2020年1月3日に開催された「第96回箱根駅伝」復路と総合結果

「第96回 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」の復路が、2020年1月3日(金)に、神奈川県の箱根町芦ノ湖から、東京都千代田区大手町の読売新聞社前までの5区間(109.6km)で行われました。

前日行われた往路では、青山学院大学がトップでゴール、"1分33秒"遅れて國學院大學、"3分17秒"遅れて東京国際大学が続きます。トップチームのスタートから、10分後に行われる繰り上げスタートは、13位の中央大学以降の8大学と、関東学生連合の9チームが対象です。

【往路順位(カッコは1位との差)】
  • 1位 青山学院大学
  • 2位 國學院大學(1:33)
  • 3位 東京国際大学(3:17)
  • 4位 東海大学(3:22)
  • 5位 明治大学(5:55)
  • 6位 帝京大学(5:59)
  • 7位 創価大学(6:19)
  • 8位 駒澤大学(6:26)
  • 9位 早稲田大学(7:33)
  • 10位 拓殖大学(7:53)
  • 11位 東洋大学(7:59)
  • 12位 中央学院大学(8:02)
  • 13位 中央大学(10:24)
  • 14位 順天堂大学(10:37)
  • 15位 日本大学(11:38)
  • 16位 法政大学(11:44)
  • 17位 神奈川大学(12:56)
  • 18位 日本体育大学(13:19)
  • --位 関東学生連合(13:39 ※参考記録)
  • 19位 筑波大学(16:38)
  • 21位 国士舘大学(17:22)
【目次】

レース結果

レースは往路優勝した青学が、復路でトップを譲ることなく"10時間45分23秒"で総合優勝しました。

2位には"10時間48分25秒"で東海大学が入り、3位には"10時間54分20秒"で國學院大學が入った。青山学院大学と東海大学のタイムはこれまでの総合記録を上回り記録を更新した。

復路優勝は総合で2位の東海大学で、2位は青山学院大学、3位は帝京大学だった。

来年の大会に参加できるシード権争いでは、10位の東洋大学までが権利を獲得し、11位の中央学院大学以降のチームは、予選会から挑戦することになる。

総合レース結果(カッコは1位との差)
  • 1位
    10:45:23(---)青山学院大学 ※総合記録更新
  • 2位
    10:48:25(3:02)東海大学 ※総合記録更新
  • 3位
    10:54:20(8:57)國學院大學
  • 4位
    10:54:23(9:00)帝京大学
  • 5位
    10:54:27(9:04)東京国際大学
  • 6位
    10:54:46(9:23)明治大学
  • 7位
    10:57:43(12:20)早稲田大学
  • 8位
    10:57:44(12:21)駒沢大学
  • 9位
    10:58:17(12:54)創価大学
  • 10位
    10:59:11(13:48)東洋大学
  • -- シード権獲得ライン --
  • 11位
    11:01:10(15:47)中央学院大学
  • 12位
    11:03:39(18:16)中央大学
  • 13位
    11:04:28(19:04)拓殖大学
  • 14位
    11:06:45(21:22)順天堂大学
  • 15位
    11:07:23(22:00)法政大学
  • 16位
    11:07:26(22:03)神奈川大学
  • 17位
    11:10:32(25:09)日本体育大学
  • 18位
    11:10:37(25:14)日本大学
  • --位
    11:12:34(27:10)関東学生連合 ※参考記録
  • 19位
    11:13:33(28:10)国士舘大学
  • 20位
    11:16:13(30:50)筑波大学

