トレイルランニングを始めるときに揃えておきたい10個の基本アイテム
暖かい季節を迎えるといよいよトレイルランニングのシーズンも本番を迎え始めます。これから新たにトレイルというフィールドに挑戦していくランナーも、多くいるのではないでしょうか。
装備をあまり必要としないロードを走る時と比べて、人里から離れた不整地や山などを走るトレイルランニングは、快適に走りながら怪我や事故を回避するための道具を揃える必要があります。シューズやウェアはもちろん、装備を入れるためのバックパックなどは必需品になります。
- 【目次】
トレイルランニングのアイテムについて
トレイルランニングの装備は、大まかに3つの用途に分けられます。1つ目は、シューズやウェアなど身に付けるものやバックパックなどの、走るために必要な装備。2つ目は、水を入れる容器や補給食などの行動食。3つ目は、事故などのリスクを回避したり、事故が起こってしまった時に対処する装備です。
トレイルランニングの装備品は、大量生産ではないものが多いため価格は高めで、揃えるアイテム数も多いので、それなりの予算がかかります。しかし、販売されているアイテムはメーカーごとに特色があるので、自分なりの装備をこだわりをもって集めるという楽しみ方ができます。
ここでは、トレイルランニングを始めようとするランナーが、揃えておきたい基本的なアイテムを紹介していきます。
トレイルランニングシューズ
ロードからトレイルランニングへフィールドを広げようとする時は、新しくトレイルランニング用のシューズを購入することをおススメします。
トレイルランニングは、街中を走る時と違い、路面は一定ではなく様々な様相を見せてきます。トレイルランニングシューズは、優れたグリップやクッション性、安定性などを持つことで、荒れた路面や凸凹路面などにも、柔軟に対応してくれます。
走っている状況によっては、怪我や事故などのリスクと隣り合わせになることもあります。そうした時に、トレイル用のシューズを使っていることで、怪我や事故のリスクを減らしたり、危険回避のサポートをしてくれます。
トレイルランニングウェア
トレイルや山に向かう時のウェアは、汗冷えしないように速乾性のあるものを用意します。また、アクシデントにあった場合を考慮して、目立ちやすい明るいカラーのウェアがベターです。ダーク系のウェアは、ハチなどを寄せ付けつけやすいため避けた方が無難です。
レインウェア
トレイルランニングでは、気候や移り変わる天候に合わせてウェアを組み合わせて着る、レイヤリングが重要になります。山では、天気の急変や寒暖の差がある場合があるため、防水加工がされたウェアを1枚用意しておけば、雨と防寒の両方の対策ができます。
タイツ
筋肉の負担が高いトレイルでの走行をサポートしてくれるだけでなく、タイツを履いておけば、転倒した時などのキズなどのダメージから足を守ることができます。
バックパック
トレイルランニング用のバックパックは、荷物や行動食、水などを入れるため必須のアイテムです。容量は最低限のミニマムタイプのものから、大き目のものまで様々。行動する距離や荷物の量、フィット感や使いやすさを考えて、自分に合ったものを探したいアイテムです。
丘陵地帯や短めの距離のランニングであれば、少量の荷物と飲料ボトルを入れられる、ウェストポーチという選択肢もあります。
ハイドレーション
ハイドレーションは、水分補給に必要な水を効率良く携帯するための容器です。長距離を走る場合は容量の多いリザーバータイプを使いますが、初めのうちはバックパックに装着できるフラスクタイプで十分対応ができます。
ファーストエイドキット
怪我や体調不良になった時を想定してその場で対処できるように、医療品やサポート用品を持っていきます。毒をもつ虫に刺されたり、動物に噛まれた場合に毒を吸い出す「ポイズンリムーバー」なども一緒に所持しておきたいアイテムです。
<エマージェンシー用品の例>
・テーピング ・絆創膏 ・ワセリン
・ポイズンリムーバー ・ホイッスル
エマージェンシーシート
エマージェンシーシートは、軽量でコンパクトなアルミブランケットです。怪我などで動けなくなった時などの緊急時に被ることで体温を保持し、雨や風からカラダを保護してくれます。価格も安いため、いざという時のために持っておきたい必須アイテムです。
行動食
長距離の走行を予定する場合は、エネルギーを補給するための行動食が必須になります。行動食は、緊急時に備えて、摂取する分量よりも多く用意しておきます。
ランニング向けのジェルタイプや固形タイプなどの補給食だけでなく、ドライフルーツやナッツ類も行動食になります。走っているときの補給は、ちょっとした楽しみになるので、自分の好みにあうものを揃えましょう。
クマよけの鈴
近年、トレイルコースの近くでも熊の目撃例が報告されています。野生の動物と遭遇しない予防策として、鈴を鳴らして走ることが効果的です。必要のない時には音が鳴らない、消音機能が付いたものもあります。
ヘッドランプ
山で日が陰ってくるのは早いため、思いがけず暗い道のりを走ることになることがあります。そこで、ヘッドランプを持っていると、暗くなったとしても安心して行動することができます。ランプの明かりが前方の視界を確保し、夜道での走行をサポートしてくれます。
スマートフォンバッテリー
スマートフォンは、GPSトラッキングや緊急時の通話、ライトなど、トレイルで様々な役割を果たしてくれます。長時間、山などで行動する場合は、電池切れ防止のため予備バッテリーを持っていると良いでしょう。
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