アジア大会の女子マラソンの優勝はバーレーンのR.チェリモ、野上恵子は2位に入る
「第18回アジア競技大会 ジャカルタ」の女子マラソン競技が、2018年8月26日(日)に開催されました。
レース結果は、R.チェリモ(バーレーン)が、2時間34分50秒で優勝し、野上恵子(日本)は、2時間36分27秒で2位になりました。田中華絵(日本)は、2時間42秒35分で9位でした。
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— JAAF(日本陸上競技連盟) (@jaaf_official) 2018年8月26日
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ジャカルタは亜熱帯気候にあり日中の気温が30度を超えるため、レースは早朝の午前6時(日本時間午前8時)にスタートしました。コースはブンカルノ競技場発着で、市街地の街道20kmを往復する周回コースを2周するルート。日本からは、野上恵子選手と田中華絵選手が参加をしました。
レースコンディションは、スタート時の気温が27度で男子マラソンと同様に蒸し暑い気候。19人でスタートしたレースは、最初の5kmが約19分とかなりのスローペースで、勝負に徹した様相を見せました。
まとまっていた集団からは、ペースについていけない選手が徐々に落ちていき、10km過ぎる頃には11人に絞られました。10kmの給水地点では、男子マラソンで優勝した井上選手が女子選手に給水を渡すシーンが見られています。
13.5km過ぎには、田中選手が靴の紐を結びなおすために一時止まるアクシデントがあるも、すぐに集団に復帰する。
25km地点で10人の集団が、給水をとった時にR.チェリモ(バーレーン)がスパートをかけ、集団がばらけ、田中が置いていかれ始める。野上は2位集団で追う展開。
30km以降もR.チェリモの独走が続き、2位集団は野上を含む3選手での争いになる。
3選手の集団の中から野上が仕掛けると、チェ・キョンソン(韓国)が遅れ、2位争いは野上とキム・ヒソン(北朝鮮)の2人になり、そのままの40km地点に向かう。
40kmの給水ポイントに野上選手がスピードを上げてはいると、ボトルを貰いつつ被っていた帽子取ってギアを上げ、キム・ヒソンの突き放しに成功をする。
独走状態だったバーレーンが、R.チェリモが2時間34分50秒で優勝。2位には、1分27秒遅れの2時間36分27秒で野上恵子が入った。田中華絵は、9位で2時間42秒35分でした。
- 1位
- R.チェリモ(バーレーン)2時間34分50秒
- 2位
- 野上恵子(日本)2時間36分27秒
- 3位
- キム・ヒソン(北朝鮮)2時間37分20秒
- 9位
- 田中華絵(日本)2時間42秒35分
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