「東京マラソン2020」のレース結果

「東京マラソン2020」のエリート部門が、2020年3月1日(日)に、東京都新宿都庁前~東京駅間で開催されました。今大会は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて、一般の部が中止になり、エリートの部のみの開催となりました。また、男子マラソンの東京五輪代表を決める「MGCファイナルチャレンジ」の2戦目にあたり、国内の有力選手が多く参加するため注目を集めました。

【目次】

レース結果(速報タイム)

エリート 男子

レースは、ビルハヌ・レゲセ(エチオピア)が"2時間04分15秒"でゴールし2連覇で優勝しました。2位には"2時間04分49秒"でバシル・アブディ(ベルギー)が入り、3位には"2時間04分51秒"でシサイ・レマ(エチオピア)が入った。

4位には大迫傑が"2時間05分29秒"でゴールし、自らの持つ日本記録を更新し、東京五輪代表にさらに近づいた。男子のMGCファイナルチャレンジは、3月8日の「第75回びわ湖毎日マラソン大会」を残している。

エリート 男子結果
  • 1位
    2:04:15 ビルハヌ・レゲセ(エチオピア)
  • 2位
    2:04:49 バシル・アブディ(ベルギー)
  • 3位
    2:04:51 シサイ・レマ(エチオピア)
  • 4位
    2:05:29 大迫 傑(Nike)
  • 5位
    2:06:15 ビダン・カロキ(ケニア/横浜DeNA)
  • 6位
    2:06:22 エルハサン・エルアバシ(バーレーン)
  • 7位
    2:06:23 アセファ・メングストゥ(エチオピア)
  • 8位
    2:06:45 髙久 龍(ヤクルト)
  • 9位
    2:06:54 上門 大祐(大塚製薬)
  • 10位
    2:07:05 定方 俊樹(MHPS)
  • 16位
    2:07:45 設楽 悠太(Honda)
  • 26位
    2:09:34 井上 大仁(MHPS)
  • 27位
    2:09:41 山本 憲二(マツダ)
  • 30位
    2:11:19 大六野 秀畝(旭化成)
  • 32位
    2:11:37 河合 代二(トーエネック)
  • 39位
    2:12:11 神野 大地(セルソース)
  • 45位
    2:12:32 堀尾 謙介(トヨタ自動車)
  • 79位
    2:18:29 園田 隼(黒崎播磨)

エリート 女子

レースは、ロナー・チェムタイ・サルピーター(イスラエル)が"2時間17分45秒"の大会新記録で優勝しました。2位には"2時間18分35秒"で2018年にも優勝をしているベルハネ・ディババ(エチオピア)が入り、3位には"2時間20分30秒"でストゥメ・アセファ・ケベ(エチオピア)デが入った。

エリート 女子結果
  • 1位
    2:17:45 ロナー・チェムタイ・サルピーター(イスラエル)
  • 2位
    2:18:35 ベルハネ・ディババ(エチオピア)
  • 3位
    2:20:30 ストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)
  • 4位
    2:21:42 カプチッチ・セリー・チェピエゴ(ケニア)
  • 5位
    2:21:56 ティギスト・ギルマ(エチオピア)
  • 6位
    2:22:58 アズメラ・ゲブル(エチオピア)
  • 7位
    2:25:22 センベレ・テフェリ(エチオピア)
  • 8位
    2:27:34 シタイエ・エシェテ(バーレーン)
  • 9位
    2:27:42 シュレ・デミセ(エチオピア)
  • 10位
    2:30:31 山口 遥(AC・KITA)
  • 11位
    2:31:20 兼重 志帆(Grlab関東)
  • 13位
    2:40:29 水清田 有紀(千葉陸協)

車いす 男子

車いす 男子結果
  • 1位
    1:21:50 鈴木 朋樹
  • 2位
    1:30:00 渡辺 勝
  • 3位
    1:30:04 洞ノ上 浩太
  • 4位
    1:30:12 ホルディ・マデラ
  • 5位
    1:30:15 山本 浩之
  • 6位
    1:30:16 西田 宗城
  • 7位
    1:31:02 吉田 高志
  • 8位
    1:31:02 樋口 政幸

