コストパフォーマンスに優れた1万円台のスマートウォッチ「Amazfit Bip Max」の機能説明と実機レビュー
Amazfit Bip Max 製品概要
「Amazfit Bip Max」は、エントリーモデルでありながら、多彩な機能を備えたスマートウォッチです。はじめてスマートウォッチを購入する人はもちろん、価格を抑えながらも機能性を重視したい人にも適しています。
2.07インチの大型ディスプレイやロングバッテリー、オフラインマップ対応、4GBストレージなど、従来は上位モデルで採用されることが多かった機能を備えている点が特徴です。製品名の「MAX」の名にふさわしく、価格帯を考えると非常に充実した機能を備えています。
Amazfit Bip Max の5つのMAXポイント
- 2.07インチ大型AMOLEDディスプレイ+最大輝度3,000nitで圧倒的な見やすさ
- バッテリーは2時間充電で通常使用で最大20日間の使用が可能
- 同価格帯ウォッチの中でも最大クラス4GBストレージで地図機能・音楽再生に対応
- GPT-4o搭載のAI音声操作「Zepp Flow」で誰でも簡単操作
- 充実した機能を18,980円(税込)で実現
- 商品名
- Amazfit Bip Max(アマズフィット ビップ マックス)
- 価 格
- 18,980円(税込)
- カラー
- ダークブルー(初回生産限定)、カーボングレー、シルバー
- 発売日
- 2026年5月21日(木)
- Amazfit Bip Max スマートウォッチ¥18,980(税込)2026-07-15 03:23:53 時点
多彩な機能を搭載しながら優れたコストパフォーマンスをもつAmazfit最上級のエントリーモデルです。
Amazfit Bip Max 実機レビュー
製品内容と初期セットアップ
「Amazfit Bip Max」の同梱品は、本体、専用充電ベース、シリコンバンド、製品説明書の4点です。充電用のUSBケーブルは付属していないため、別途用意する必要があります。
付属の説明書にはスマートフォンとのペアリング方法やバンドの取り付け方など、初期セットアップに必要な内容が記載されています。詳しい機能や操作方法は、メーカーが公開しているユーザーガイド(PDF)で確認できます。
セットアップはウォッチに表示される案内に沿って進めるだけなので、初めてスマートウォッチを使う人でも迷うことはありませんでした。ペアリングや初回アップデートを含めても、約10分で利用を開始できました。
大型で明るいディスプレイ
「Amazfit Bip Max」は、2.07インチの大型AMOLEDディスプレイを採用しています。一般的な丸形スマートウォッチよりも表示領域が広く、文字やアイコンが大きく表示されるため、通知やトレーニングデータをひと目で確認できます。最大3,000nitの高輝度ディスプレイを採用しているため、晴天時でも画面が見やすく、自動輝度調整により夜間も快適に使用できました。
最初から設定されているウォッチフェイスでは、時刻を大きく表示しながらも、心拍数や健康データ、消費カロリー、天気、バッテリー状況など、多くの情報を1画面で確認できます。ウォッチフェイスは10種類がプリインストールされており、デジタル表示のものからグラフを用いたもの、アナログ表示のものまで用意されています。さらに、Zeppアプリ内のストアには多彩なウォッチフェイスが用意されており、用途や好みに合わせて変更できます。
装着感について
Amazfit Bip Max」は、2.07インチの大型ディスプレイを採用しているため、本体サイズは縦49.5mm、横42.63mmと比較的大きめで、小型モデルと比べると、フィット感はやや劣る印象でした。シリコンバンド装着時の重量は約52.6gで、軽量モデルと比べると装着時の存在感があります。大画面による見やすさを実現した一方で、装着感には少なからず影響していると感じました。
一方で、本体重量は約34.3gと比較的軽量です。実際にナイロンバンドへ交換してみると、シリコンバンドよりも軽く、締め付け具合の微調整もしやすいため、装着時のフィット感は大きく向上しました。
2ボタンを採用した操作性
操作は、2つの物理ボタンとタッチディスプレイを組み合わせて行います。上側の赤いボタンを押すとエクササイズメニュー、下側のボタンを押すとアプリメニューが表示されます。各メニューを開いた後は、基本的にタッチ操作で機能を選択します。
アイコンやボタンは大きめに設計されているため、タッチ操作は快適です。実際に操作してみても、メニューを押し間違えることはほとんどなく、初めて使う人でも扱いやすいと感じました。
ランニング中は、データ表示の切り替えをタッチ操作で行い、終了する時は赤いボタンを押すことで終了メニューに移動します。ランニングをしながらでも操作はしやすく、画面遷移もスムーズで、ストレスなく操作できました。
ランニング機能について
ランニング機能は、距離、時間、ペース、ケイデンス、消費カロリー、心拍数など、ランニングに必要な基本データをひと通り網羅しています。さらに、これまで上位モデルに搭載されることが多かった接地時間や上下動(垂直動)などのランニングダイナミクスにも対応しており、ランニングフォームを分析するためのデータとして活用できます。
一方で、気圧高度計センサーは搭載されていないため、獲得標高や平均勾配などのデータは取得できません。また、GPSはシングルバンド方式のため、高層ビル街や山間部ではデュアルバンドGPS搭載モデルと比べて測位精度で不利になる場面があります。
ランニングをサポートする機能も充実しています。Zeppコーチでは、フルマラソンなど目標レースや期間に応じたトレーニングプランを自動で作成してくれるほか、トレーニングライブラリや仮想ペーサーなども利用できます。スポーツモードは150種類以上に対応しており、近年話題となっている「HYROX(ハイロックス)」専用モードも搭載しています。ランニングだけでなく、幅広いスポーツやトレーニングに対応しています。
