サハラ砂漠を自給自足で7日間走る「サハラマラソン2017」エントリー開始

サハラ砂漠を自給自足で7日間走る「サハラマラソン2017」エントリー開始

世界で最も過酷なマラソンとも言われ、灼熱のサハラ砂漠を7日間かけて走る「サハラマラソン2017」のランナーの募集が始まりました。サハラマラソンは、モロッコ南部のサハラ砂漠で開催される大会で、2017年大会で32回目となります。

レースが開催される4月のサハラ砂漠は平均気温は35~40度で、日中は場所によって50度に達することがあります。日が落ちると気温がぐっと下がり明け方には20度を下回ります。この過酷な環境の中を参加者は、食料や衣類、コンパスなどの必需品や寝袋に至るまで自分で用意し、バックパックに背負って走ったり、もしくは歩いたりしてレースに挑みます。

サハラマラソンのレースの行程は約250kmで、複数のステージに分けられ、ステージごとに設けられた設定時間内にステージをクリアし進んでいきます。レースは過酷さを極めますが、完走率は高く、毎年80%を越える参加者が完走(完歩)しています。

主催は、フランスのAtlantide Organisation Internationale(AOI)で世界各国から1300名の挑戦者を募集します。参加資格は18歳以上ですが、16歳以上18歳未満でも条件が満たされていれば参加可能です。エントリー方法は個人エントリーとチームエントリーがあります。

日本からのレースへの参加日程は、パリでの集合して現地に向かいレースに参加し、再度パリに戻り解散する、2017年4月7日~17日の10日間の日程です。日本から渡航の場合、モロッコへの直行便がないため、パリ・モロッコ間のチャーター便の利用が必須となります。また、日本からフランスまでの渡航は各自でおこないます。

エントリーについては、AOIが開設する公式ウェブサイト(フランス語/英語のみ)の【Inscliption/Registlation】ページから参加希望者自身が必要事項を入力する必要があります。エントリーは2016年9月まで実施の予定で、定員に達し次第締め切りとなります。

◆サハラマラソン公式ウェブサイト
http://marathondessables.com/

日本からのエントリーや大会参加にあたってのアドバイスやサポートを、日本事務局となる国境なきランナーズ(C)で行っており、エントリー後は、日本事務局へのメールでの連絡が必須になります。日本事務局では、フランス語や英語が苦手な方でもエントリーしていただける様、「日本語の手引書」の準備を進めています。詳しくは、国境なきランナーズ(C)ホームページをご覧ください。

◆国境なきランナーズ(C)
http://www.runners-wb.org/race/race01_2017.htm