レース経過

  • 【START】
    レース当日の箱根の天候は晴れ。スタート時刻の気温は、1度。スタート時間の午前8時に往路トップの青学がスタート。"1分33秒"後に國學院、"3分17秒"後に東京国際、"3分22秒"後に東海がスタートし、その後もタイム差毎に各チームがスタートを切っていった。往路の差が10分以上ある、13位の中大以降のチームは、10分後の一斉スタートで出発した。
  • 【6区(20.8km)】
    序盤が登り基調で5km過ぎから箱根の下りに入る特徴を持つのが6区のコース。青学の谷野(4年)が着実に歩みを進める中、2位の國學院の島崎(2年)が後を追う。4位の東海の館澤(4年)はスタート直後に、東京国際の大上(1年)を捉え3位に上がり序盤で差を詰めにかかり、5kmまでにトップとの差を"40秒"余り詰め"2分37秒"差にする。一方、後方では11位スタートの東洋の今西(4年)が軽快に飛ばし、拓殖、早稲田を早々に捉え順位を上げていく。
    下りに入ると、上位の青学、國學院、東海はペース差はあるものの、青学とのタイムを大きく詰めるまでには至らない。4位の東京国際は、若干遅いため後方に置いて行かれる。
    箱根を下り終え残り3kmのフラットな道に差しかかっても、青学は着実に走りトップで7区にタスキを繋いだ。東海の館澤は"57分17秒"で区間新を40秒更新し、2位の國學院に5秒差まで詰め寄った。
    また、東洋の今西も区間記録更新のタイムで、4つ順位を上げて7位になった。
    <区間賞:0:57:17 館澤 亨次(東海大学 4年)>
  • 【7区(21.3km)】
    青学の中村(4年)が2分を超えるアドバンテージを持ち一人旅を続ける中、2km過ぎで3位の東海の松崎(1年)が、先行する國學院の木付(2年)に追いつき順位を上げ2位につける。
    一方、5位でタスキを受けた明大の阿部(4年)は快走をみせ、4位の東京国際の真船(4年)を12km捉え順位を一つ上げる。さらに後方では、早稲田の鈴木(1年)が良い走りをみせ12位からシード権内の9位まで順位を上げてくる。
    トップの青学は東海に20秒詰められるも、後続との差をキープし、8区にタスキを繋げる。2位は"2分01秒"差で東海、3位は"3分23秒"差で國學院。4位には、明大の阿部が区間記録を34秒更新も更新するタイムで"4分42秒"差につける。さらに5位には東京国際が続く。
    <区間賞:1:01:40 阿部 弘輝(明治大学 4年)>
  • 【8区(21.4km)】
    この8区は上位5チームの、青学の岩見(3年)、東海の小松(4年)、國學院の河東(3年)、明大の櫛田(1年)、東京国際の芳賀(2年)が崩れることなく走り、順位に変動がなく9区にタスキを繋ぐ。
    一方、シード権争いでは、中央学院と創価がつばぜり合いを演じ、10位に中央学院大、7秒差の11位に創価と続いた。
    <区間賞:1:04:24 小松 陽平(東海大学 4年)>
  • 【9区(23.1km)】
    青学の神林(3年)が2分のアドバンテージに加え、区間賞を獲得する快走を見せ、2位の東海の松尾(4年)に"3分42秒"の差をつけ、最終の10区へトップでタスキを繋いだ。
    5位で9区に入った東京国際の相沢(4年)は、國學院の茂原(4年)をかわし、中継所手前で明大の村上(3年)も追い抜き、3位に上がり10区につないだ。
    トップ5は、青学、東海、東京国際、明大、國學院の順で鶴見中継所を通過している。
    シード権争いは、10位の中央学院が、11位の創価に"54秒"の差をつけた。
    10区へつなぐ鶴見中継所では、トップとの差が20分を超えてしまったチームの、日体大、日大、筑波の3校に繰り上げスタートが行われた。日体大は、わずか20秒届かずタスキが途絶えた。
    <区間賞:1:08:13 神林 勇太(青山学院大学 4年)>
  • 【10区(23.0km)】
    トップの青山の湯原(2年)は、2位の東海の郡司(4年)に追走され40秒差を縮められはしたが、"約3分"の差をつけて、総合優勝のゴールテープ切った。
    続く3位争いはもつれる。東京国際の内山(4年)、明大の河村(4年)が並走している所に14km付近で國學院の殿地(2年)が追いつく。この3チームが牽制している間に、後方から帝京の吉野(4年)が17.5kmで追いつき、4チームでの3位争いとなる。
    残り1kmまで来て動いたのは國學院。スパートをかけ前に出ると、帝京、東京国際、明大は対応できず、間を開けられる。國學院が追走の3校を振り切り、3位でゴール。その後に"3秒"遅れの4位で帝京、さらに"4秒"開き5位で東京国際がゴールした。明大は失速したため、さらに"19秒"遅れて6位でゴールした。
    その後ろの7位争いもし烈を極め、早稲田の宍倉(3年)と、駒澤の石川(2年)の争いがゴール直前までもつれ、7位に早稲田、わずか"1秒"遅れて駒澤が8位でゴールした。
    シード権争いは、11位だった創価の嶋津(2年)が区間新ペースで走り、中央学院の石綿(3年)捉え10位に上がる。さらにペースの上がらず落ちてきた東洋の及川(1年)を捉え、記録を19秒更新する区間新のタイムで9位でゴールした。10位は東洋が入りシード権を獲得し、11位に順位を落とした中央学院はシード権を逃した。
    <区間賞:1:08:40 嶋津 雄大(創価大学 2年)>
  • 【FINISH】
    青学の総合優勝は2年ぶり5回目。タイムは大会新となる"10:45:23"。2019年に東海大学が記録した"10:52:09"を、7分近く上回る脅威的なタイムだった。青学の順位の遷移は、1区が7位、3区が2位だった以外の区間は全て1位で通過している。
    2位に入った東海も、同校が持つ大会記録を上回り"10:48:25"でゴールした。
    また今大会は、10区間中7区間で区間新記録が更新されるスピードレースだった。

箱根駅伝を終えた各校のツイート

箱根駅伝を終えて、ツイッターで発信をしている大学があるので紹介します。

1位 青山学院大学

3位 國學院大學

5位 東京国際大学

6位 明治大学

7位 早稲田大学

8位 駒沢大学

9位 創価大学

11位 中央学院大学

12位 中央大学

14位 順天堂大学

16位 神奈川大学

17位 日本体育大学

19位 国士舘大学

20位 筑波大学