9月12日はマラソンの日
- 作成日
- 2017年9月12日
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9月12日は「マラソンの日」です。マラソンの由来となった、マラトンの戦いが紀元前450年の9月12日に起こったとされています。
【マラソンの名の由来】
紀元前450年9月12日、アテナイの名将ミルティアデスはマラトン(Marathon)に上陸したペルシャの大軍を奇策で撃退した。マラトンの戦いである。勝利というエウアンゲリオン(良い知らせ)をアテナイの元老に伝えるためにフィディピディス(Philippides)という兵士が伝令に選ばれた。フィディピディスはマラトンから約40km離れたアテナイまでを駆け抜け、アテナイの郊外で「我勝てり」と告げた後に力尽きて息を引き取ったと言われている。この伝承はヘロドトスの『歴史』によるとされ、アテナイは現在のアテネとされる。ただし、この話が史実かという点については諸説がある。戦いの日時を紀元前490年11月2日とする説もあり、プルタルコスによれば兵士の名前はエウクレス(Eukles)とされる。
その後、1896年にアテネで開催された第1回オリンピックで、マラトンからアテネ・パナシナイコ競技場までの40kmの競走が加えられ、マラソンが競技として始まった。コースの距離は、1908年の第4回ロンドンオリンピックで1度42.195kmで開催された記録があるが、1~7回大会までは40km強の距離ではあるが固定がされていなかった。距離が42.195km統一されたのは、1924年の第8回パリオリンピック以降からとなっている。