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シカゴマラソンの結果は、モー・ファラーが優勝!大迫傑は日本記録を更新して3位でゴール

第41回を迎える「シカゴマラソン」が、2018年10月7日(日)にアメリカのイリノイ州、シカゴに約4万人を集めて開催されました。

2018年のシカゴマラソンには、トラックで数々の優勝経験をもつモハメド・ファラー(イギリス)が出場することで注目を集めました。また、日本からは大迫傑、川内優輝らが参加しました。今回は、しばらくシカゴマラソンでは実施されていなかったペースメーカーがつき、ターゲットタイムを2時間5分辺りに設定していた模様です。

【目次】

男子レース結果

男子は、モハメド・ファーラー(イギリス・35歳)が、2時間5分11秒で初優勝を飾りました。3位に大迫傑(ナイキ)が入り、2時間5分50秒で日本記録を更新。設楽悠太が「東京マラソン2018」でマークした日本記録(2時間6分11秒)を21秒更新しました。また、8位に藤本拓が入りMGCの出場権を獲得しました。川内優輝は、前半より遅れ2時間16分26秒で19位でした。

男子結果
1位
02:05:11 モハメド・ファーラー(イギリス)
2位
02:05:24 モジネット・ゲレメウ(エチオピア)
3位
02:05:50 大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)
4位
02:05:57 ケネス・キプケンボイ(ケニア)
5位
02:06:21 ゲーレン・ラップ(アメリカ)
6位
02:06:45 ジェフリー・キルイ(ケニア)
7位
02:07:52 アベル・キルイ(ケニア)
8位
02:07:57 藤本拓(トヨタ自動車)
 
 
12位
02:12:18 鈴木洋平(愛三工業)
19位
02:16:26 川内優輝(埼玉県庁)

女子レース結果

女子は、ブリジット・コスゲイ(ケニア)が2時間18分35秒で、2位以下を大きく引き離して優勝を飾りました。上位入賞を期待されていた、ベルハネ・ディババは、25km過ぎで棄権した模様です。

女子結果
1位
02:18:35 ブリジット・コスゲイ(ケニア)
2位
02:21:18 ロザ・デレジェ(エチオピア)
3位
02:22:15 シュレ・デミセ (エチオピア)
4位
02:26:08 フローレンス・キプラガト(ケニア)
5位
02:31:34 ヴェロニカ・ニャルアイ(ケニア)
6位
02:32:37 サラ・クラウチ(アメリカ)
7位
02:32:42 テイラー・ウォード(アメリカ)
8位
02:33:24 ケイト・ランダウ(アメリカ)

レース経過

0km
曇天で路面が濡れたウェットコンディションの中、スタートの笛とともにランナーが一斉にスタート。気温は14度前後。
5km
最初の5kmは、14分52秒。約20人程度で先頭集団を形成し、大迫、藤本、鈴木ら日本勢は集団の後方につける。川内は、15分43秒で21位と少し遅れる。女子の先頭は、5人で集団を作り16:47秒で通過。
10km
30分10秒で男子の先頭が通過。集団は14人。
20km
59分49秒で少しペースを上げ男子の先頭が通過。集団は14人と変わらず。女子は、1時間6分32秒で通過。
HALF
ハーフを過ぎてしばらくすると、ペースランナーが外れる。
30km
1時間29分46秒で男子の先頭が通過。集団は9人に絞られる。大迫は先頭集団に付けるが、藤本は15秒差、鈴木は1分1秒差で遅れてしまう。30kmを過ぎると、各選手が仕掛け、集団がばらけ始める。女子は、コスゲイ、デレジェ、デミセの3人に絞られる。
35km
1時間44分16秒で、再度6人の集団を形成した男子のトップが通過。しかし、36km過ぎには、昨年優勝のラップが遅れ5人の集団になる。女子は、コスゲイが集団から抜け出し独走態勢を作る。
40km
40km手前で、ファラー、ゲレメウが前にでて、大迫は遅れてキプケンボイと並走状態になる。トップの2人の40km通過は、1時間58分46秒。女子は依然コスゲイが独走。
この時点で上位にいる男子4人と女子のトップの選手全員が履いているシューズは、オレンジ色の「ナイキ ヴェイパーフライ 4%」シリーズの模様。
finish
ファラー、ゲレメウがトップを争い並走するが、40kmを過ぎにスピードで上回るファラーがスパートし、ゲレメウを一気に突き放し、2時間5分11秒で初優勝のゴールテープをきった。大迫はキプケンボイに競り勝ち3位でゴールした。女子はコスゲイが2位以下を大きく引き離して、2時間18分35秒の好タイムでゴールした。

シカゴマラソンのコース

シカゴマラソンのコース2018 Bank of America Chicago Marathon course map

シカゴマラソンのコースは、平坦でスピードが出る設定ですが、直角の曲がり角が多いのが特徴です。

ランナー データ検索

レースの詳細なデータは、下記のURLページで、ゼッケン番号あるいは、名前で検索がかけられます。またリーダーボード(Leaderboard)では、種目別の上位順位を見ることが出来ます。

Search & Results|Bank of America Chicago Marathon
http://results.chicagomarathon.com/2018/

主な参加選手のゼッケンナンバー
  • ゲーレン・ラップ(アメリカ)/ゼッケン[1]
  • アベル・キルイ(ケニア)/ゼッケン[2]
  • バーナード・キプイェゴ(ケニア)/ゼッケン[3]
  • モジネット・ゲレメウ(エチオピア)/ゼッケン[4]
  • ディクソン・チュンバ(ケニア)/ゼッケン[6]
  • (ケニア)/ゼッケン[7]
  • モハメド・ファーラー(イギリス)/ゼッケン[8]
  • ジェフリー・キルイ(ケニア)ゼッケン[9]
  • 大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)/ゼッケン[10]
  • 木滑良(MHPS)/ゼッケン[12]
  • 川内優輝(埼玉県庁)/ゼッケン[13]
  • 鈴木洋平(愛三工業)/ゼッケン[25]
  • 藤本拓(トヨタ自動車)/ゼッケン[26]
  • ブリジット・コスゲイ(ケニア)/ゼッケン[103]
  • フローレンス・キプラガト(ケニア)/ゼッケン[105]
  • ベルハネ・ディババ(エチオピア)/ゼッケン[106]

大迫選手のレース後のインタビュー

「非常に嬉しいです。本当に2月の設楽選手、他のゲーレン・ラップ選手、オレゴンプロジェクトのチームメイトっていうのが、僕のすごくモチベーションになっていて、今回発揮することが出来ました。」

タイムについて「気象条件も結構過酷で、(タイムが)出るかどうかわからなかったので、どうかと思ったんですけど、結果最後の1マイルで行けるぞと思って頑張れたので、タイム結構良かったと思います。」

レース展開について(前半)「なるべく落ち着いて、最初の給水取り損ねたのですが、落ち着いて走ることが出来て、前半遅かったんですけど、後半ネガティブスプリットで走ることができました。」

35km過ぎで5人になったあたりについて「あのあたりも本当にきつくなり始めていたので、あと1マイルあと1マイル付こうこうっていうことで、少しずつ距離を伸ばした形になりました。」

後半の日本記録への意識について「最後1マイルでペース通りいけば行けるなと思ったのですけど、すごく風が強くて、ちょっと頑張らなければいけないなと思って走りました。」

最後に「まだまだトップを取れなかったのでまだまだなのですけど、日本人でもしっかり最後まで優勝争いに絡めることを証明できたので、皆さんこれからも期待してもらいたいなと思います。」