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約8万5千人が参加し盛況だった「arbeee cup オクトーバー・ラン&ウォーク2020」の活動レポート

arbeee cup オクトーバー・ラン&ウォーク2020

一般財団法人アールビーズスポーツ財団は、“スポーツの秋” にあたる 2020年10月の1ヵ月間に、全国の仲間と競い、励まし合いながら、自分で決めた歩行距離と走行距離の達成を目指す「arbeee cup オクトーバー・ラン&ウォーク2020」を開催しました。

ランニング部門とウォーキング部門の2種目で構成され、ランニング部門はGPSアプリ「TATTA(タッタ)」を、ウォーキング部門は「スポーツタウンWALKER」アプリを利用し、参加者がスマートフォンで進んだ距離計測して参加する形で実施。ほぼリアルタイムで更新される全国ランキングや、達成距離に応じて配布されるクーポンもあることもあり、全国から 8万4,117人が参加しました。

スマートフォンアプリを利用して参加者が各々の場で参加できて、コロナ禍でも開催可能なため、DOスポーツにおける日本最大規模のオンラインランニングイベントとして、盛況のうちに幕を閉じました。

ラン・ウォーク共にトップは 2,000kmを突破

ランニングの部

ランニング部門は、「本州縦断・青森~下関1521km フットレース」出場とセットで挑戦した岩立幸一さんが 2,222kmでトップでした。全参加者の平均走行距離は 111.8km。

<ランニングの部>
・参加者数:59,597人
・参加者平均走行距離:111.8km

【上位結果】
  • 岩立幸一 2,222.22km (埼玉県・49歳)
  • 安藤宗徳 1,551.69km (茨城県・60歳)
  • 川鍋和洋 1,520.97km (栃木県・39歳)

岩立幸一さん コメント
『10月は2000km突破を目標に、前半は「本州縦断 青森~下関1521kmフットレース」という大会に参加して距離を伸ばしました。4月~7月は仕事をしながら1日約60km走っていたので、ランニングだけなら1日100kmでも行けるかな?と思っていたのですが、寝ても脚の重みが回復しなくなってきて、毎日70kmだと気持ち良く走れるのですが、100kmだとそれを通り越してしまっていたようです。暗闇の中1人で走っていると「何をやっているのかな」と思うこともありましたが、友人たちの励ましや普段はあまり走ることに関心のない家族も応援してくれたことが励みになりました。』

ウォーキングの部

ランニングの部は、2名の参加者が2千キロを超えました。トップの藤井文恵さんは、怪我の影響もあるため、自宅の6畳間での室内ウォーキングを中心に、1日12時間以上コツコツと歩いて 2,129kmを達成しました。全参加者の平均歩行距離は 146.8km。

<ウォーキングの部>
・参加者数:24,520人
・参加者平均歩行距離:146.8km

【上位結果】
  • 藤井文恵 2129.0km (愛知県・62歳)
  • 山本哲也 2008.8km (福岡県・69歳)
  • 和田謙一 1581.8km (大阪府・70歳)

藤井文恵さん コメント
『1998年には家族でホノルルマラソンを完走した経験もあり、長時間走ったり、歩いたりすることは全く苦にならないタイプです。3年前に交通事故に遭って左脚を大けがした経験があり、遠くまでウォーキングをしている最中に突然痛みが出たりすると家族に迷惑をかけてしまうので、普段は自宅の6畳間での室内ウォーキングが中心です。家事は娘が全てやってくれるので、12時間以上歩いています。ひとりでコツコツ歩くことが、今の自分に出来る唯一の運動なので、こうして全国の皆さんと競い合えるイベントの存在が励みになり、10月後半は全国1位をキープしたいという思いもあり、前半よりも距離が延びました。』

「全国スポーツタウン対抗戦」を初開催

今回の「 オクトーバー・ラン&ウォーク」では、全国137の自治体の参加による「全国スポーツタウン対抗戦」を初開催しました。

(1)参加住民の平均距離、(2)参加住民全員の累計距離、(3)人口あたり参加率 の3部門を、ランニングの部とウォーキングの部の合計6部門でポイントを合計し、最も多くのポイントを獲得したのは「山形県米沢市」で、初代の総合トップ自治体に決まりました。また、各自治体の人口ごとに 5つの区分に分け、各区分の上位3つの自治体にも表彰が行われました。

米沢市 担当者コメント
『米沢市は「目指せ!健康長寿日本一のまち米沢」をキャッチフレーズに市民の健康増進に取り組んでいます。「オクトーバー・ラン&ウォーク」はまさにピッタリの企画ということで、おすすめコースなどを掲載したオリジナルの参加チラシを作成し、市内3万2000戸の全戸に配布。早期エントリー者特典としてウエストポーチ、目標達成者にはネックウォーマーの進呈など、市民の皆さんに楽しんで参加頂ける工夫を行いました。また、中川勝市長(70歳)も積極的に参加を呼び掛け、自らも早朝4時からウォーキングに取り組み792.1kmを達成(※山形県で2位にランクイン)。地元の新聞社も記事にするなど、市内の盛り上がりに繋がりました。』

「全国スポーツタウン対抗戦」を初開催

アールビーズスポーツ財団では、「arbeee cup オクトーバー・ラン&ウォーク2020」について、さらに詳しいイベントの報告を提供しています。

イベントの詳細報告については、下記URLのページをご確認ください。

arbeee [アルビー]|News
https://arbeee.net/topics/news20201125/