箱根駅伝予選会に注目!本戦出場をかけた間近で見られる熱い争い

箱根駅伝予選会の順位表

年始の恒例のイベントとして注目を集める箱根駅伝。2017年の本選の出場資格をかけた予選会が2016年10月15日(土)に、東京都立川市で開催されます。

来年の2017年1月2日、3日の箱根駅伝本戦に出場できるのは、今年の本戦でシード権得ている10校と、予選会で上位10校に入った校、そして出場校以外から選抜された選手で構成される関東学生連合チームの計21チームです。

◆シード校(10校)
・青山学院大学
・東洋大学
・駒澤大学
・早稲田大学
・東海大学
・順天堂大学
・日本体育大学
・山梨学院大学
・中央学院大学
・帝京大学

箱根駅伝の予選会は、東京都の立川市の昭和記念公園内とその周辺の道路を使ったコースで行われます。スタート地点は陸上自衛隊立川駐屯地の滑走路をスタートし周回した後、立川駅周辺の市街地を通り、昭和記念公園内のコースを走り、フィニッシュの広場までの20kmで行われます。

各校からのランナーのエントリーは10名以上14名以下。レースの結果は、各校の上位ランナー10人のタイムを合計し、タイムの少ないチーム順となります。本選参加の権利は、上位10校に与えられます。2016年の予選会には初参加2校を含む50校が参加し、本戦参加権をかけた戦いが繰り広げられます。

箱根駅伝の予選会の当日は、その様子を一目見ようと多くの観戦者が現地を訪れるため、一大イベントにななります。最寄り駅は、立川駅、もしくは西立川駅になります。立川駅には参加校の応援のぼりがディスプレイなど、大会を盛り上げています。

各大学の応援の幟

箱根駅伝予選会の観戦は1ヶ所で見るよりも、移動しながら複数のポイントで見ることをお勧めします。まずは、スタート地点の自衛隊駐屯地。ここは普段はは入れない場所ですが、箱根駅伝予選会の当日は特別に入場ができます。ヘリコプターや飛行機などの展示もあるので、ちょっとした見ものです。会場では各校の応援団がエールを送る姿や、500人以上のランナーが一斉にスタートをきる姿を見ることができます。

街道を走り抜けるランナー

スタートした選手は駐屯地の敷地内を周回して、市街地へと向かいます。それとともに、観戦のポイントを昭和記念公園の園内のコースへと移します。昭和記念公園は入場する際には、入場券が必要なため、前もって買っておくと移動がスムーズにできます。公園内のコースは、走っていく選手を間近で見られるので、その臨場感を味わうことができます。公園内のコースを選手たちが過ぎ去ったら、順位の発表が行われるゴール地点の広場に向かいます。

昭和記念公園の中のコースを走るランナー

広場には、各大学ののぼりが至る所に上がっていて、さながら戦国時代の合戦を見ているような気分になります。既に選手はゴールをしているので、結果の発表待ちになります。結果発表では、本選に進出できた大学、惜しくも届かなかった大学の様々なドラマが見られます。発表が終わりしばらくすると、各所で今回の予選の号外が配られ始められます。号外は特定の場所で配られるわけではないので、運が良ければ手に入れることができます。

広場の様子

本選常連校の中央大学や日本大学、明治大学なども本選進出をかけて全身全霊で挑む予選会。テレビの放送を見るというのもありですが、実際に現地に足を運んでみて、その空気感に触れてみるのはいかがでしょうか。

名 称 
第92回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会
場 所 
東京都立川市 昭和記念公園
開催日時
2016年10月15日(土)9:35 スタート
URL 
http://www.hakone-ekiden.jp/