「クイーンズ駅伝2020」の概要と結果・速報 - 2020年11月22日開催

2020年11月22日（日）に、宮城県の宮城郡松島町～仙台市で「クイーンズ駅伝 in 宮城（第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会）」が、22チームの参加で開催されました。

レース結果

レースは、JP日本郵政グループが 大会新記録の 2時間13分34秒で昨年に続いて2年連続3度目の優勝しました。2位には積水化学が 2時間14分50秒で入り、3位には豊田自動織機が 2時間15分36秒で入りました。

レース順位

• 1位

  2:13:34

  JP日本郵政グループ（東日本）大会新記録

• 2位

  2:14:50

  積水化学（東日本）

• 3位

  2:15:36

  豊田自動織機（中部）

• 4位

  2:15:37

  ワコール（関西）

• 5位

  2:16:03

  デンソー（中部）

• 6位

  2:16:08

  ヤマダホールディングス（東日本）

• 7位

  2:16:59

  パナソニック（東日本）

• 8位

  2:17:15

  九電工（九州）

• --シード権獲得ライン--

• 9位

  2:17:24

  ダイハツ（関西）

• 10位

  2:17:43

  エディオン（中国）

• 11位

  2:17:51

  天満屋（中国）

• 12位

  2:17:59

  資生堂（東日本）

• 13位

  2:18:20

  三井住友海上（東日本）

• 14位

  2:18:25

  大塚製薬（関西）

• 15位

  2:18:55

  スターツ（東日本）

• 16位

  2:19:53

  ユニバーサル エンターテインメント（東日本）

• 17位

  2:20:55

  日立（東日本）

• 18位

  2:21:26

  肥後銀行（九州）

• 19位

  2:22:08

  ルートインホテルズ（東日本）

• 20位

  2:22:49

  シスメックス（関　西）

• 21位

  2:24:20

  ホクレン（東日本）

• 22位

  2:24:53

  鹿児島銀行（九州）

区間順位

• 1区
• 2区
• 3区
• 4区
• 5区
• 6区

レース経過

• 1区

  廣中璃梨佳（JP日本郵政グループ）が序盤からハイペースで入り独走態勢をつくり、2位の清水真帆（ヤマダホールディングス）に 31秒差をつけ 2区へつなげる。2位グループは、6チームが僅差で中継地点を通過する。

• 2区

  3.3kmと短い 2区では、2位集団にいた卜部蘭（積水化学）が快走をみせて単独 2位あがり、トップの菅田雅香（JP日本郵政グループ）に 10秒差まで詰め、3区にタスキを繋いだ。

• 3区

  2位の新谷仁美（積水化学）が序盤の800mで10秒をつめ、トップの鍋島莉奈（JP日本郵政グループ）に追いつく。新谷は、ついてこようとする鍋島を引き離し 5kmのチェックポイントでは 22秒の差をつけ、区間後半でもスピードを落とさず、55秒の差をつけて 4区にタスキを繋いだ。新谷は区間記録を 1分10秒更新して区間新をマークし、2位の鍋島も区間新のタイムだった。
  後方では、10位でタスキを受けた一山麻緒（ワコール）が快走をみせ、6人を抜いて 4位まで順位を上げた。9位だった片貝洋美（三井住友海上）は、6.7km地点で両足のシューズが脱げてしまいソックスで走るというアクシデントがあり、14位まで順位を落とした。

• 4区

  3.6kmの4区は外国人が出場可能な区間で、1位、2位には変動はなかったが、3位以下では順位が激しく動いた。ローズメリー・ワンジル（スターツ）は区間新で走り、15位から11位まで順位をあげた。

• 5区

  55秒差の 2位でタスキをうけた鈴木亜由子（JP日本郵政グループ）は、森智香子（積水化学）を追い上げ 7.5km地点で追いつく。鈴木は森を引き離し、29秒の差をつけて 最終区間の6区に繋いだ。シード権争いでは、パナソニック、九電工、ダイハツの 3チームが激しく争いを続けた。

• 6区

  トップで襷を受けた大西ひかり（JP日本郵政グループ）は、区間記録の走りをみせ連覇のゴールテープを切った。2位は、野村蒼（積水化学）がチーム過去最高順位でゴールした。6位でタスキを受け取り、今回で最後の駅伝となる福士加代子（ワコール）は 3位まで順位を上げて競技場に入るも、ゴール直前で籔下明音（豊田自動織機）に抜き返され 4位でゴールした。
  シード権争いでは、7位にパナソニック、8位に九電工が入りシード権を獲得し、ダイハツは 9秒差で及ばなかった。

大会概要

2020年大会で 40回の開催を数える「クイーンズ駅伝 in 宮城（第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会）」は、日本実業団陸上競技連合が主催する大会で、女子実業団の駅伝のトップチームを決める全国大会です。

2020年大会は、昨年の大会でシード権を獲得した 8チームと、予選のプリンセス駅伝から進出した 14チームの 全22チームが参加して競われます。2021年の大会シード権は、上位 8位までの入賞チームに与えられます。なお、今大会は 40回記念大会として 6枠の増枠が予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で増枠は、次回大会に持ち越しになりました。

開催地とコース

開催地は、宮城県の宮城郡松島町から仙台市の「弘進ゴムアスリートパーク仙台」までの 42.195km（6区間）です。今年度は、新型コロナウイルスの影響で第一中継所の場所が変更されたため、第1区と第2区の距離に変更があります。

一般社団法人 日本実業団陸上競技連合

出場チーム

放送・配信の情報