「クイーンズ駅伝2023」の概要と結果・速報 - 2023年11月26日開催

2023年11月26日(日)に、宮城県で「クイーンズ駅伝 in 宮城 第43回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」が、25チームの参加で開催されました。

レース結果

レースは、積水化学が 2時間13分33秒で 2年ぶり2度目の優勝しました。2位には JP日本郵政グループが 2時間14分58秒で入り、3位には パナソニックが 2時間15分01秒で入りました。次回大会の出場権となるシード権は 8位の岩谷産業までのチームが獲得しています。

レース順位

  • 1位
    2:13:33
    積水化学(東日本)
  • 2位
    2:14:58
    JP日本郵政グループ(東日本)
  • 3位
    2:15:01
    パナソニック(東日本)
  • 4位
    2:15:07
    資生堂(東日本)
  • 5位
    2:15:57
    ダイハツ(関西)
  • 6位
    2:16:27
    第一生命グループ(東日本)
  • 7位
    2:16:29
    天満屋(中国)
  • 8位
    2:16:34
    岩谷産業(関西)
  • -- シード権獲得ライン --
  • 9位
    2:17:47
    三井住友海上(東日本)
  • 10位
    2:17:48
    エディオン(中国)
  • 11位
    2:17:52
    ユニクロ(東日本)
  • 12位
    2:17:53
    ルートインホテルズ(東日本)
  • 13位
    2:19:05
    スターツ(東日本)
  • 14位
    2:19:19
    大塚製薬(関西)
  • 15位
    2:20:14
    ユニバーサルエンターテインメント(東日本)
  • 16位
    2:20:17
    九電工(九州)
  • 17位
    2:20:23
    京セラ(九州)
  • 18位
    2:20:26
    しまむら(東日本)
  • 19位
    2:20:48
    日立(東日本)
  • 20位
    2:21:10
    センコー(関西)
  • 21位
    2:22:57
    ニトリ(東日本)
  • 22位
    2:23:15
    ヤマダホールディングス(東日本)
  • 23位
    2:23:23
    ワコール(関西)
  • 24位
    2:23:48
    キヤノン(九州)
  • 25位
    2:23:54
    豊田自動織機(中部)

区間賞

  • 第1区
    7.0km
    21:27
    五島 莉乃(資生堂)※区間新
  • 第2区
    4.2km
    13:13
    山本 有真(積水化学)
  • 第3区
    10.6km
    33:04
    廣中 璃梨佳(JP日本郵政グループ)
  • 第4区
    3.6km
    10:45
    アグネス・ムカリ(京セラ)※区間新
  • 第5区
    10.0km
    31:48
    高島 由香(資生堂)
  • 第6区
    6.795km
    21:21
    大東 優奈(天満屋)

優勝チーム メンバー:積水化学

  • 第1区
    田浦 英理歌(区間 5位)
  • 第2区
    山本 有真(区間 1位)
  • 第3区
    佐藤 早也伽(区間 2位)
  • 第4区
    佐々木 梨七(区間 7位)
  • 第5区
    新谷 仁美(区間 2位)
  • 第6区
    森 智香子(区間 6位)

区間通過順位

第1区:7.0km

  • 1位
    資生堂
  • 2位
    第一生命グループ(+39)
  • 3位
    三井住友海上(+41)
  • 4位
    ダイハツ(+41)
  • 5位
    積水化学(+43)
  • 6位
    パナソニック(+46)
  • 7位
    天満屋(+48)
  • 8位
    エディオン(+48)
  • 9位
    センコー(+57)
  • 10位
    ユニバーサルエンターテインメント(+57)
  • 11位
    日立(+57)
  • 12位
    JP日本郵政グループ(+58)
  • 13位
    ルートインホテルズ(+58)
  • 14位
    九電工(+58)
  • 15位
    岩谷産業(+59)
  • 16位
    しまむら(+1:05)
  • 17位
    スターツ(+1:07)
  • 18位
    京セラ(+1:23)
  • 19位
    ニトリ(+1:30)
  • 20位
    ユニクロ(+1:31)
  • 21位
    豊田自動織機(+1:34)
  • 22位
    ワコール(+1:35)
  • 23位
    大塚製薬(+2:02)
  • 24位
    キヤノン(+2:52)
  • 25位
    ヤマダホールディングス(+4:05)

第1区:区間記録

  • 1位
    21:27
    五島 莉乃(資生堂)※区間新
  • 2位
    22:06
    小海 遥(第一生命グループ)
  • 3位
    22:08
    樺沢 和佳奈(三井住友海上)
  • 4位
    22:08
    大森 菜月(ダイハツ)
  • 5位
    22:10
    田浦 英理歌(積水化学)

第1区:レース経過

天候は晴れ。気温10度、湿度44%、西風3.9m。12時15分に 25名の選手が一斉にスタート。序盤より資生堂の五島が先頭を走り集団を引っ張っていく。1kmの通過は3分2秒。1kmを過ぎると資生堂の五島と JP日本郵政グループの菅田の 2名が先頭に出る。2kmを過ぎには資生堂の五島が単独で先頭を走り、後続を突き放していく。
資生堂の五島は区間記録を 5秒更新するタイムで後続に秒の 39差をつけて、2区へと襷を繋いだ。2位には第一生命グループ、3位には三井住友海上が続いている。


優勝インタビュー

<積水化学 監督:野口 英盛>
ー 優勝をした今の気持ちについて
嬉しいの一言です。本当に選手が頑張ってくれたので。ありがとうと言いたいです。
ー 選手の評価について
今年はメンバー争いも熾烈だったので、いろいろ悩んだ結果、この6人を出走させて最高の形でゴールで来たなと思っています。
ー 今後の目標について
前回は連覇できなかったので、来年は連覇、また 3連覇、4連覇というチームを作っていきたいなと思います。

