スリムで軽量・低価格ながら機能性のあるスマートウォッチ「Amazfit Bip 3 Pro」の機能説明と実機レビュー
Amazfit Bip 3 シリーズ 概要
スマートウォッチのブランド “Amazfit(アマズフィット)” は、初めてのスマートウォッチに最適なエントリーモデルとして「Amazfit Bip 3 シリーズ」を発表し、衛星位置測位システム(GPS)を搭載した上位モデルの「Amazfit Bip 3 Pro」と、GPS非搭載の標準モデルの「Amazfit Bip 3」の 2種類を販売しています。2022年7月に発売されたこれらのモデルは、軽量で小型のボディでありつつ、スマートウォッチに必要な機能をすべて備えた手頃な価格帯のロープライスモデルになります。
フィットネスでは、ランニングやスイミングをはじめ 60種類以上のワークアウトモードが内蔵されており、様々な屋内・屋外のスポーツに対応。運動中に心拍数や身体の状態をリアルタイムで通知し、ワークアウトの終了後にアプリで距離や速度、心拍数グラフ、心拍数ゾーン、消費カロリーなどのスポーツデータを把握できます。また、心拍数、睡眠、ストレスモニタリング、月経サイクルの追跡などを活用して、色々な角度からの健康管理ができます。
スリムで軽量のボディには、スクエア型の 1.69インチの大画面カラーディスプレイが採用され、すべてのデータを高画質で見ることができます。バッテリーは 最大で 14日間持続する容量をもちます。ウォッチカラーは、ブラックとピンク、に加え Proモデルはクリーム、標準モデルはブルーがそれぞれ用意されています。
Amazfit Bip 3 実機レビュー
今回実機レビューする「Amazfit Bip 3」は、スマートウォッチです。数ある機能の中でも、ランナーにとって一番気になる、ランニングに関連する機能を中心にレビューしていきます。このレビューは、2022年8月29日~ 9月8日の期間で実施しました。
Amazfit Bip 3 をセットアップする
「Amazfit Bip 3」の製品内容は、本体と充電ケーブルとユーザーガイドの 3つで、セットアップは QRコードをスマートフォンで読み込み、専用アプリ「ZEPP」を通して実施するためスムーズに行えます。ウォッチの使い方に関しては、付属するユーザーガイドは最小限の情報のみで、使い方はオンライン上にある PDFのユーザーガイドを見ることになります。
ボディとディスプレイ
「Amazfit Bip 3 Pro」のボディはプラスチック製で 33.2gの軽量性でコンパクトなため、重さや違和感を感じることなく装着することができます。ディスプレイは、1.69インチのスクエア型で、高い解像度でカラー表示をすることができます。明るさは調整が可能で、屋外の使用時でも視認性の確保ができます。精度の高い表示ができるため、表示される一部のデータの文字が細かく読みにくい箇所もあります。また、常時表示ができず、一定の時間(最大15秒)がたつと表示が消えてしまうため、不便さを感じるかもしれません。
操作性
エントリーモデルとして売り出されているため、ウォッチの操作は 1つのボタンとタッチパネルディスプレイで行え、とてもシンプルな操作性です。ボタン操作は、短い押しでアプリメニューが起動し、長押しでフィットネスメニューが起動します。タッチ操作は、タッチ・スワイプともに反応が良くストレスなく使えます。項目ごとに付随するページ遷移が分かりにくいところがあるため、覚えるまでは使いづらさを感じるかもしれません。
フィットネス機能について
フィットネス機能では、60種類以上のワークアウトモードが内蔵されているため、ランニングなどの有酸素運動だけでなく筋トレや一部の球技などもあります。上位機種と比べると少な目に思えますが、十分な種目が用意されています。防水に関しては、5ATMでプールでのスイミングにも対応しています。
ランニングの機能はベーシックな部分のみをカバーしており、時間・距離・ペース・心拍数・消費カロリーなど基本的な情報に加え、心拍数とペースに関してはリアルタイムでグラフ表示をしてくれます。ランニング中のデータ表示の場所は編集が可能なため、お好みの配置に変更することができます。メインの画面では、デフォルトでタイムを一番上に、2列目に距離とペースが横並びで表示されますが、2列目の表示が走りながら見るのには若干小さく見づらさを感じました。
