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ランニングをする人が知っておきたい、春の花粉の傾向と対策(2025年版)
ランニング用語集
アイシング
ランニングおよびトレーニング後に筋肉を冷やすこと。トレーニング後の筋肉は、筋繊維の損傷により炎症を起こしているため熱を持っているため冷やすことで、回復を早めることができる。また、冷やすことで炎症部が収縮するため疲労物質を効率的に排除できる効果もある。
アシックス
スポーツメーカー。1953年よりマラソンシューズの作成を開始し、現在では初心者から、競技者まで対応した多様なランニングシューズをてがけている。
皇居の桜田門の近くにある時計台はアシックスが寄贈したもので、台座はアシックスのロゴの形をしている。アンカー
駅伝やリレーでの最終走者。
インターバルトレーニング
緩急をつけた走り方をすることで、主に心肺機能を強化を目的としたトレーニング方法。
例えば400mトラックを1周全力で走った後、次の1周をゆっくりとジョグして、再度次の1周で全力で走ることを繰り返したりする。ウインドスプリント
100m程度の距離を、全力疾走の70~80%で走るトレーニング。ランニング後などに行うもので、いわゆる流し と呼ばれるもの。風のように爽快感のあるスピードで走りることで、筋肉にランニングよりも強い刺激を与え走力を高める効果があります。
ウォーキング
歩くこと。ただ歩くのではなく、歩くことを意識して歩くと基礎体力をつけるのに効果的。
ウォーターローディング
大会前に水を多く摂取し体内の代謝や循環を良くし、本番のバフォーマンスをあげる方法。2、3日前より行い、1度に多量の水分を取るのではなく、こまめ(15分ごとに100mlなど)に少量ずつ摂取していくようにする。
ウォーミングアップ
運動する前に体を運動できる状態にするために行う準備運動。目的としては、1)体温の上昇・2)間接の可動域の確保・3)心拍数をあげる・4)血液の循環を良くする・5)怪我の防止など。
ウルトラマラソン
42.195kmより長い距離を走るマラソンのこと。50kmや100kmなどの大会が盛んに行われている。
駅伝
決められた距離を、数名のランナーが襷をつないでチームでゴールのタイムを競う競技。
エアロビクス
有酸素運動
エリートランナー
ランナーの中でも、速く走る人たちの総称。
エル・エス・ディー(L.S.D.)
ロング・スロー・ディスタンス(Long Slow Distance)
エントリー
大会への参加申し込みのこと。エントリーには期間があり、その期間以外では大会の申し込みができません。
オーバートレーニング
筋肉が痛んでいる・疲労している時に、さらに負荷をかけること。オーバートレーニングをすると、疲労からの回復が遅れるだけでなく、故障の原因にもなります。その状態が続くとオーバートレーニング症候群などに発展することもあります。
オーバーペース
ペースが必要以上に上がってしまっている状態。レース序盤や調子が上がった時間帯などに、ペースが上がり過ぎオーバーペースになりやすい。
オーバーロード
トレーニングする際一定以上の負荷(過負荷)をかけて行うこと。
カーボ
= 炭水化物
カーボローディング
カーボは炭水化物。ローディングは中に詰め込んで準備すること。レース2~3日前から食事で炭水化物を多く摂取し、体内にエネルギー源となるグリコーゲンを増やすことでレースのパフォーマンスをあげる方法。レースで消費されるエネルギーを血中、筋肉、肝臓中に多くためておくことができます。
ガンタイム
スタートの号砲とともに計測競れるタイム。タイムは号砲の時間からゴール地点の通過の所要時間となる。(=グロスタイム)
完走
レースで決められた距離を走りきり、ゴール地点を通過しレースを終えること。
関門
距離ごとに設定された最大通過タイム。この時間を過ぎてしまうとランナーはレースの続行ができなくなる。タイムの設定は大会ごとに異なる。
棄権
レースを自分の意思で辞退すること。
キネシオテープ
キネシオテーピングを行う際に使われる伸縮性テープ。
キネシオテーピング
筋肉の伸びを制限することで痛みの緩和、予防をするテープを使った処方。名称は人間の体の動きを研究する学問「キネシオロジー」に由来する。
給水所
レースの際コース中に設けられている、補給所。水やスポーツドリンクなどが置かれておりランナーはそれを摂取することができる。他にも、エネルギー補給のための果物や、パンなどが置かれていることもある。
金哲彦
元陸上競技選手。NPO法人ニッポンランナーズ理事長。マラソンに関しての著書も多くあり、マラソンの解説などでも有名。
グリコーゲン
ブドウ糖(グルコース)が多数つながった多糖類の一種で、エネルギー源として肝臓や筋肉内に蓄えられている。分解されるとグルコースになる。
グリコーゲン-ローディング
= カーボローディング
グルコース
ブドウ糖。血中では血糖となり脳や体を動かすエネルギー源となります。不足すると低血糖常態となり運動に支障が出る。
