雨の日にも走りたい!撥水・防水仕様のランニンググッズを使って雨の中でも快適に走ろう

雨の日のランナーの画像

雨が降る日は、走りたい気持ちがあっても、ランニングに行くことを躊躇しがちになります。そういった日は諦めて、休息日にしたり、補助トレーニングやストレッチを行っても良いですが、それでも走りたい時には、雨に対応したランニングアイテムの出番です。これらのアイテムを使うことで、雨の中のランニングで濡れたりすることを軽減することが出来ます。

防水・撥水のランニングウェアの選び方

雨対策のアイテムを選ぶ ひとつのポイントは、「撥水」と「防水」の機能の違いを知っておくことです。「撥水」は素材の表面が水を弾く機能で、「防水」は素材自体が水分を通さない機能です。小雨程度の弱い雨であれば、雨を弾いてくれる「撥水機能」でも対応出来ますが、本格的なザアザア降りの中を走るのであれば、雨を通さない「防水機能」が必要になります。撥水加工の場合は、使用していると徐々に機能が低下してくるという特徴があります。

また、ランニングにより汗をかいた時に、ウェア内に湿気が留まらよう外に逃がす透湿性にも注目します。透湿性がない素材の場合、蒸気がウェアの内部にこもり蒸れるため、快適さが失われてしまいます。

防水と透湿の性質を併せもつ "GORE-TEX(ゴアテックス)"や、アウトドアメーカー独自の防水透・湿素材を採用したアイテムを選べば、水を弾き、湿気を排出してくれるため快適さを保ってくれますが、機能性に優れているため、価格が高くなる傾向があります。

ランニング ジャケット

撥水・防水仕様のランニング用ジャケットは、雨の日に快適にランニングできるように工夫された素材が使われています。水滴を通さないようにしながらも、ウェア内にこもる湿気を外に逃がすため、ウェア内の不快を感じにくくしてくれます。

レース対応のゼッケンが見えるように透過素材を採用したものや、トレイルランニングや長距離ランなどで荷物として携帯がしやすいように、軽量でコンパクト収納に対応しているアイテムもあります。


ランニング パンツ

ウィンドジャケットとあわせて使いたいのが、防水加工のランニングパンツです。雨の日でも、下半身を濡らすことなくランニングができます。


ランニング キャップ

雨の日に頭や髪の毛を濡れないようにするには、水を通さない素材の帽子を被るのが効果的です。また帽子のツバにより、水滴が目などに当たることを防ぎ、濡れることによる頭部からの体温の喪失を防いでくれます。


防水 ソックス

防水ソックスを履くことで、靴下が濡れた時の不快さを避けることができます。防水シューズと共に使えば、足回りの水濡れをほぼ防ぐことが可能になります。

防水仕様のランニングシューズ

防水仕様のシューズであれば、雨が降っていたり、水たまりに着地しても、足回りに浸水して足元がぐしゃぐしゃになって不快さを感じることなく、ドライな状態でランニングが出来ます。しかしながら、ロードランニング向けの防水仕様シューズの種類は少ないため、選択肢は限られています。

防水仕様のイヤホン

ランニング中に音楽を聞きながら走る人は、雨による水濡れだけでなく、運動中は汗をかいて濡れることがあるため、防水は必須の機能になります。

イヤホンでは防水に関する機能を IPコードというもので表し "IPX"に続く数値でその等級を表しています。"IPX4" で小雨程度に対応し、"IPX5" は噴流に対して、"IPX6" は強い噴流に対して機器を保護します。また、"IPX7" 以上であれば水没に対しても効果を発揮します。

小雨程度の中のランであれば "IPX4" でも対応できますが、強い雨の中でのランを想定するなら "IPX5" 以上のものを選んだ方が安心できます。

ウェストポーチ・アームバンド

防水のポーチであれば、雨の日のランニングでも濡れることなくスマホや財布、鍵などを安心して収納しておくことが出来ます。また、スマホだけなら防水のアームバンドでも携帯できます。

その他の雨対策グッズ

急な雨に対応できる簡易ポンチョや、雨の中でも周囲からの視認性を保つアームバンドなど、雨の時にあると便利な様々なグッズです。

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