箱根駅伝出場をかけた熱い走りが見られる予選会が10月13日（土）に立川市で開催

年始の恒例のイベントとして注目を集める箱根駅伝。2019年の第95回箱根駅伝の出場資格をかけた予選会が、2018年10月13日（土）に東京都立川市で開催されます。

2019年で95回目を迎える箱根駅伝は、記念大会として開催されるため出場枠が23校と増枠され、予選会では39の出場大学が、箱根駅伝の出場権を獲得できる11の出場枠を争うことになります。

【目次】

• 予選会について
• 開催地とコース
• 予選会の観戦のポイント
• 第95回箱根駅伝予選会の概要
• 第95回箱根駅伝予選会の結果

箱根駅伝予選会について

第95回箱根駅伝予選会は、2019年の1月2日・3日に開催の箱根駅伝の出場権利をかけて争われる大会です。今年の予選会には、昨年より10校減の、39校がエントリー。各校からは、10名から12名の選手が出場し、レースに挑みます。

順位は、各校から出走した選手のうち、上位10名のタイムを合計し、合計タイムが少ない大学が上位になります。そして、上位の11校までが箱根駅伝の出場権を獲得します。

開催地とコース

予選会の開催地は、東京都立川市。市内にある自衛隊駐屯地、昭和記念公園と、その周辺の道路に設定したコースで行われます。コースはスタートした後、立川の自衛隊駐屯地の滑走路を周回し、昭和記念公園内を抜けて市街地を走り、再び昭和記念公園内を巡りフィニッシュします。

箱根駅伝公式Webサイト

コースの距離は、前回までの20kmから、ハーフマラソンと同等の距離の21.0975kmに変更されました。1.0975km分の距離の延長で、個人のフィニッシュタイムが3分余り増え、チーム全体で30分超のタイムが増えるため、これまでよりも各選手の走力が試されます。

なお、距離が伸びたことで、スタートしてから自衛隊駐屯地の周回が3周に増え、さらに一部のコースも修正されています。

予選会の観戦のポイント

箱根駅伝予選会は、移動しながら観戦することで、複数の場所でランナーを見ることが出来ます。ここでは、おススメの観戦ルートを紹介します。

最初の観戦ポイントは、スタート地点の自衛隊の駐屯地の滑走路です。スタートまでの時間には、各校の応援合戦が見れます。レースでは、400名を超えるランナーの一斉にスタートする場面や、ランナーが集団で過ぎ去る迫力あるシーンを見ることが出来ます。

2つ目の観戦ポイントは、昭和記念公園内のコースです。コースは公園内の外周に沿ったルートを通るので、見やすい観戦地点を探してください。

そして最後は、フィニッシュ地点に向かいます。選手達がゴールした後ですが、広場では箱根駅伝の出場権のかかった順位発表が行われます。各校にとっては運命の一瞬となるので、緊張感ある空気に包まれます。発表が終わると、号外が配られるので、欲しい人は是非ゲットしましょう。

第95回箱根駅伝予選会の概要

箱根駅伝公式Webサイト
http://www.hakone-ekiden.jp/s/primary.php

第95回箱根駅伝予選会の結果

箱根駅伝予選会は、曇り空の中で開催され、1位になった駒澤大学から11位の上武大学までが、第95回箱根駅伝の出場権を獲得しました。

総合成績
1位 駒澤大学　　　10:29:58
2位 順天堂大学　　10:36:58
3位 神奈川大学　　10:39:16
4位 國學院大學　　10:40:38
5位 明治大学　　　10:41:06
6位 東京国際大学　10:41:15
7位 大東文化大学　10:42:16
8位 中央大学　　　10:42:55
9位 国士舘大学　　10:45:39
10位 山梨学院大学　10:46:27
11位 上武大学　　　10:46:51
----- 予選通過ライン -----
12位 麗澤大学　　　10:48:41
13位 亜細亜大学　　10:48:54
14位 専修大学　　　10:49:23
15位 創価大学　　　10:50:39

個人成績
1位　レダマ・キサイサ（桜美林大学）1:00:44
2位　塩尻　和也（順天堂大学）1:01:22
3位　ライモイ・ヴィンセント（国士舘大学）1:01:49
4位　ドミニク・ニャイロ（山梨学院大学）1:01:50
5位　片西　景（駒澤大学）1:01:50
6位　堀尾　謙介（中央大学）1:01:57
7位　浦野　雄平（國學院大學）1:02:02
8位　阿部　弘輝（明治大学）1:02:16
9位　ジェームズ・ブヌカ（駿河台大学）1:02:22
10位 サイモン・カリウキ（日本薬科大学）1:02:23