<積水化学 1区:田浦 英理歌>
ー 優勝について
私自身初めてだったので緊張もしましたが、(2区)有真ちゃんから(6区)智香子さんまで安心して任せられるので、スタートラインにはあまり緊張せずに立てました。

<積水化学 2区:山本 有真>
ー 区間賞の走りを振り返って
私自身、大学から実業に入って初めての駅伝で、すごく楽しんだ気持ちがいっぱいだったし、ルーキーとして勢いある走りがしたいなと思っていたので、しっかり区間賞を獲れて嬉しかったです。

<積水化学 3区:佐藤 早也伽>
ー 3区終盤の競り合いについて
昨年本当に悔しい思いをしたので、今年はみんなで笑顔で優勝したいと思っていたので、それがかなって嬉しいです。
ー 廣中選手を追い抜いた時について
ここは譲れないという気持ちが大きかったです。

<積水化学 4区:佐々木 梨七>
ー 地元仙台での優勝について
昨年は準優勝でとても悔しかったんですけど、今年は 4区を走らせていただいて、前にも後ろにも頼もしい先輩方がいてくださったので、私は自分自身の走りをしっかりとすることができました。

<積水化学 5区:新谷 仁美>
ー 先頭で襷を受けた走りについて
ここにいるメンバーのおかげで、ずっと(テレビに)映れることができました。本当に皆さんありがとうございました。
ー どのようなチームか?
毎年注目チームだと言われるのは本当に幸せなことですし、それは各選手たちがこの一年を通して、しっかり実績を、チカラを伸ばしてきてくれたおかげだと思います。

<積水化学 6区:森 智香子>
ー 今後、チームとして目指すところについて
今年勝ったことで、来年ゴールドゼッケンを付ける権利を獲得したので、またここから 1年気を緩めずにしっかり頑張って、また来年ゴールドゼッケンで 2連覇を目指したいと思います。

レース関連動画

大会概要

2023年大会で 43回目の開催になる「クイーンズ駅伝 in 宮城 ~第43回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会~」は、日本実業団陸上競技連合が主催する大会で、女子実業団の駅伝の日本一のチームを決める全国大会です。宮城県の宮城郡松島町から仙台市の “弘進ゴムアスリートパーク仙台” までの 6区間、42.195kmで競います。上位 8チームには、次回の第44回大会の参加権(シード権)が与えられます。

2023年大会は、前回大会でシード権を獲得した 8チームと、「第9回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会予選会(プリンセス駅伝)」での上位 16チームに加え、MGC特例措置が適用された 1チームの 全25チームが参加して競います。

MGC特例措置とは、10月15日(日)に開催された「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権獲得者が所属するチームが、「プリンセス駅伝」で 17位以降で完走した場合でも、クイーンズ駅伝への出場権が与えられるものです。なお、該当する選手の MGCと今大会への出場・不出場にかかわらず措置の対象となります。

大会情報
大会名
クイーンズ駅伝 in 宮城 第43回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会
開催日
2023年11月26日(日)12時15分 スタート
開催地
宮城県 宮城郡松島町~仙台市
距 離
42.195km(6区間)
参加数
25チーム
主 催
日本実業団陸上競技連合
URL
http://www.jita-trackfield.jp/schedule#id20231126
前回大会 トップ3
1位
2:12:28 資生堂
2位
2:14:29 積水化学
3位
2:15:15 JP日本郵政グループ

開催地とコース

開催地は、宮城県仙台市の近隣エリア。宮城郡松島町から仙台市の「弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)」 までの 6区間 42.195kmのコースで競われます。今回、第1中継点が第39回大会同様の位置に戻されたため、第1区の区間距離は 7.0kmになります。また、第2中継所も移動になるため、第2区及び第3区の各区間距離も変更になっています。外国人競技者については 1チーム1名で、出場可能区間は第4区に限られています。

6区間(総距離:42.195km)
第1区
7.0km
第2区
4.2km
第3区
10.6km
第4区
3.6km
第5区
10.0km
第6区
6.795km

出場チーム

全 25チーム
  • 資生堂(32回目/東日本)
  • 積水化学(25回目/東日本)
  • JP日本郵政グループ(9回目/東日本)
  • エディオン(30回目/中国)
  • ダイハツ(33回目/関西)
  • 豊田自動織機(17回目/中部)
  • パナソニック(35回目/東日本)
  • 第一生命グループ(27回目/東日本)
  • 岩谷産業(3回目/関西)
  • ルートインホテルズ(7回目/東日本)
  • 大塚製薬(11回目/関西)
  • 九電工(32回目/九州)
  • 天満屋(32回目/中国)
  • 日立(27回目/東日本)
  • ヤマダホールディングス(18回目/東日本)
  • 三井住友海上(29回目/東日本)
  • ユニクロ(12回目/東日本)
  • ニトリ(2回目/東日本)
  • キヤノン(7回目/九州)
  • スターツ(14回目/東日本)
  • センコー(初出場/関西)
  • ユニバーサル エンターテインメント(17回目/東日本)
  • 京セラ(31回目/九州)
  • しまむら(17回目/東日本)
  • ワコール(31回目/関西)

放送・配信

テレビ放送
放送局
TBS系列 28局フルネット
番組名
クイーンズ駅伝2023〜第43回全日本実業団女子駅伝
日 時
2023年11月26日(日)11時50分~14時54分
URL
https://www.tbs.co.jp/ekiden/

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