ランイングのトレーニングにもなる、サッカーとフットサルの走行距離はどれくらい?

フットサル場

ランニングである程度走れるようになると、様々なスポーツに対応ができるようになります。その中でも、相性の良いスポーツの一つとしてフットサルが挙げられます。

フットサルは、サッカーから派生した競技で、名称の由来はスペイン語とポルトガル語の「室内サッカー」を表す言葉が省略されて『フットサル』と呼ばれるようになりました。通常のサッカーよりも小さいコートを使い、1チーム5人でプレーします。ルールはサッカーと類似点が多く、誰でも馴染みやすい競技になります。

フットサルの施設は多くあり、初心者向けのレッスンを積極的に開催しているため、他の球技に比べて初心者でも参加がしやすいという特色があります。

そこで気になるのは、サッカーやフットサルは、どれくらい走るスポーツなのでしょうか。

サッカーの走行距離

サッカー

サッカーでは、攻めのポジション、守るポジション、ゴールキーパーなど、役割により走る距離が変わってきます。1試合90分で行われるサッカーで、ゴールキーパーを除くフィールドプレイヤーの平均走行距離は、おおよそ8km~12km程度とされています。広いエリアをカバーするミッドフィルダーの選手などは、1試合で14kmを走る場合もあります。

走行距離とともに、スプリント回数も一つの指標になります。スプリントというのは、攻撃や守備を積極的に行う時に全力で走ることで、その基準は時速24km以上、50メートル走に換算すると7.5秒とされ、全力疾走に近いスピードで走ります。多い選手では1試合で40回ものスプリントを繰り返し行います。

フットサルの走行距離

フットサル

フットサルは、1試合が20分ハーフの合計40分で行われます。そのため走行距離は、サッカーよりも少なく平均で6km程度です。しかし、攻守の交代が激しく、コート全体を使ったプレーが行われるため、運動量自体は増えることになります。

試合では局面により、走るスピードが異なります。スピード別に6種に分けて統計した結果、約8割はジョグや少し早いランが占め、次いで早いランが15%程度でした。全力走行のスプリントは、2.24%とわずかな割合となっています。

なお、前述したサッカーとフットサルのデータは、プロ選手であったりトップレベルの学生選手で、スポーツ愛好者の場合はこれより低い数字になります。また、草サッカーや練習での試合は、プレイ時間も違うため走行距離は異なってきます。

野田千鶴(2012年)「日本トップレベルフットサル選手の試合中における走行距離に関する分析」より

フットサルとランニングとの相性

サッカー場でランニング

ランニングをやっている人がフットサルを始めるとすれば、走れるという点が有利に働き、相性は良いと言えます。プレーの中で、ジョグや早めのランが続くため、持久力が必要になるからです。ボールの扱いは練習を通して、徐々に覚えていけば問題ありません。

フットサルでは、様々スピードなや方向での走行が繰り返し行われ、ランニングにはないターンなどの動作が必要になります。普段使っていない筋肉を動員することになるため、走行時の安定性が良くなり、さらに故障のリスクが減ります。また、スプリントする機会があるため、インターバルトレーニング的な役割を果たし、心肺機能の強化やスピード練習にもなります。

気を付けたいのは、フットサルでは競り合いなどでコンタクトプレーが起こり、怪我をしやすい点です。大事なマラソン大会が控えている時期は、フットサルへの参加は控えた方が良いかもしれません。

まずは、やってみよう

やってみよう

近所や、勤務先の近くにフットサル場があれば、ホームページをチェックしたり、施設を訪れてみましょう。多くの施設では、初心者の人が個人で参加できるレッスンや練習会があるので、まずは一度参加してみましょう。新しいことへのチャレンジで躊躇する気持ちもあるかもしれませんが、まず一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。

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