4GBのストレージを搭載する「Amazfit Bip Max」は、オフラインマップにも対応しています。あらかじめ地図をダウンロードしておけば、ランニング中でもウォッチ上で現在地を確認できます。1つのマップで関東地方がほぼ収まるほどの広いエリアを保存できる点も魅力です。さらに、コンターマップ(等高線地形図)にも対応しており、YAMAPやヤマレコのGPXデータを取り込めば、オフラインナビゲーションも利用できます。そのため、ハイキングやトレイルランニングにも対応できます。ただし、長時間のGPS利用や気圧高度計、デュアルバンドGPS、MIL規格準拠の耐久性が求められる本格的な登山では、「Amazfit T-Rex」シリーズの方が適しています。
実際にランニングで使用して気になった点は2つありました。1つ目は、ランニング中のデータ表示の文字がやや小さいことです。設定で文字サイズを変更してもランニング画面には反映されず、文字サイズは固定となっています。筆者は普段「Amazfit Cheetah Pro」を使用していますが、それと比べるとランニング中の視認性はやや劣ると感じました。
2つ目は、本体サイズの大きさによる装着感です。約120分のランニングでは、90分を過ぎた頃からスクエア型の本体が手の甲に触れ、少し違和感を覚えました。これは手首が細めであることや付属のシリコンバンドを使用していたことも影響していると考えられます。実際にナイロンバンドへ交換すると、軽量で締め付け具合の調整もしやすく、装着感は大きく改善しました。そのため、長時間のランニングでは、ナイロンバンドとの組み合わせをおすすめします。
バッテリーと充電機能
「Amazfit Bip Max」の大きな魅力の一つが、バッテリー性能です。約2時間の充電で通常使用なら最大20日間利用できるため、毎日のように充電する必要がありません。バッテリー切れを気にせず使いたい人や、充電の手間をできるだけ減らしたい人には大きなメリットと言えるでしょう。
ランニング用途でも十分な駆動時間を備えています。ハードな使用でも最大10日間、GPSモードでは最大40時間の連続使用に対応しており、長時間のトレーニングやウルトラマラソンでも安心して使用できるスペックです。
- 標準的な使用:最大20日間
- ハードな使用:最大10日間
- GPSモード:最大40時間
スマート機能・その他の機能
ランニング機能だけでなく、通知やカレンダーなどのスマート機能にも対応しています。また、AI音声操作システム「Zepp Flow」を搭載しており、ボタンやタッチ操作を使わずに音声でウォッチを操作できます。
ウォッチとペアリングするスマートフォンアプリ「Zepp」では、計測したデータをより詳しく表示・分析できるほか、ウォッチフェイスの変更や各種設定なども行えます。ウォッチの機能をより便利に活用するためには欠かせないアプリです。
Amazfit Bip Max の総評
「Amazfit Bip Max」は、コストパフォーマンスに優れたスマートウォッチです。これまで上位モデルに搭載されることが多かった機能を取り入れながら、1万円台という価格を実現している点が大きな魅力です。
ランナーの視点で見ると、GPSやオフラインマップ、トレーニング分析など、この価格帯では充実した機能を備えています。他社製GPSウォッチで同等の機能を求める場合は、一般的にもう一つ上の価格帯を選ぶ必要があるため、Bip Maxのコストパフォーマンスの高さは際立っています。
一方で、本体サイズはやや大きめのため、軽量・コンパクトなモデルを求める人には向きません。また、より高いGPS精度や高度なランニング分析機能を重視するランナーには、「Amazfit Active 3 Premium」や「Amazfit Cheetah 2 Pro」などの上位モデルの方が満足度は高いでしょう。
Bip Maxは、初めてGPSランニングウォッチを購入する人や、2万円以下で性能の高いモデルを探している人には、有力な選択肢となるでしょう。価格と機能のバランスに優れた1本として、多くのランナーにおすすめできるモデルです。
製品情報
販売サイト
製品スペック
- 商品名
- Amazfit Bip Max(アマズフィット ビップ マックス)
- 価 格
- 18,980円(税込)
- サイズ
- 約49.5 x 42.63 x 10.93mm
- 重 さ
- 約52.6g(バンドの重さを含む)/約34.3g(バンド除く)
- 画 面
- 2.07インチ AMOLED
- GPS
- シングルバンド円偏波GPSアンテナ5衛星測位システム (GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS)
- 気圧高度計
- なし
- 防水性能
- 有/5ATM
- 音声操作
- Zepp Flowの利用より可能
- ストレージ
- 4GB(音楽・オフラインマップ 保存可)
- バッテリー
- 通常20日・GPS40時間
- カラー
- シルバー/ダークブルー/カーボングレー
- 内 容
- 時計本体(純正バンド含む)、専用充電ベース(ケーブルなし)、取扱説明書
- 発売日
- 2026年5月21日(木)
- URL
- https://www.amazfit.jp/products/amazfit-bip-max
- Amazfit Bip Max スマートウォッチ¥18,980(税込)2026-07-15 03:23:53 時点
多彩な機能を搭載しながら優れたコストパフォーマンスをもつAmazfit最上級のエントリーモデルです。