クロスカントリー
野山等、起伏のある路面を走ること。心肺機能や筋力アップに効果的。
グロスタイム
= ガンタイム
痙攣
意思とは関係なくに筋肉が激しく収縮することによって起こる発作のことをいう。運動中の水分やミネラル分の不足などから起こる。予防には塩分や水分の補給を定期的に行うと良い。
高地トレーニング
酸素濃度の薄い高地(おおよそ標高1500m以上)に行ってトレーニングを行うこと。酸素が薄い状態でトレーニングすることで、血中で酸素運搬の役割をになうヘモグロビンの数を増やし運動能力を挙げることが出来る。短期間ではあまり効果が現れず、2~3週間程度の期間をもって行うのが効果的。
最大酸素摂取量(Vo2max)
体重の1kgが1分間に消費する酸素量。、運動能力の目安となる数値で、その量が多いほどマラソンにおいての能力が高いといえる。単位はml/kg /minであらわされる。通常の人では40ml/kg/min程度のものが、エリート長距離選手の最大酸素摂取量は90ml/kg/minまで上がる。
サブスリー
完走タイムが3時間を切こと。4時間をきることを”サブフォー”という。
市民ランナー
実業団や、学校等の特定の組織に属していないランナー。
周回
ある一定の距離を回り続けること。また、トラックの走行回数。
重心
物体が重力の方向に釣り合う点。人体で言えば、直立している場合おへその少し下の辺りとなる。前へ進むという動作は、この重心を進行方向に運んで行くということで、走る動作はこの重心を前に進めていくこと。
シンスプリント
脛骨過労性骨膜炎ともいう。ランニングを始めたばかりの人がかかりやすいスポーツ障害で、主に下腿内側の下方3分の1が痛みます。対処には安静とアイシングが効果的です。
スペシャルドリンク
実業団やトップクラスの選手が給水所で摂取する、独自のレシピで作ったマラソン用のドリンク。大会によっては一般参加の選手でも、スペシャルドリンクを給水所におけることがある。
ストライド
1歩の歩幅のこと。
ストライド走法
歩幅を長くとる走法。1歩の歩幅を大きく取るストライド走法は、筋肉の消耗が大きく、着地時の衝撃吸収をしなければならないためピッチ走法よりもカロリーの消費が多い。ある程度以上の筋力を必要とするので初心者には向いていない。
ストレッチ
筋肉を良好な状態にする目的で筋肉を引っ張って伸ばす運動。一般的に言われる筋肉の緊張をほぐし柔軟性を高める静的ストレッチ(スタティックストレッチ)の他、動的に行うダイナミックストレッチ、反動をつけて行うバリスティックストレッチ、パートナーをつけて行うパートナーストレッチなどがある。
静的ストレッチを行う際は次の点に気をつける。
- 痛いと感じるまで伸ばさない。
- リラックスをし呼吸を一定に保つ。
- 伸ばしている筋肉を意識する。
- 20秒以上行う。
スポーツドリンク
スポーツをする際、摂取するのに適したドリンク。体内から汗で失われた水分を水で補給しようとすると、浸透圧の関係で速やかな補給が取れない。また、体内より失われたミネラル分の補給ができない。スポーツドリンクは、速やかに水分補給を可能にしミネラル分も含んでいるので、スオーツ中の水分補給には適している。エネルギーの燃焼をたすけるBCAAが入っているものもあるので目的にあったものを選ぶとよい。
制限時間
ゴール地点に設けられた最大通過タイム。この時間を超えてしまうと協議終了になり、以後に通過しても公式記録には残らない。ホノルルマラソンのように、制限時間の設けられていない大会もある。
ゼッケン
大会参加者に割り当てられるナンバー。招待選手が早いナンバーをつけ、後に市民ランナーが割り当てられることが多い。
走友会
走る仲間が集まったランニングサークル。本格的に走り込みをやる団体から、走ることを楽しむ団体まで様々。参加することで、仲間の輪が広がります。
走歴
走り始めてからの年数。
体幹
腹筋、背筋、股関節周辺の筋肉の総称。体幹がしっかりしていることで、安定した走りが可能になる。走るだけではなく、個別の筋肉に対してのトレーニングをすると効果的。
体脂肪率
体重に対しての脂肪の割合。
ダウンヒル
下り坂。平坦な路面より筋肉にかかる負荷、衝撃が大きい。
高橋尚子
シドニー五輪女子マラソン金メダリスト。自己最高記録は2001年9月のベルリンマラソンで2時間19分46秒で当時の世界記録。
座右の銘は「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」炭水化物
五大栄養素の一つ。主に体を動かすエネルギー源となる。(=カーボ)
丹田
武道で気を集める部位であり、へその下3寸に位置するといわれる。重心と同じ。
超回復
筋肉に一定以上の強い負荷を与え筋肉繊維が損傷した後、以前よりも強い状態に回復すること。超回復は、トレーニングをした48~72時間後にピークとなるため、その期間に再度トレーニングをやると効果的。
通勤ラン
