被災地に想いをはせるランイベント「Run311」の支援をするプロジェクト

Run311

被災地を想う気持ちをランニングで繋げるイベント「Run311」の支援するクラウドファンディングのプロジェクトが展開されています。

◆「Run311」プロジェクトページ
https://readyfor.jp/projects/6744

今回は主催団体「一般社団法人イトナブ石巻」が、イベント開催にまつわる費用を補うための支援プロジェクトを、クラウドファンディングサイト「READYFOR?」で展開しています。支援者には金額に応じたオリジナル商品などの特典が用意されています。

被災地を想う気持ちをランニングでつなげるイベント「Run311」とは?

「Run311」は、実施期間の2016年3月5日〜13日に参加者が走行した距離を繋いでいく参加費無料のイベントです。参加者はスタート時とゴール時の写真と、その走行距離をWEBサイトもしくはスマートフォンアプリを使い登録し、世界のランナー達とシェアしていきます。期間内であれば走る場所と時間は自由。走行の方法はランニングだけでなく、ウォーキングや自転車、スキーなど自力を使って進むものであれば何でも構いません。

Run311 アプリイメージ

参加方法は、Facebook内の「Run311」のサイトを訪れ、イベント参加予定のボタンを押し参加表明をします。そしてイベントの期間になったら走りに行き、走った距離を登録していきます。また、各地ではタイアップの走行イベントや大会なども開催されます。

◆「Run311」Facebookページ
https://www.facebook.com/events/1555272978120361/

これまでの「Run311」

2011年3月11日、東日本大震災が起こり、多くの犠牲と被害がありました。石巻は震災以前より産業が少なく、若者が地元に残りたいと思っても仕事を選択する事ができずに、地元を離れざるをえない状況がありました。「若者の地元離れ」をITの力で少しでも抑え、1人でも2人でも地元に残れる環境づくりをしたい。永続的に石巻市にITを根付かせ、新しい産業を作りたいとイトナブ石巻は活動してきました。

被災地に向けてのランイベントはたくさん開催されていますが、より気持ちを目に見える形にして被災地の方に届けたい。参加した人が走った距離を積み重ね、ひとりひとりの想いをより大きくして届けようと、サイトやアプリ、SNSなどITの力を使い、届けるランイベント「Run311」を2012年3月から始めました。『被災地と共に走り続けたい』という想いから毎年開催し、参加者総数は8000人を超え、参加者全員の総走行距離は78,735kmにもなりました。日本だけではなく、世界中の方々が参加して頂き、東北へ想いを馳せながら走って頂きました。