車いす 女子

車いす 女子結果
  • 1位
    1:40:00 喜納 翼
  • 2位
    1:53:23 クリスティー・ドーズ
  • 3位
    1:59:18 安川 祐里香

レース経過

天候は晴れで風も少なく、恵まれた条件の下でレースはスタートしました。

はじめの5kmまで下り基調が続くコースという事もあり、序盤より男女共に海外招待選手を中心にハイペースでレースが進んでいった。男子では、井上、大迫もトップ集団についていき、日本記録ペースよりも良いタイムで距離を重ねていきました。

男子は14人程度の集団を作り中盤まで進んでいくが、25km手前でペースがあがり集団がばらけていく。その中でレゲセを中心としたエチオピア勢が先頭にたちリードを広げていく。井上は粘りの走りを見せるが11位まで差を開けられる。大迫はさらに後退し13位まで順位を落としてしまう。

32km付近になると大迫が息を吹き返し、井上に追いつき、さらにその集団のトップに躍り出て35kmの時点で順位を5位まで上げてくる。

先頭争いは、レゲセ、レマ、メングストゥの3人が争うも、38.5km過ぎでレゲセが、単独でトップに立つ。その後、レゲセは独走となり、2連覇になるゴールテープを切った。2位争いでは、40km地点で25秒差あったアブディが、レマをゴール手前でかわすという逆転劇が見られた。大迫は、ひとつ順位を上げ、日本新記録をマークして4位でゴールした。序盤よりレースを引っ張っていた井上は後半失速し、26位でのゴールとなった。

女子は、海外招待選手を中心に、徐々にふるいにかけられるサバイバルレースが展開された。最後はサルピーターとディババの争いになったが、サルピーターが競り勝ち大会新記録で優勝をした。

