軽量性と透湿性を備えたゴアテックスの新しいプロダクトテクノロジー「SHAKEDRY」

雨の日や寒い日に重宝するのが、高い防水性や防風性を備えたゴアテックスを素材にしているプロダクト。雨や風をしのげる上に、運動してかいた汗の湿気を外に逃がしてくれます。

ゴアテックスの商品の多くは、表地・GORE-TEX®メンブレン・裏地の3層構造になっています。今回新しく誕生した「GORE-TEX® SHAKEDRY™」プロダクトテクノロジーは、表地がなくなり、2層構造になりました。そのため、重量の軽量化が可能になり、アウターでも100g台という軽さを実現させています。

また、表地がなくなったことで、アウターの内部で発生した水蒸気を外部に素早く逃がせるようになり、水分による重量の増加を抑え、身体の冷えを格段に防いでくれます。

GORE-TEX SHAKEDRY

この「GORE-TEX® SHAKEDRY™」の特徴は、大量の発汗を伴うランニングなどの有酸素運動などでの使用に向いており、シーンや場所問わず、幅広い天候条件で快適な着心地を保つことが可能です。

もう一つの特徴は、軽量化に伴うコンパクト化です。下の写真のように小さくまとめることができるため、出張や旅行の時の荷詰めでもかさばらず、旅ランのお供になるほか、肌寒さを感じた時にも手軽に羽織ることができます。

GORE-TEX SHAKEDRY

「GORE-TEX® SHAKEDRY™」を使ったランニング向けの商品は「MAMMUT」や「ARCTERYX」から発売中。今後、ノースフェイスからも発売が予定されています。