見たら走りたくなる!マラソンや駅伝を題材にしたおススメの映画・ドラマ
マラソンや駅伝など走ることを題材にしたおススメの映画・ドラマを紹介します。走ることの素晴らしさを伝える映画や、2013年に起こったボストンマラソンの爆弾テロを扱った映画など、バラエティある作品を揃えています。なお、作品は随時追加していきます。
もしかしたら映画を見た後は、外に走りに行きたくなるかもしれません。
ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(2019年・アメリカ)
ニューヨークを舞台に、1人の女性がマラソンにチャレンジしていく過程を描いた、アマゾンオリジナルのムービー。
主人公はユーモアがあって社交的だけど、わがままなで不摂生な生活をしているアラサーの女性ブリタニー。ありのままのに生きていたが、BMIが31~32でダイエットが必要と診断され、周りの人の態度や鏡に映る自分を見て、気持ちに変化が表れ始める。しかし、なかなか初めの一歩を踏み出せない彼女に、近所のランナーのキャサリンが語り掛ける。ついにブリタニーは、スエットに着替えて走り出す。その先には、ニューヨーク・シティ・マラソンという目標が待っていた。
今どきの女性がランニングの魅力に気づき、ランナーとしてだけでなく、一人の女子としても成長していきます。
- 監督
- ポール・ダウンズ・コレイゾ
- 出演
- ジリアン・ベル、ミカエラ・ワトキンス、ウトカルシュ・アンブドゥカル
陽だまりハウスでマラソンを(2015年・ドイツ)
メルボルン五輪のマラソンで優勝したという設定の、パウル・アヴァホフの老後の話。
かつてのメダリストのパウルも年を重ね70歳を超える老人となっていた。ある日、彼の妻が病気をもちキッチンで怪我をしたことをきっかけに、不本意ながら夫婦で介護施設に入ることに。しかし、彼は施設での生活になじむことが出来ず、ベルリンマラソンに出場することを決めて施設の庭でトレーニングを始めてしまう。しかし、彼の行為は嘲笑され、周囲は反対するが、果たして。
主演したディーター・ハラーフォルデンは78歳。映画では、パワフルな演技と走りっぷりを見せてくれます。
主人公がメダルを獲得したという設定のメルボルン五輪のマラソン男子ですが、実際はアラン・ミムン(フランス)が、2時間25分00秒で優勝しています。
- 監督
- キリアン・リートホーフ
- 出演
- ディーター・ハラーフォルデン、ターチャ・ザイプト、ハイケ・マカッシュ
人生はマラソンだ!(2012年・オランダ)
マラソンを走ったことのない4人のオジサンたちが「ロッテルダム・マラソン」に挑戦するコメディータッチの映画。
カードゲームとビールが大好きで運動とは縁のない4人の自動車整備員たちが、車整備工場が滞納していた税金分のスポンサー料をかけてフルマラソンを走ることに。目指すは賭けの条件になっている4人全員が完走をすること。怠惰な生活が染みついた彼らはトレーニングと私生活の問題を乗り越えて、ゴールまでたどり着くことが出来るのか。
映画を通して次第に生き生きしていくオジサンたちの姿を見ていると、走ることの楽しさが伝わってきます。ちなみにロッテルダムマラソンの制限時間は 5時間30分と初心者には少し厳しめです。
- 監督
- ディーデリック・コーパル
- 出演
- ステファン・デ・ワレ、マルティン・ファン・ワールデンベルグ、フランク・ラマース、マルセル・ヘンセマ
パトリオット・デイ(2017年・アメリカ)
2013年のボストンマラソンで起こった爆弾テロ事件を映画化した作品です。ストーリーは映画としての脚色はあるものの、事実に基づいて制作されており、日本の報道ではではあまり知りえなかった事件の顛末を知ることが出来ます。
この映画は、唯一架空人物として描かれた1人の警察官を中心に、事件に遭遇してしまった複数の人たち、そして事件の地となってしまったボストンという街を描かれます。実際に起こった映像も交えられており、当時のボストンの雰囲気やひっ切迫した緊張感も伝わってきます。この作品はPG12対象で、衝撃的なシーンもありますので、血などの描写が苦手な人はご注意ください。
同様の事件を扱い、違う側面で捉えた作品「ボストン・ストロング」とセットで見ると、より事件を掘り下げることが出来ます。
- 監督
- ピーター・バーグ
- 出演
- マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマン
ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~(2017年・アメリカ)
2013年のボストンマラソンで起こった爆弾テロ事件で、ゴール地点に元恋人の応援に行き、爆発に巻き込まれ、両足を失った一人の青年の実話を元にした映画。
主人公のジェフ・ボーマンは、ボストンマラソンを走るランナーではなく、ボストンレッドソックスのファンの青年。テロにあい、両脚を失ったことで「ボストンストロング(ボストンよ、強くあれ)」というの言葉の象徴として世間から注目される存在になっていきます。
物語では、元恋人やファミリー達などの関わり合いを通して、肉体の一部を失ったジェフの心の不安やや葛藤、そしてジェフ自身の強さを見出していく過程を描きます。
- 監督
- デヴィッド・ゴードン・グリーン
- 出演
- ジェイク・ギレンホール、タチアナ・マスラニー、ミランダ・リチャードソン
風が強く吹いている(2009年・日本)
三浦しをん原作の箱根駅伝を舞台にした小説を映画化した作品。この「風が強く吹いている」は映画化だけでなく、ラジオドラマ、舞台、漫画など幅広く展開され、2018年には全23話でアニメ化されるなど、人気を集めています。
ストーリーは、架空の寛政大学陸上競技部の主将のハイジが、新入生のカケルを寮に勧誘し、箱根駅伝参加に必要な人数の10人が揃い、箱根駅伝を目指すと告げるところから始まります。ハイジは密かに箱根駅伝に挑戦するという夢を温めていたのだった。しかし、ハイジとカケル以外の部員は、ブランクがある者や、陸上競技未経験ばかりで、戦力としては弱小。しかも、箱根駅伝に向けての足並みも揃わず、前途は多難。この状態から、無事に予選会を通過して、夢の箱根駅伝に駒を進めることはできるのか。
映画版は約2時間という制約があるため、小説のストーリーを駆け足で追う作りになります。一方アニメ版は、全23話と十分な尺があるため、細かなエピソードや登場人物の感情や背景を掘り下げています。そのため、映画版を見てから、アニメ版を見ると、この作品をより楽しむことが出来ます。
- 監督
- 大森寿美男
- 出演
- 小出恵介、林遣都、中村優一
奈緒子(2008年・日本)
「ビッグコミックスピリッツ」にて1994年から2003年まで連載されていた漫画を原作の映画作品。
波切島という架空の島の高校の陸上部に所属する超高校級のランナー雄介と部員たち、そして彼の過去と因縁をもつ奈緒子という女子高生が、駅伝を通して通じ合い成長していく青春スポーツ映画です。スポーツモノにありがちな派手さのある演出はなく、感情の変化を間で表現するなど、物静かな映画になっています。
終盤にある駅伝のレースは、長崎県の陸上競技会や中学・高校が協力している点で本気度が伺えますが、展開や走りの描写にはリアリティが欠けているところがあり、その点が残念なところです。
撮影地となった壱岐市では毎年「壱岐ウルトラマラソン」が行われており、漫画版に描かれている場所がコースに含まれています。
- 監督
- 古厩智之
- 出演
- 上野樹里、三浦春馬、笑福亭鶴瓶
ekiden[駅伝](2000年・日本)
実業団駅伝を題材にした映画。廃部になった駅伝部を復活させていく主人公の宗介を中心に、大学の陸上部の仲間だった実業団エリートの義彦、元マネージャーのさおりの3人の人間模様を描きます。それぞれが歩む道のりには、思わぬアクシデントが待ち受けています。
当時の不況だった経済状況や、マラソンブーム前だった背景を反映し、今とは違った部分も見て取れます。駅伝のシーンは突っ込みどころはありますが、ストーリー重視のフィクション映画なので余り気にしないで見ましょう。
- 監督
- 浜本正機
- 出演
- 伊藤高史、田中麗奈、中村俊介
弾丸ランナー(1996年・日本)
冴えない若者のを追う、拳銃を持ったドラッグ中毒でコンビニ店員、さらにそれを追う、会長をとられケジメをつけるための包丁を持ったヤクザ。彼らが路地にパチンコ屋の中を走り壁を越え、逃げて追いかけるランニングムービー。それぞれ3者3様の背景をもち関わりをもってしまった男たちが、街中を全力で走り抜けクライマックスに向かいます。
走る3名は、若き日の田口トモロヲ、ダイアモンド☆ユカイ、堤真一。監督は、代表作に「うさぎドロップ」などをもつ、SUBU監督が独特の世界観が反映された映画です。
- 監督
- SUBU
- 出演
- 田口トモロヲ、ダイアモンド☆ユカイ、堤真一
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