2018年のアスリート・オブ・ザ・イヤーに男子マラソン日本記録を樹立した大迫傑が受賞

アスレティックス・アワード2018

日本陸連の年間表彰セレモニー「アスレティックス・アワード2018」が、2018年12月17日(月)に開催され、アスリート・オブ・ザ・イヤーには、シカゴマラソンで日本記録を更新した大迫傑選手(Nike)が選出されました。

アスリート・オブ・ザ・イヤー 大迫傑選手

アスリート・オブ・ザ・イヤーした大迫傑選手は、ビデオメッセージで次のようにコメントしています。「このたびは、アスリート・オブ・ザ・イヤー最優秀選手賞に選んでいただき、ありがとうございます。今年、たくさん活躍した選手がいるなかで受賞するということは大変恐縮ですが、これを糧に、この先、また一から頑張っていきたいと思っています。
また、来年はMGC、東京オリンピックの選考レースがあるので、そこに向けてしっかりと体調を合わせて、再来年の切符を手に入れられるように精一杯努力していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。本日は、ありがとうございました。」

優秀選手賞には、ジャカルタ2018アジア競技大会の男子マラソン金メダルの井上大仁選手(MHPS)が選出され「今回、このような素晴らしい賞をもらうことができ、非常に嬉しく思います。今、日本の男子マラソン界は、かつてないほどの盛り上がりを見せていると思うので、その流れに負けないように、自分ももっと盛り上げていけるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」とビデオメッセージでコメントしています。

また、新人賞には、第37回大阪国際女子マラソン大会優勝した松田瑞生選手(ダイハツ)が選ばれ、「本日は、このような賞に選んでいただき、ありがとうございます。来年、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)があります。そこで、しっかり東京五輪につながるレースをしたいと思っています。ありがとうございました」とコメントしています。

新人賞 松田瑞生選手

受賞者一覧

アスリート・オブ・ザ・イヤー
  • 大迫傑(Nike)
    男子マラソン日本記録樹立/2時間5分50秒
優秀選手賞
  • 井上大仁(MHPS)
    ジャカルタ2018アジア競技大会 男子マラソン 金メダル
  • 山本聖途(トヨタ自動車)
    ジャカルタ2018アジア競技大会 男子棒高跳 金メダル
  • 池田向希(東洋大学)
    第28回世界競歩チーム選手権(2018/太倉) 男子20km競歩 金メダル/団体 金メダル
新人賞
  • 小池祐貴(住友電工)
    ジャカルタ2018アジア競技大会 男子200m 金メダル
  • 松田瑞生(ダイハツ)
    第37回大阪国際女子マラソン大会優勝(初マラソン日本歴代3位)
  • 橋岡優輝(日本大学)
  • 第17回U20世界陸上競技選手権大会 男子走幅跳 金メダル
特別賞
  • 一般社団法人日本実業団陸上競技連合
    実業団マラソン特別強化プロジェクト:Project EXCEEDを通じて、日本マラソン界のみならず、ひいては陸上競技に対する社会的関心を高める。
日本グランプリシリーズチャンピオン
  • <男子>山縣亮太(セイコー)
    100m シリーズポイント 2457.2(GPPポイント1233.0+GPポイント1224.2)
  • <女子>山ノ内みなみ(京セラ)
    5000m シリーズポイント 2354.0(GPPポイント1182.0+GPポイント1172.0)

日本陸連ファン投票のベスト10を発表

あなたの“最高!!”選手は誰だ!?

日本陸連が2015年より実施している、1年を締めくくるファン投票の発表が行われました。2018年は「あなたの“最高!!”選手は誰だ!?」というテーマにてインターネットでの投票を受付し、3599人より応募がありました。順位は次のようになっています。

「Most Valuable Player 2018」 トップ10
1位:山縣亮太(セイコー)
2位:大迫傑(Nike)
3位:松田瑞生(ダイハツ)
4位:設楽悠太(Honda)
5位:山本聖途(トヨタ自動車)
6位:多田修平(関西学院大学)
7位:小池祐貴(住友電工)
8位:クレイアーロン竜波(相洋高校) ★ダイヤモンドアスリート
9位:桐生祥秀(日本生命)
10位:橋岡優輝(日本大学)

3位の松田瑞生選手(ダイハツ)は「本日はありがとうございました。1位でなかったのは悔しいですけど、めっちゃ嬉しいです。ありがとうございます。沿道での声援がすごく大きくて力になります。今後、MGCで東京五輪に向けて、出場権を確実に獲得したいと思っていますので、また応援よろしくお願いいたします」とコメントしました。