のレースの始まった2012年の段階では、100マイルレースに対応できる選手が少なかったため、準備段階として距離を短く設定した「STY」併設していた。さらに、2018年は、富士山を1周しないコースになり、2つのカテゴリーを短い時間で同地点スタートをすることになるというリスクのある事態になった。

そういった状況を踏まえ、安全性を考慮し議論を重ねた結果、苦渋の決断として「STY」開催を断念。「UTMF」に一本化し、「STY」分のランナーを「UTMF」に増員をして、2,400人になるとしています。また、大会の総参加数が環境面で総参加数を増やすことが出来ないため、多くの人に100マイルレースを体験してほしいという意図も込められています。

2018年8月23日（木）に行われた記者会見の模様は、FACEBOOK内にある動画で見られ、詳細情報を知ることが出来ます。また、後日Youtubeの公式チャンネルでも公開が予定されています。