コロナ禍で延期されていた「2020 ロンドンマラソン」が開催!周回コースでエリートの部が行われる

新型コロナウイルスの影響で 2020年4月から延期されていた「2020 Virgin Moneyロンドンマラソン」が、2020年10月4日(日)に開催されました。

今年の開催で40周年を迎える「ロンドンマラソン」は、コロナ禍での開催のためエリートの部のみが現地で行われ、一般の部はオンラインアプリを利用したバーチャルマラソンとして開催されました。

エリートの部では、例年使われているロンドンの市街地コースを走らず、ロンドン中央部に位置するセント・ジェームズ・パークの周囲に設営された2.15kmの特設コースを周回して行われました。男子では、K.ベケレ(エチオピア)が欠場するというニュースがあったものの、世界記録をもつエリウド・キプチョゲ(ケニア)をはじめ、トップランナーが集結し注目を集めました。

なお、「2020 Virgin Moneyロンドンマラソン」のエリートの部のレースの模様は、オリンピックチャンネルでリプレイとして、アーカイブを見ることができます。

エリート 男子結果

レースは、ゴール手前まで上位3人の争いが続き、S・キタタ(エチオピア)が 2時間5分41秒で初優勝をしました。1秒差の 2位には V・キプチュンバ(ケニア)が 2時間5分42秒が入り、4秒差の3位には S・レンマ(エチオピア)が 2時間5分45秒で入はいりました。世界記録保持者の E・キプチョゲは、23マイル付近より遅れ 2時間06分49秒で 8位でした。

  • 1位
    02:05:41
    S・キタタ(エチオピア)
  • 2位
    02:05:42
    V・キプチュンバ(ケニア)
  • 3位
    02:05:45
    S・レンマ(エチオピア)
  • 4位
    02:06:04
    M・ゲレメウ(エチオピア)
  • 5位
    02:06:08
    M・ワシフン(エチオピア)
  • 6位
    02:06:41
    T・トラ(エチオピア)
  • 7位
    02:06:42
    B・キプルト(ケニア)
  • 8位
    02:06:49
    E・キプチョゲ(ケニア)
  • 9位
    02:09:01
    S・N・モーエン(ノルウェー)
  • 10位
    02:09:25
    M・キプセレム(ケニア)

エリート 女子結果

男子に先駆けて行われた女子エリートレースは、B・コスゲイが独走し 2時間18分58秒で、2019年に続き優勝をしました。2位にはゴール手前で驚異の追い上げをした S・ホールが 2時間22分01秒で入り、3位には R・チェプンゲティッチ(ケニア)2時間22分05秒で入りました。

  • 1位
    02:18:58
    B・コスゲイ(ケニア)
  • 2位
    02:22:01
    S・ホール(アメリカ)
  • 3位
    02:22:05
    R・チェプンゲティッチ(ケニア)
  • 4位
    02:22:51
    A・ベケレ(エチオピア)
  • 5位
    02:24:23
    A・メゲルトゥ(エチオピア)
  • 6位
    02:25:13
    M・サイデル(アメリカ)
  • 7位
    02:26:51
    G・ステイン(南アフリカ)
  • 8位
    02:27:07
    S・ダイヴァー(オーストラリア)
  • 9位
    02:27:29
    D・ミカリロヴァ(ウクライナ)
  • 10位
    02:28:18
    V・ジェメリ(ケニア)