電車やバスを使わずに走って会社に行くこと。トレーニングする間の少ないサラリーマンなどがよく行っている。1駅手前で降りて、会社や家に走って行くように工夫している人もいる。
テーピング
傷害を受けやすい部位の補強やケガの予防、再発を防ぐために巻く伸縮性の包帯。
トレイルランニング
通常登山をするような山などを、走り抜けること。山岳レース等
ナイキ
アメリカのスポーツメーカー。
ニコニコペース
話が出来る程度の、ゆっくりしたペースで走ること。L.S.D.に向いたペースで脂肪の燃焼が良いとされている。
乳酸
疲労物質。筋肉を一定以上の強度で使用した時に、老廃物として発生し筋肉を酸性に変えてしまうため、運動が困難な状態になる。
ニューバランス
ランニングシューズの製造しているスポーツメーカー。フラット走法を前面に押し出したシューズ等も製作している。
熱中症
夏の高温時に派感による水分の不足やミネラルの不足などで引き起こされる身体の高温障害。水分やミネラルを渇きを感じる前に摂取することで予防ができる。
ネットタイム
スタート地点からゴール地点にかかった実際の所要時間。チップ等で計測がなされるため並んだ地点からスタート地点までに要した時間などは入らない。
ハーフマラソン
フルマラソンの半分の距離(21.0975km)で行われる競技。
絆創膏
怪我やマメができたときに貼る医療品。ずれを防止する時にも貼ると効果的。
ピッチ
一歩にかかる時間。
ピッチ走法
歩幅を身長より短くして足の運びを早くする走法。楽に走れ衝撃も少ないため、筋力の弱い初心者にも向いた走法。
ビルドアップ走
徐々にペースを上げていくトレーニング方法。スタミナの増強とスピードトレーニングに向いている。
貧血
血液中のヘモグロビン濃度が一定値よりも落ち込んだ状態。
ファイテン
アクアチタン製のネックレスが有名で、多くのスポーツ選手が愛用している。高橋尚子さんと契約を結んでいる。
フラット走法
足裏全体でのフラットな接地と足の素早いスイング動作の特徴をもつ走法。従来の走法と違うとされている点は、
- 足裏全体でフラットに着地
- 膝や足首の曲げ伸ばしをあまり使わず、股関節を大きく使う
- 重心の上下動が少ない
フルマラソン
42,195kmの距離を走る競技。
ペース
走る速度。
ペース走
ある距離をある一定のペースで走って刻んでいくトレーニング方法。一定のペースを保ち走るためであるとともに、スピード感を養うのに効果的。
マイル
海外のレースでkmの単位の代わりに使われる。1マイルは約1609m。42.195kmは26マイル385ヤード。
マメ
走っている間に皮膚がすれることで出来る水泡。ワセリンなどを塗ることで予防が出来る。
マラソンシューズ
マラソン用に作られた靴。初心者用から選手用に至るまで、レベルごとにたくさんのシューズが発売されている。一般的に初心者用は、ソールが厚く作られ衝撃を吸収してくれる造りになっている。走力のあるランナーには軽量化がはかられ、力をダイレクトに伝えられるようにソールが薄いものが向いている。
マラニック
マラソンとピクニックを組み合わせた言葉。野山を長時間走ること。
ミズノ
スポーツメーカー。ランニングシューズのブランド名は「ランバード」
無酸素性作業閾値
- AT値
有酸素運動から無酸素運動に切り替わる境界。無酸素運動へ移行すると、疲労物質の乳酸が生産される。
毛細血管
体の抹消までいっている細い血管。マラソン等の有酸素運動では、筋肉の隅々まで血液を送ろうとするため、継続していくことで増える。
登録されている語句はありません。
ライス(RICE)
外傷の初期治療方法。
R = REST(休息)
I = ICE(冷却)
C = COMPRESSION(圧迫)
E = ELEVATION(挙上)ラップタイム
選手がトラックを1周する所要時間。長距離走では一定の区間ごとのタイムを指す。
ランナー
走る人
ランナーズハイ
時間走り続けることで気分が高揚してくること。
ランニング
走ること。
ランニングウェアー
ランニングをする際に着用する衣服。綿の衣服と違い、撥水性・通気性に優れており運動するのに適した作りになっている。ウィンドブレーカーなどは冬場でも、保温機能があり寒い中でも、走れるように設計されている。
ロング スロー ディスタンス(L.S.D.)
長い距離をゆっくり走るトレーニングの方法。会話ができる程度のゆっくりしたスピードで長く走ること、長くゆっくり走ることで、体内の毛細血管の発達が促され、血液の中の酸素・栄養が体の隅々まで行き渡るようになり、エネルギーが効率よく作られるようになります。心肺機能の強化にも効果的です。実際にトレーニングを行う際には、90分程度の走行を続けることが必要です。注意する点としては、長く走るためフォームが崩れやすいのと、十分な水分・栄養補給を心がける点です。
ワセリン
油分を含んだゲル状の物質。長時間のランニングで擦れる部位に潤滑油として塗ることで、摩擦で皮膚がすれるのを防ぎマメの予防となる。
ワンウェイ
一方通行でスタートとゴール地点が違うコース。