2019年の花粉は多い!?春のランニングを楽しむための花粉症の傾向と対策

冬の寒さのピークを越えて、春の温かさを感じる季節になると、スギ花粉が飛び始め、花粉症のランナーにとっては、辛いシーズンがやってきます。

この花粉の季節を、どのように走り抜けたら良いか、傾向と対策を考えていきます。

【目次】

2019年の花粉飛散予想

日本気象協会が、2019年1月17日に発表した「2019花粉飛散予測 3報」によると、今年の花粉の飛散量は、昨年より減少する地域はあるものの、過去10年の平均よりも多い傾向にあるとされています。九州や太平洋側の南部では、2月の中旬より飛散が始まり、徐々に北上し、東北地方では3月の初旬から中旬にかけて飛び始めるという予報です。

例年比 2019年シーズンの花粉飛散傾向2019花粉飛散予測 3報

東京では、スギ花粉が3月上旬から4月上旬までの約1ヵ月間がピークになり、さらにヒノキの花粉も4月の中旬頃に飛ぶので、花粉が飛んでいる時期が他の地方よりも長くなる傾向があります。

花粉の飛散状況を見極める

花粉のシーズンでも、天候や時間帯により飛散する量に変化があります。

1日のうちで花粉が多い時間は昼の時間帯です。花粉は日光が当たり、気温が高くなると飛びやすくなるので、早朝で気温が低い時間帯は花粉が少なく、ランニングに適した時間になります。

花粉の多い時間帯(千代田区)花粉症環境保健マニュアル|環境省

雨が降ると、花粉の飛散量が少ないだけでなく、空気中に漂う花粉が水滴により地面に落とされます。そのため、雨上がりは花粉が少なく、ランニングしても症状がでにくくなります。しかし、雨が上がった後、南風が吹いて急激に気温が上昇するような時は、直ぐに花粉が飛び始めるので注意が必要です。

花粉の飛散量の情報は、気象関連のホームページや、花粉情報のスマートフォンのアプリを使うと、いち早く飛散状況を知ることができます。

花粉飛散情報 2019 - 日本気象協会 tenki.jp
https://tenki.jp/pollen/

ランナーと花粉症

ストレス状態

花粉症の症状は、目や鼻などの粘膜に付着したり、体内に取り込んだ花粉が原因となって起こるアレルギー反応です。

そのため、花粉がなるべく身体に接触しないようにすることが重要になります。しかし屋外を走るランナーは、花粉と触れることが多くなってしまいます。さらに、ランニング中は呼吸が激しくなるため、鼻や口から多くの花粉を取り込んでしまいます。

ランニングのもつ効能

ランニングのもつ効能

ランニングなどの有酸素運動をすることは、それ自体が花粉症を和らげる効果をもっています。

花粉症は、リラックスして副交感神経が優位な時間帯に症状がでやく、身体が活発に活動して交感神経が優位になる時間帯には、症状が抑えられる傾向があります。そのため、積極的に身体を動かすランニングは、花粉症を和らげ、症状が軽い人であればランニングの間は、症状を感じなくなります。さらに、運動することが自律神経のバランスをとるのに役立つため、普段の生活での症状改善にも繋がります。

そうはいっても、症状の重い人にとっては、このシーズンのランニングは厳しいものがあります。そこで、ランナーができる花粉対策を探っていきます。

屋内でトレーニングをする

屋内トレーニング

花粉が多くある環境に行かないのは、最良の対策になります。

屋内のジムやスポーツ施設でトレーニングを行えば、花粉の影響を最小限にしてくれます。このような施設は、湿度が十分にあるため、花粉が空気中に漂いにくいという環境も揃っています。外を走れないというストレスはありますが、トレッドミルを使ってのランニングを楽しむ以外にも、プールやウェイトなどを使ってのトレーニングも行うことが出来ます。

花粉対策グッズで対応する

花粉対策グッズ

花粉が多い中で屋外で走る時は、花粉対策のグッズで万全な対策をとります。ここで大切なのは「見た目がカッコ悪さ」ということには、あえて目をつぶることです。

目のかゆみ対策

目のかゆみの対策は、花粉を目に入れないように、花粉対策用のメガネやサングラスを装着して走ることです。目の周りを覆ってくれるゴーグルタイプがおススメですが、普通のメガネなどでも花粉をある程度は防ぐことができます。ランニングした後は、花粉用の目薬をさしたり、目の洗浄薬で洗うなどして、しっかりケアします。

鼻のムズムズ対策

鼻や口は、マスクをして覆うようにします。マスクをしてしまうと若干の息苦しさを伴いますが、花粉が侵入するのをシャットアウトできます。マスクは、走っている時の息づかいで湿ってしまうので、使い捨てで呼吸がしやすい立体型がおススメです。

マスクを使わない場合は、鼻腔内にワセリンを塗っておくことや、イオンで花粉を防ぐブロックスプレーを使うのも効果があるようです。

しかし、いくら対策をしても、鼻水やクシャミは出てきてしまうもの。ランニングの最中に鼻をかんでも、安心できる十分な量のティッシュを持ってランニングに出かけましょう。

家の中には花粉をシャットアウト

花粉をシャットアウト

外出して家に入る時にはもちろんですが、ランニングをした後にも花粉を家の中に持ち込まないように心がけるようにします。

ランニングから帰ってくると、身体や衣服には、目に見えなくてもたくさんの花粉が付着しています。家に入る前には、衣服の花粉をしっかり落とします。髪の毛は特に花粉が付きやすいので、はたいたりブラッシングをして落とします。帽子を被っていれば、髪の毛に花粉が付着しにくくなります。

家に入ったら、身体を拭いたりシャワーを浴たりすると共に、うがいなどをして体につた花粉をなるべく落としましょう。

休息をとり、体調を整える

休息をとり、体調を整える

花粉症の症状は、睡眠不足やストレスなどで身体のバランスを崩していると悪化してしまいます。ランニングをした後は、ゆっくり休息をとるようにします。

日常から睡眠を多くとり、規則正しい生活を過ごすことは症状の軽減に役立ちます。このような生活習慣を身につけることは、花粉対策になるだけではなく、ランニングのパフォーマンスにも良い効果もたらしてくれます。