アシックスがトップアスリート向けランニングシューズ「METASPEED SKY PARIS」と「METASPEED EDGE PARIS」を 3月11日から順次発売

アシックスは、ストライド型、ピッチ型の走法に応じてそれぞれ設計したトップアスリート向けのランニングシューズ「METASPEED™（メタスピード）」シリーズの最新作「METASPEED™ SKY PARIS（メタスピードスカイパリ）」、「METASPEED™ EDGE PARIS（メタスピードエッジパリ）」を、2024年3月11日（月）からアシックスオンラインストアで一般発売し、3月21日からアシックス直営店（一部店舗を除く）、全国のスポーツ用品店でも順次発売します。メーカー希望小売価格は、どちらも 27,500円（税込）です。

「METASPEED」シリーズは、ストライド型とピッチ型の走法の違いに着目し、ランナーが日ごろのトレーニングで身に着けた走り方を維持しながらパフォーマンスが向上できるよう設計しています。この新しい 2つのモデルは、アシックス社独自の設計思想 “ASICS DESIGN PHILOSOPHY（アシックスデザインフィロソフィー）” に従い、世界の 100人以上のエリートアスリートや多くのテスターの声を聞くことで、各部位の形状や機能構造を進化させました。その結果、さらなる軽量化に加え、反発性やクッション性の向上を実現しました。

【METASPEED SKY PARIS】

【METASPEED EDGE PARIS】

どちらのモデルも、アシックス社が独自に開発した軽量のクッションフォーム材の中で最も優れた反発性を発揮する新素材 “FF TURBO PLUS（エフエフターボプラス）” をミッドソール全面に搭載しています。前モデルに使用していた “FF TURBO” と比較して約8.0%軽く、反発性が約8.2%、クッション性が約6.0%向上しています。着地と同時に変形、圧縮し、素早く元の形状に戻ることで、跳ね返るような感覚が得られ、ストライドを伸ばすことが可能になります。また、軽量のカーボンプレートをミッドソール内部に搭載し、足の動きを安定させ、効果的に身体を前方向へ推進させるようにしています。

アッパーは、“モーションラップアッパー2.0” を採用することで、前モデルに比べて通気性が約8%向上しています。靴底には、さまざまな路面コンディションでも優れたグリップ力を発揮する “ASICSGRIP（アシックスグリップ）” を採用しています。

これらの機能をベースとしながら、ストライド型またはピッチ型に応じて “FF TURBO PLUS” の厚みや靴底前部につけたカーブの角度、カーボンプレートの形状、位置などを調整しています。

METASPEED SKY PARIS の特徴

「METASPEED SKY PARIS」は、ストライド型のランナーが、ストライドをより伸ばし、少ない歩数でゴールできることを追求しています。前モデルよりカーボンプレート前部の幅を広げ、蹴り出し時の安定性を向上させています。また、カーボンプレートはフラットな形状としミッドソール内の上部に配置しました。プレート全体でフォーム材を圧縮させることで、よりダイナミックで大きな反発力を生み出せるようになっています。さらに、靴底のつま先外側にくぼみを設けることで、蹴り出し時のスムーズな足運びをサポートします。前モデルと比較し、約20gの軽量化と約12%のフォーム材の反発領域向上が実現しています。

METASPEED EDGE PARIS の特徴

「METASPEED EDGE PARIS」は、ピッチ型のランナーが、ピッチを調節しながらストライドを伸ばし、少ない歩数でゴールできることを追求しています。ミッドソールの前部を前モデルより約3mm厚くし、反発性を向上させています。また、カーボンプレートは V字形状とし、ミッドソール内のつま先に向かって下がるよう傾斜を付けて配置しました。蹴り出しの際に力が必要な足の前部へ局所的にフォーム材を圧縮させることで、少ないパワーで大きな反発力を得ながらすみやかに足を前に出す、といった効率的な足運びをサポートします。さらに、靴底のかかと部外側の接地面積をやや広げることで、かかと接地をした際に安定した足運びができるようにしています。前モデルと比較し、約25gの軽量化と約20%のフォーム材の反発領域向上が実現しています。