ジョギングやランニングを週1回以上行っている推計人口が、2020年調査で過去最多になる

笹川スポーツ財団は、1992年から隔年で実施している「スポーツライフに関する調査(スポーツライフ・データ)」の 2020年調査での、20歳以上のジョギング・ランニング実施率を公表しました。

調査概要
調査内容
運動・スポーツ実施
調査対象
全国の市区町村に居住する満18歳以上の男女3,000人(男性:1,493人、女性1,507人)
地点数 
300地点(大都市89地点、人口10万人以上の市122地点、人口10万人未満の市64地点、町村25地点)
調査時期
2020年8月28日~9月23日

2020年調査 20歳以上のジョギング・ランニング、年1回以上の実施率

2020年調査では、20歳以上のジョギング・ランニング実施率(年1回以上)が 10.2%、推計実施人口 1,055万人となり、調査開始以来、過去最高の実施率・推計実施人口という結果でした。

2020年調査 20歳以上のジョギング・ランニング、週1回以上、月2回以上の実施率

週1回以上の実施率は 5.6%、月2回以上は 7.0%、推計実施人口は週1回以上が 579万人、月2回以上が 724万人と、年1回以上の(10.2%/1,055万人)と同様に調査開始以来の最高の結果になりました。

実施率の推移は、「東京マラソン」が始まる1年前の 2006年以降増加を続け、2012年に一つのピークに達しました。以降は減少に転じましたが 2016年以降は再び上昇傾向にあります。2018年からの実施率の変化は、週1回以上が 0.3ポイント(5.3%→5.6%)、月2回以上が 0.6ポイント(6.4%→7.0%)と大きく増加はしていないものの、1998年から経年でみるとジョギング・ランニングを定期的に実施している人は着実に増えていることが伺えます。