GPS装備の「Amazfit Bip 3 Pro」では、4衛星測位システム(GPS、GLONASS、Galileo、QZSS)に対応した GPS機能を搭載しているため、精度の高いルート追跡が可能になっています。また、スマートフォンアプリ「ZEPP」と連携することで、より多くのデータを見ることも可能です。
なお、ランニング関連のモードは「屋外ランニング」「ランニングマシーン」の 2つのモードのみで、「トレイルランニング」モードがないため、トレイルを走る人は、他の機種を選択した方が良いでしょう。
バッテリーと充電
バッテリーは、1度の充電で最大で14日間の連続使用ができ、機能を多用するようなハードな使用でも 7日間の持続が可能で、頻繁な充電は必要ありません。充電はマグネット式のプラグで簡単に行え、2時間でフル充電ができるスペックを持つため、手間が少なく行えます。
スマート機能・その他の機能
スマートウォッチとして、着信や通知、アラームといった基本的な機能をもつため普段づかいのウォッチとしても十分な機能を持ちます。また、睡眠やストレスなどを計測する様々なヘルスケア機能があるため、日々の体調をデータとして視覚化してくれます。
「Amazfit GTS 4 Mini」との比較
「Amazfit Bip 3 Pro」と似た機能と比較的低価格帯の機種として、2022年8月に発売された「Amazfit GTS 4 Mini」があります。「Amazfit Bip 3 Pro」と同様に、軽量でスクエア型のボディをもつモデルで、価格は 16,800円で、公式オンラインストア限定の商品です。
「Amazfit GTS 4 Mini」は、重さが 31.2gであることやアルミ合金+プラスチックのボディ、常時表示が可能で、120種以上のスポーツモード、5衛星測位システムのGPS など「Amazfit Bip 3 Pro」よりも優れている点があります。ランニング機能では、仮想ペーサーや VO2 Maxの計測、完全回復時間の表示などの機能が利用可能になっています。残念ながら「Amazfit Bip 3 Pro」と同様に、トレイルランニングのモードは未搭載です。
選ぶポイントとしては、上記した「Amazfit GTS 4 Mini」の方が優れている機能が必要かどうかによるところになります。
総評
「Amazfit Bip 3 Pro」は、エントリーモデルとして必要な機能を備えたモデルで、ベーシックな機能以外は組み込まれていないスマートウォッチという印象です。軽量性やシンプルな操作性やロープライスな点は、初めて買うスマートウォッチとして適したモデルと言えます。少し上のスペックが欲しい場合は「Amazfit GTS 4 Mini」を選択しても良いでしょう。
スペック
- 商品名
- Amazfit Bip 3 Pro
- 価 格
- 13,750円(税込)
- サイズ
- 44.12 x 36.49 x 9.65 mm
- 重 さ
- 33.2g(バンドなし)
- 防 水
- 5 ATM
- 稼働時間
- 最大14日
- 測位方式
- 4衛星測位システム(GPS、GLONASS、GALILEO、QZSS)
- スポーツ
- 60種類以上
- 発売日
- 2022年7月15日(金)
Amazfit Bip 3 Pro シリーズ ラインアップ
Amazfit Bip 3 Pro
GPS 機能を搭載したモデル。大きな画面と長時間バッテリーを備えた最新のベストバリュー・スマートウォッチ。
- Amazfit Bip 3 Pro スマートウォッチ(税込)2024-12-07 00:02:13 時点
超薄型 & 軽量ボデ。ィ4つの衛星測位システムを内蔵し、より正確な位置を測定できます。61種類のスポーツモードが内蔵されており、リアルタイムの追跡と分析により、屋内でも屋外でもスポーツをより楽しめます。
Amazfit Bip 3
GPS 機能未搭載のモデル。睡眠・ストレス・スポーツまで幅広く対応し、大画面と長時間バッテリーを備えたロープライスのスマートウォッチ。
- Amazfit Bip 3 スマートウォッチ(税込)2024-12-07 00:02:13 時点
超薄型 & 軽量ボディ。60種類のスポーツモードが内蔵されており、リアルタイムの追跡と分析により、屋内でも屋外でもスポーツをより楽しめます。GPS未搭載モデル。
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