ブレードランナーの「ランナー」は走る人を意味しているのか?

日本で公開が2017年10月27日(金)より始まった「ブレードランナー2049」。前作「ブレードランナー」は、1982年に公開され根強い人気を誇るSF作品です。

走る人にとって気になるのは、タイトルの「ランナー」の文字。この「ランナー」は走る人を意味するのか?そして、劇中に何か関係をもつ言葉なのかということです。この問いに、アメリカのメジャーなランニングサイト『RUNNER’S WORLD』が回答をしています。

答えは、もちろん「いいえ」です。

映画の映像では走るシーンがありますが、それはストーリー上必然的な出来事であるとしています。しかしながら「ブレードランナー」の作品が世界的に影響を与えたことはもちろん、「ランナー」という言葉は注目を集めています。それは、義足ランナー “オスカー・ピストリウス” が「ブレードランナー」という異名を持つということにも表れています。

タイトルの「ブレードランナー」がランニングに関係ないとすると、その真の意味は何なのでしょうか。

それは、1974年のSF作家アラン・E・ナースの小説『The Bladerunner』です。ここで出てくる “Bladerunner” は「非合法医療器具(Blade)の密売人」を指した言葉です。そして、ナースの小説を元にしてウィリアム・S・バロウズが執筆した小説『Blade Runner (a movie)』を、映画の関係者が手にした時に語感がよいという理由で、映画のタイトルが「ブレードランナー」と決まったということです。

なお、「ブレードランナー」の原作はフィリップ・K・ディックが1968年に書いた『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で、ナースとバロウズの小説の内容は関係がありません。

Is There Any Actual Running in “Blade Runner”?|RUNNER'S WORLD
https://www.runnersworld.com/fun/is-there-any-actual-running-in-blade-runner

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