レース タイムライン
  • START
    9時05分に車いすマラソンがスタート。9時10分にマラソンのランナーがスタート。気象コンディションは晴れ。11度、湿度48%、北西1.5m。ペースメーカーは、2分55秒~2分56秒と2分58秒の2パターンが用意されている。
  • 1km
    ペースメーカーを先頭に、2分55秒で入る。ランナーは縦長の大きな塊になっている。前の方には井上、村山、大迫の姿が見える。コースは序盤の5km過ぎまで下り基調が続く。
  • 5km
    14分32秒で通過。ペースメーカーごとに集団が分かれ、トップ集団は海外招待選手勢と、井上、大迫を含む13名程度。第2集団は5秒程度後方に位置している。
    女子は、16分27秒でアガをはじめとした10名程度の集団で通過。1分5秒遅れで山口、兼重、吉田、水清田らを含む第2集団が通過。
  • 7km
    トップ集団と、第2集団の差が徐々に広がってくる。
  • 10km
    29分14秒で通過。集団は井上、大迫を含む14名。第2集団は15秒遅れで、佐藤、設楽(悠)、村山、上門、鎧塚、山本らを含んでいる。共に30分12秒の日本記録よりもハイペースで進む。10km過ぎで大迫は、給水がうまく取れず一瞬止まってしまう。
    女子は、29分11秒で通過。トップの面子は5kmと同様。2分5秒遅れて、山口、兼重、吉田、水清田らを含む第2集団が通過。
  • 13.5km
    大迫、アブディ、カロキ、キプルトら4人が、トップ集団より少し離れる。
  • 15km
    43分58秒で通過。大迫らは、トップ集団に合流し14人に戻る。第2集団は19秒差。
    女子は、49分16秒で通過。
  • 19km
    海外招待選手のエキルが遅れる。
  • 20km
    58分41秒で通過。トップ集団は13人。気温は12.9度に上がる。第2集団は23秒差で、そこから村山、一色、堀尾が遅れていく。
    女子は、1時間05分38秒で通過。アイヤベイが遅れる。トップ集団の面子は、テフェリ、チェピエゴ、サルピーター、ゲブル、ギルマ、ディババ、アガ、ケベデら8名。後方に4分8秒差で山口、兼重、5分57秒差で吉田。
  • HALF
    1時間02分01秒でトップ集団が通過。1時間3分04秒の日本記録を上回るペース。ペースメーカー2人が予定よりも早く離れ、ペースメーカーが1人になる。
  • 24km
    トップ集団のペースが上がり、集団が縦長になる。大迫が集団の後方に下がり、遅れ始める。先頭に井上は食らいつくも、少し差を開けられる。
  • 25km
    1時間13分15秒で通過。トップはレマ、レゲセ、メングストゥの3名。少し遅れてモラ、カリウキが続く。井上は10秒差、大迫は17秒差。さらに36秒差で菊地、設楽(悠)、佐藤らが続く。
    女子は、1時間22分00秒で通過。トップ集団は6名。テフェリ、アガが遅れる。
  • 26km
    トップが、レマ、レゲセ、メングストゥのエチオピア勢に絞られる。
  • 30km
    1時間27分43秒で通過。トップ3人は変わらず。最後のペースメーカーが外れる。井上は46秒差で通過。大迫は58秒差。さらに、すぐ後ろに菊池が1分01秒差で続く。設楽は1分23秒差になる。
    女子は、1時間38分25秒で通過。サルピーター、ケベデ、ディババ、チェピエゴの4人に絞られる。
  • 32km
    大迫が、井上のいる集団に追いつく。大迫よりも井上の表情に余裕が見られない。この集団にはアブディ、チュンバ、エルアバシ、カロキがいる。
  • 33km
    大迫が追いついた集団のトップに立つ一方で、井上がジリジリ下がっていく。大迫は、しっかりした走りで、まだ余裕が見られる。
  • 35km
    1時間42分49秒で通過。先頭の3人は変わらないが、少しペースが落ちる。4位のカリウキをはさみ、大迫が5位の47秒差で通過。井上は12位に後退し1分16秒差。菊池がそのすぐ後に続く。
    女子は、1時間54分19秒でサルピーター、ディババの2人が争う。
  • 36km
    大迫がアブディにかわされ6位に後退
  • 38km
    大迫がカリウキを捉え5位に上がる。
  • 38km
    トップからメングストゥが遅れ、レゲセ、レマに絞られる。さらに、38.5km付近から、レマが遅れ、レゲセが単独トップになる。
  • 40km
    レゲセが1時間57分42秒で通過。レマが17秒遅れで2位。アブディが42秒差で3位、メングストゥが1分04秒差で4位と続く。さらに、大迫が1分09秒差の5位で通過する。9位には上門が日本人2位に上がってきて、髙久がそのすぐ後に続く。
    女子は、2時間10分29秒でサルピーターがトップで通過。2位ディババとは、38秒差。
  • 40.2km
    大迫がメングストゥをかわして4位に上がる。大迫は時折腰に手を当てるしぐさを見せる。
  • FINISH
    レゲセが2:04:15で優勝。アブディが34差の2時間04分49秒で2位に入り、僅差でレマが2時間04分51秒で3位に入った。アブディは、40km地点で25秒差あったレマをゴール直前でかわして2位になった。
    大迫は、自らの持つ日本記録を更新して2時間05分29秒で4位に入った。大迫はゴールする時に、低い位置でガッツポーズを作っていた。日本人では、髙久が2時間06分45秒で8位、上門が2時間06分54秒で9位に入った。井上は26位まで後退し、2時間09分34秒でゴールした。
    女子は、サルピーターが独走で2時間17分45秒の大会新記録でゴールし。2位は50秒差でディババが入った。3位はケベデが2分45秒差で続いた。

リーダーズボード

リーダーズボードでは、各カテゴリーごとのトップ50の選手の速報タイムを5km毎に追うことが出来ます。

東京マラソン リーダーボード(速報)
http://leaderboard.marathon.tokyo/

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