三原勇希さんが完走をしたニューヨーカーに人気の「ブルックリンハーフマラソン」とは？

タレントの三原勇希さんが「ブルックリンハーフマラソン（Airbnb Brooklyn Half）」に参加して2時間11分で完走したことを、自身のブログで報告しました。

三原勇希さんは、「ランスマ」に出演していた走るタレント中村優さんがMCを務めたバラエティー番組「sakusaku」のMCを引き継ぎ4代目MCとして活躍。最近では「名古屋ウィメンズマラソン2017」のオフィシャルサポートランナーを務めるなどランニングのイベントなどにも積極的に参加しています。

三原勇希さんが完走した「ブルックリンハーフマラソン」は、ニューヨークシティマラソンの主催者である「ニューヨークロードランナーズ（NYRR）」が開催する地元に根付いたローカルな大会です。アメリカではハーフマラソンのカテゴリーが人気があり、中でも「ブルックリンハーフマラソン」は募集開始から間もなく定員に達してしまうほど人気があります。

開催地のブルックリンはニューヨーク市の行政区の1つで、タイムズスクエアなどの繁華街があるマンハッタン島の南東側に位置し、お洒落で落ち着いた街並みが魅力のエリアです。

レースは、街の中央に位置するブルックリン美術館の前をスタートし緑の多いプロスペクトパーク内を周回した後、市街地の一本道を通り海に向かい一路南下。海に向かう道の路面は、緩やかに下っているため、走りやすいコースレイアウトになっています。海沿いにでると、観光地としても有名なコニーアイランドのボードウォーク（木製の遊歩道）を走り、多くの声援を受けながらゴールを迎えます。

若い女性が積極的に参加をする「ブルックリンハーフマラソン」

「ブルックリンハーフマラソン」を主宰するニューヨークロードランナーズのホームページでは、大会概要のデータを見ることができます。男女比を見てみると、ほぼ半々の構成で、僅かに女性のほうが多く参加をしています。年代別では、20代後半から30代の前半の年齢の参加者が多く分布し、年齢が上がるにしたがって緩やかに減少しています。25歳から29歳の女子は最多で4000人近くのランナーが参加しており、若い年代の女性から支持されている大会だと伺えます。

2017 Airbnb Brooklyn Half Marathon｜NYRR RACE RESULTS

2017 Airbnb Brooklyn Half Marathon｜NYRR RACE RESULTS

日本で人気の東京マラソン（2016年）では、8割近くが男性で女性は2割にとどまっています。また、ランナーズの「ランナーズ世論調査2016」では、回答者の83％が男性で女性は17％と男性が大多数を占めています。年齢に関しては、ランナーズ世論調査2016の年齢の調査では40代が一番多く、次いで50代で、20代は1割未満となっています。

フィットネス大国のアメリカの中でも、ニューヨークはマラソン大会が毎週のように開催されている地域で、ニューヨーカーは走ることへの意識が高く男女・年齢問わず幅広くランニングをすることが浸透しているようです。一方、日本は2007年の東京マラソンの開始とともに始まったマラソンブームからまだ10年程度しかたっていないこともあり、ニューヨークのように地域に根付いた文化として熟成するには、もう少し時間がかかりそうです。

もう一つの「ブルックリンハーフマラソン」

Rock ‘n’ Roll HALF MARATHON BROOKLYN

ブルックリンでは、もう一つのハーフマラソンの大会「Rock ‘n’ Roll HALF MARATHON BROOKLYN」が2017年10月14日に開催さます。コースは若干異なり、海の方面には行かずにプロスペクトパークと周辺の市街地を走ります。公表されている参加Tシャツは、ロック調でクールなデザインです。

2017 BROOKLYN PARTICIPANT T-SHIRT

Rock ‘n’ Roll HALF MARATHON BROOKLYN
http://www.runrocknroll.com/brooklyn/