米国のベストセラー「80/20の法則」のトレーニング理論を邦訳する『80/20 RUNNING』が7月中旬に発売
東洋出版株式会社は、「ゆっくり走る」と速くなる理論の全てを解き明かしたアメリカのベストセラー書籍を邦訳した『80/20 RUNNING ゆっくり走れば、速くなる』を、2026年7月中旬より発売します。
近年、SNSなどで断片的に話題となり、エリウド・キプチョゲ選手の圧倒的な活躍によってその有効性が改めて証明されたトレーニング理論「80/20の法則」。その全てを体系的に解説した本書は、欧米を中心に世界中のランナーに読み継がれてきた「ランニング・バイブル」であり、その“原典”の待望の邦訳になります。
シドニー五輪金メダリスト・高橋尚子さんも推薦する本書は、「頑張るほど伸び悩む」という多くのランナーが抱える葛藤を、科学の力で解放し、努力が正しく報われる道を示す一冊です。
すべてのランナーが陥る罠「なぜ、頑張っているのに記録が伸びないのか?」
「もっと速くなりたい」という一心で、毎回の練習で自分を追い込む。その情熱と努力は、何よりも尊いものです。しかし、時にその真摯な思いこそが、“頑張りすぎ”という罠に私たちを導いてしまいます。この「常識」が、怪我や燃え尽き、そして記録の停滞を引き起こす最大の原因だったのです。
「頑張る」練習より「80/20」が30%も効果的だった
この書籍が提唱するメソッドの優位性は、スペインの研究者エステヴェ・ラナオと、運動生理学の権威スティーブン・サイラーによる比較実験でも明確に証明されています。この実験では、レベルの高い競技ランナー12名を2つのグループに分け、5ヶ月間、総走行距離はほぼ同じ条件でトレーニングを行いました。
- A(65/35グループ):練習の65%を低強度、35%を中~高強度で行う「頑張るグループ」
- B(80/20グループ):練習の80%を低強度、20%を中~高強度で行う「ゆっくり走るグループ」
下記のグラフは、5ヶ月後に上記の2グループの10.4kmレースでのタイム向上効果を比較したものです。
このグラフが示す通り、5ヶ月後、80/20グループはもう一方のグループに比べて、同じ練習時間で、レースタイムを1.3倍も多く短縮しました。これは本書でも「競技ランナーの世界では、圧倒的といえる大差だ」と評されている決定的な結果です。
このような客観的なデータに基づくことで、この書籍が提唱するメソッドが、単なる感覚論ではなく、パフォーマンスを最大化するための最も効果的な科学的アプローチであることを証明しています。科学的根拠は、この実験結果にとどまりません。さらに多角的な研究成果を積み重ねることで、「なぜ、ゆっくり走ると速くなるのか?」という、すべてのランナーが抱く問いに、誰もが納得できる「科学的な答え」を提示します。
具体的なトレーニングプランを多数収録
理論だけでなく、5kmからフルマラソン、またトライアスロンまで、レベル別の具体的なトレーニングプランを多数収録しており、読者は今日から「80/20ランニング」を実践できます。すべてのランナーを自己ベストへと導く、まさに“ランニング・バイブル”と呼ぶべき一冊になっています。
書籍情報
- 書籍名
- 80/20 RUNNING ゆっくり走れば、速くなる - 持久力を最大化する最強のトレーニングルール 80対20の法則
- 著 者
- マット・フィッツジェラルド
- 訳 者
- 深町あおい
- 出版社
- 東洋出版株式会社
- 価 格
- 2,000円+税
- 仕 様
- A5判/並製/232ページ/口絵カラー
- 発売日
- 2026年7月20日発売
- 80/20 RUNNING ゆっくり走れば、速くなる: 持久力を最大化する最強のトレーニングルール ―80対20の法則¥2,200(税込)2026-07-12 00:09:58 時点
人類最強のランナー、エリウド・キプチョゲをはじめ、世界のトップランナーが実践するトレーニングの黄金比、それが「80/20の法則」です。

