「世界陸上競技選手権大会 オレゴン」男子マラソンの概要と結果 - 2022年7月17日開催

2022年7月17日(日)に、アメリカ合衆国オレゴン州で「第18回世界陸上競技選手権大会 オレゴン 2022」のマラソン競技の男子の部が開催されました。

レース結果

レースは、Tamirat Tola タミラト・トラ(エチオピア)が 2時間05分36秒で大会記録を更新して優勝しました。2位には Mosinet Geremew モシネト・ゲレメウ(エチオピア)が 2時間06分44秒で入り、3位には Bashir Abdi バシル・アブディ(ベルギー)が 2時間06分48秒で入りました。

レース順位

  • 1位
    2:05:36
    Tamirat Tola タミラト・トラ(エチオピア)※大会新記録
  • 2位
    2:06:44
    Mosinet Geremew モシネト・ゲレメウ(エチオピア)
  • 3位
    2:06:48
    Bashir Abdi バシル・アブディ(ベルギー)
  • 4位
    2:07:09
    Cameron Levins キャメロン・レビンス(カナダ)
  • 5位
    2:07:14
    Geoffrey Kamworor ジョフリー・カムウォロル(ケニア)
  • 6位
    2:07:17
    Seifu Tura セイフ・トゥラ(エチオピア)
  • 7位
    2:07:31
    Gabriel Gerald Geay ガブリエル ゲラルド・ゲイ(タンザニア)
  • 8位
    2:07:35
    Daniel do Nascimento ダニエル・ド ナシメント(ブラジル)
  • 9位
    2:07:52
    Shumi Dechasa シュミ・デチャサ(バーレーン)
  • 10位
    2:07:56
    Isaac Mpofu アイザック・ムポフ(ジンバブエ)
  • 13位
    2:08:35
    西山 雄介(日本)
  • 38位
    2:13:44
    星 岳(日本)

レース経過

  • START
    スタート時の天気は曇り。気温は 17.4度、湿度61%。鈴木健吾が新型コロナウイルス陽性で、L・チェロノ(ケニア)がドーピング違反で欠場となっている。日本からは、星 岳(コニカミノルタ)と西山 雄介(トヨタ自動車)が出走する。スタートは定刻から少し遅れて 62名の選手が一斉にスタート。
  • 1km
    3分08秒で通過。遅れる選手はなく 1つのグループで進んでいく。
  • 3km
    9分30秒で通過。先頭を R・リンクレター(カナダ)が引っ張り一団が進んでいく。比較的ゆっくりなペース。
  • 5km
    15分42秒で通過。先頭は S・デチャサ(バーレーン)。
  • 10km
    30分52秒で通過。日本勢は先頭集団の前方で走行する。先頭は S・デチャサ、続いてエチオピア勢が前方につける。
  • 15km
    45分52秒で通過。先頭は S・デチャサ。集団は30名程度に絞られ、日本勢は集団の後方につける。
  • 20km
    1時間00分52秒で通過。先頭は S・デチャサ。先頭集団は29名。西山は14位、星は25位で集団後方に位置する。
  • HALF
    1時間04分08秒で通過。
  • 25km
    1時間16分09秒で通過。先頭は H・シャディ(フランス)。集団は32名。西山は14位、星は31位で集団後方に位置する。
  • 28.3km
    星が集団から遅れていく。
  • 30km
    1時間31分09秒で通過。先頭は S・デチャサ。その後ろにケニア勢がつける。
  • 31km
    T・トラ(エチオピア)が先頭に立ちペースを上げていく。西山は19位に位置し先頭から少し離されていく。
  • 32km
    先頭集団が 14名に絞られていく。西山は 9秒差。
  • 35km
    1時間45分20秒で T・トラが単独首位で通過。2位集団は、B・アブディ(ベルギー)、G・カムウォロル(ケニア)、M・ゲレメウ(エチオピア)、C・レビンス(カナダ)、G・ゲイ(タンザニア)の5名。
  • 40km
    1時間59分30秒で T・トラが単独首位で通過。続いて、B・アブディと M・ゲレメウが通過。4位が G・カムウォロル、5位が C・レビンスで通過。
  • FINISH
    2時間05分36秒で T・トラが大会記録を更新して優勝をした。2位に M・ゲレメウが 2時間06分44秒で入り、3位には B・アブディが 2時間06分48秒で入った。日本勢では、13位に 2時間08分35秒で 西山 雄介、38位に 2時間13分44秒で星 岳が入っている。

競技の詳細な順位は、ワールドアスレティックス公式サイトの “RESULTS” ページで見ることができます。

大会概要

第18回を数える「世界陸上競技選手権大会 オレゴン 2022」は、アメリカ合衆国オレゴン州のユージーンにある、ヘイワード・フィールドをメイン会場として、2022年7月15日(金)~ 24日(日)の日程で開催されます。同大会は例年、奇数年に開催され、オレゴン大会は 2021年の開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により “東京五輪” が 2020年から 2021へ延期になったことをうけて、開催時期が 2022年に変更になりました。

マラソン競技の男子の部は、3日目の 7月17日(日)に実施され、日本からは代表に選出された 3名の選手が出場予定です。

※ 7月17日(日)に日本陸上競技連盟は、新型コロナウイルス陽性のため鈴木 健吾(富士通)の欠場を発表しました。

大会情報
大会名
世界陸上競技選手権大会 オレゴン 2022
開催日
2022年7月17日(日)06時15分(日本時間 22時15分)スタート
開催地
アメリカ合衆国オレゴン州 ヘイワード・フィールド
種 目
男子マラソン 決勝
主 催
World Athletics
URL
https://www.worldathletics.org/competitions/world-athletics-championships/oregon22
前回大会 トップ3 男子マラソン
1位
2:10:40 Lelisa Desisa レリサ・デシサ(エチオピア)
2位
2:10:44 Mosinet Geremew モシネト・ゲレメウ(エチオピア)
3位
2:10:51 Amos Kipruto アモス・キプルト(ケニア)

開催地とコース

開催地はアメリカ合衆国オレゴン州のユージーン。コースは市内に設けられたフラットな 14kmの周回コースを使って行われます。マラソンコースは、オレゴン大学内のオーツェンスタジアム前を発着点として 3周+195mで実施されます。

第18回世界陸上競技選手権大会 オレゴン 2022 マラソンコースマップWCH OREGON22 Road Events Information

日本人参加選手

  • 鈴木 健吾(富士通)P.B. 2時間04分56秒(※新型コロナウイルス陽性のため欠場)
  • 星 岳(コニカミノルタ)P.B. 2時間07分31秒
  • 西山 雄介(トヨタ自動車)P.B. 2時間07分47秒

放送・配信の情報

テレビ放送
放送局
TBS
番組名
世界陸上オレゴン 男子マラソン
日 時
2022年7月17日(日) 22時00分~ 25時30分
URL
https://www.tbs.co.jp/seriku/onair/
ネット/ライブ配信
配信局
TVer
番組名
世界陸上2022オレゴン 男子マラソン
日 時
2022年7月17日(日) 22時00分~
URL
https://tver.jp/live/special/letahpwvzp